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2023年度 NARA-X体制発表会


2022年度の結果報告

2022年度の目標は以下の2つ
 ①MGC出場権を狙う
 ②G1での入賞

結論から言うと、①は箸にも棒にもかからず、②は達成した。
①については、大井によるチャレンジの2本平均2時間28分での達成を狙って、大阪国際と東京の2本に賭けていた。しかしながら、半年で5本(北海道→金沢→奈良→大阪国際→東京)かつハーフ2本とレースに出しすぎた。奈良が終わった時点で故障ラインスレスレで、東京の時点では故障状態でした。

②については、当初から狙うなら北海道でチャレンジと考えていた。おかげさまで7位に大井、8位に清水と2人入賞できました。奈良県内のチーム所属選手としては史上初めての入賞(奈良県出身選手としては過去に2名で3回入賞)。実業団駅伝に参加していない実業団チームとしては史上初めてのW入賞の快挙でした。

北海道マラソン2022 左8位の清水穂高選手 右7位の大井千鶴選手


2023年度の目標

2023年度の目標は以下の2つ
 ①奈良県記録(2時間35分05秒)の更新
 ②奈良マラソン優勝

①奈良県記録の更新について

チーム創部以来の目標である県記録の更新は、最低限クリアする。
もう30年以上更新されていない。
今年マラソンに本格的にチャレンジする5名全員(大井、清水、大樽、平田、米谷)全員に可能性があると思っています。特に大井と清水は、2時間30分ラインも視野に入れていきたいと思っています。

②奈良マラソン優勝について

奈良で活動している実業団である以上、地元ホームレースになる奈良マラソンのタイトルは絶対に欲しいし、獲らなければならないタイトル。
最大の壁は連覇中の山口遥選手に勝たねばならないこと。
山口選手は昨年の北海道で優勝し、MGCにも出場する日本トップクラスのランナー。今年、奈良で優勝するということは、日本代表クラスになる事と同義。
厳しい戦いになるとは思いますが、今年は4名(大井、清水、大樽、平田)で挑みます。さらに男子で平田コーチも走ります。5名のチーム戦でなんとかしたい。
ホームレースだけに、地元の皆様の応援アドバンテージで戦いたいので、お願いいたします。

チーム活動目標というよりは、地域貢献目標になると思いますが、ここ数年、大阪国際女子マラソンと日程が近かったこともあり、辞退していた都道府県対抗女子駅伝への協力もしたいと考えています。マラソンの合間になりますが、選考レースにも出場させていきたいと思います。

奈良マラソン2022 全員入賞

新入部員の紹介

大樽瑞葉選手

大樽瑞葉選手

実業団選手の移籍加入で大樽瑞葉選手が加入した。神戸マラソン4位4回。
学生時代に日本人選手1位になりゴールドコーストマラソンに招待出場したこともあるマラソン特化型の選手です。
実は大学生の時に、本当は声をかけたかったのですが、当時、NARA-Xには受け入れできるだけの体制が整っておらず断念した選手でした。不思議なご縁で5年越しでNARA-Xへ来てくれました。

森口舞奈選手

森口舞奈選手

中学時代には、全国中学駅伝に出場。高校卒業と同時に引退。
長崎市出身で、少しのんびりした喋り方で、和ませてくれます。
4年以上のブランクがあったものの、どうしてもNARA-Xで競技復帰したいという熱意をアピール。育成選手として入部を認めました。少し時間がかかるかもしれませんが、スピードはあるので、短いところからレース復帰させていきたいと思います。中学時代に基本を徹底されていたのか?フォームに癖がなく、練習がつめてきたら面白い伸び代たっぷりな選手です。

小林亜由佳選手

小林亜由佳選手

チーム内では大井2号とも呼ばれています。
大井選手と雰囲気が似ています。完全な長距離タイプで上り坂が強い。
まだまだ時間はかかるかと思いますが、今まであまり強豪チームではなかったので、伸び代はかなりあると思います。まだ競技実績が足りないので、育成選手での入部になりました。

今年度の登録選手

今年度は女子選手8名(うち2名が育成選手)+男子の平田治プレイングコーチが選手登録を行っています。前項には挙げていないが、一年以上故障でまともに走れていなかった田代がようやく継続して練習がつめはじめた。事実上のルーキーイヤーだと思うので、秋シーズンから楽しみです。

スタッフは、新加入の岡﨑暢マネージャーと藏本博一マネージャーの2名が加わりました。岡﨑マネージャーは、関西学院大学で関西学生駅伝に出場経験があり、藏本マネージャーは大阪ガスで関西実業団駅伝に出場していた選手経験が豊富な2人です。

御礼

今回は例年の奈良市内から橿原市内に会場を変更したにも関わらず、40名以上の方にご出席を賜り、感激しました。
2017年10月に創部した時、大歳と大井のたった2名でスタートしたNARA-Xトップチーム。2019年にNARA-Xアスリーツとして分社化した際には、結果も出ていなかったこともあり、周りから人が消えていき、どん底を味わいました。
少しずつ少しずつ応援してくださる皆様が増えて、今年5月の鳴門で開催された関西実業団選手権には30名も現地応援に来てくださいました。
感謝しかございません。
まだまだ組織的には体裁が整ってるとはいえませんが、今できる最善は尽くしています。
まだ時間はかかるかもしれませんが、奈良から女子マラソンで日本代表を出したいと思っています。
応援よろしくお願いいたします。

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