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アニマルコミュニケーション 保健所引き上げ犬

少し前に依頼があった、アニマルコミュニケーション。

「この子はなにを感じてくらしているの?」

「好きなものは何?」

「誰が好き?」などなど。。。

30分と言う決まったお時間でしたので

そんなにたくさん聞けなかったのでした。

「わしゃわしゃと大きな手で包まれるように撫でられるのが好きですよ」

これは旦那様がその子の頭をなでている様子です。

何を感じて暮らしている??

これには「とても、静かな毎日を過ごしている」

「吠えることもなく、毎日を過ごしている」

ここの辺りから変だった。

いつもの楽しいアニマルコミュニケーションではなくなってきた。

「何が好き?」の質問に

「お母さんが台所に立っていて、下からその様子を見るのが好き」と様子を見せてきた。

だから「手作り食をされているのですか?」と聞いたら

普通のドックフード。。。

何か、おかしい。

その次の瞬間に頭によぎったのは、冷たい床

そこで震えているこの子の姿。。。

あ。。。

「もしかして、保護団体から引き取られましたか?」と聞いたら

その方が保護団体の代表だった。

その子は保健所からの引き上げ犬で

お年寄りなので、引き取ったと言われた。

そして、今の生活が幸せなのかどうかお聞きになりたかったらしい。

今の生活は楽しい。だけど、今も前のお母さんを待っている気持ちもある。

手作り食を作ってたくらい可愛がっていたはずの子を

どういう理由で保健所に持っていったのか。。。

この子はずっと待っていた。前のお母さんの事を。

本当にせつない鑑定でした。

ただ、ただ代表様のご家族でこの子をかわいがってくださっているのが救いでした。

それがご縁で保健所引き上げの子の気持ちを聞くボランティアをしています。


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