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End of Software

こんにちは代表の榎本です。アンドリューセンのSoftware eating the worldから14年間、ついにThe End of Softwareという、記事がシェアされるようになりました。この半年間この話を投資家とずっとしているので僕の見立てをnoteに残します。

The End of Software
https://docs.google.com/document/d/103cGe8qixC7ZzFsRu5Ww2VEW5YgH9zQaiaqbBsZ1lcc/edit

AIによってソフトウェアはオンデマンドにつくられる

これまでのソフトウェアは人間が開発を行い(一部は機械的に)、使う時より前に用意されて使うのが一般的です。一部SQLや集計用のスクリプトなどは使う時に書いて使い捨てることもあります。

これからは、AIにお願いしたら作業をしてくれる世界になります。この時に、AIはソフトウェアを生成、実行し結果を返します。2024年6月現在実際にChatGPTで見れるので見てみましょう

このようにPythonのコードが生成され、実行が行われます

 最終的にこのようなExcelファイルが出力されます

このやり方はPythonがわからない「和菓子屋」の職人でもできます。これがAIによるソフトウェア生成です。

LLMはデータベースとつながる

こういうファイルが生成されるだけなのかというと、実はそうでもなく、APIを通じて会計ソフトに領収書を登録したり、幅広くできるようになります。
API接続部分をFunction Callingに登録すれば、今のGPTsでも、依頼したらAPIを実行することができますので、領収書をfreeeに登録したりも実装可能です。

この先は、APIがよりローレイヤーになり、DBやS3などのストレージと通信するようになると考えています。こうなるとアプリケーションレイヤーはAIが必要な時に必要なコードを生成し実行するようになり、開発不要になります。

これまではSaaSという形でアプリは開発されてきましたが近い未来、AIにお願いする、さらにはMTGやメールを見て、自動で作業を行い承認を求める形に、ITは変わっていきます。


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