今更…にハマったうちのボス


前記事で、関ジャム2時間SPのあれこれをお伝えした(まとめただけ)ように、私のお仲間に結構ウケがいいとわかった嵐と松本潤ですが。続きです。

先日うちのボスこと音楽Pから嵐のCDが返ってきました。5×20と、ウラ嵐マニア。ボスとは。音楽全般のプロデュースとか色々をしてくれている40代男性。

カイトをお買い上げしてくれ聴いてくれたところ、嬉しい誤算で嵐の歌に興味を持ってくれ。ベストとかカップリングとかも聴きたい、って言われたのでお貸ししたわけです。


でもアルバム曲も最近のカップリングも聴いてほしい曲はいっぱいあるんだよーというわけで、有料だけどYouTubeプレミアムをオススメしてみた。

と思っていたら、Apple MusicとかSpotifyとかのサブスクで自分から率先して嵐を聴きにいっていた、とのこと。
何それ…スゴイじゃん…


「いやー改めて聴いたら嵐いいなぁと思って。今更ハマるのもなんだけど、いい楽曲が多いし歌がいいんだよ。J-popかと思えばちょいちょいユーロポップなテイストも入ってるんだよね」と。こっちが唖然とするぐらい、ご機嫌で言われてしまった。


こーれーはーヤバイ人をお仲間に引き入れてしまったのでは…😳


最近はIN THE SUMMER🌴が非常にお好みだそうで、「嵐、ああいう歌が歌えるんだね意外だけどいいなと思ったよ」と(私もそれ思った)。

英語も外国の楽曲にも精通している人だけど、英語の発音や歌い方も、いいんじゃない?、とのこと。
ネイティブな発音と歌いまわしで「アメリカの人が歌ってるのかと思った」なんて言われることを一番に目指してるわけじゃないでしょ、聞きとりやすくて丁寧だと思うよ、と。

例えば、と。外国の人が堪能な日本語で歌を歌ってるのをよく聞くけど、日本人が聴いた時に「日本のネイティブみたいかどうか」の基準で発音にケチつけないのと同じで。いちいち「タ行はやっぱりジャパニーズネイティブと違うのでダメですね」なんて思わないし「綺麗な日本語だね」って思うのと同じだと思うけど、とな。(なるほど)
十分発音や歌い回しは指導を受けてるだろうし、そもそも海外のプロが発音や歌い方をチェックしているみたいだから(なんで知ってんの)違和感ないでしょ、と。

例えば、とまだ続く(長い)。

指導する人が変われば英語の発音や歌い回し方も変わるので「自分はもっとこういう歌い方で歌ってほしい」となると好みの問題だよね。日本でも作曲者によってこういう風に歌ってほしい、と指導が違えば歌手の歌い方が変わるのと同じ、だそうな(そりゃその通りだ…)。楽器だってそうでしょ、とまだまだ続くがそれは置いといて。

とにかく、今は車でIN THE SUMMER🌴をぐるぐるかけてるんですと🤣


で。

嵐の楽曲のどこがいいとか作家さんとかアレンジとか音の作り方とか語らせるとそれはキリがなさそうだったので。
とりあえず単純に、かつ、こわごわきいてみる。ついでにメモの為にノートを堂々ととりだす私………💧
「嵐の歌いい?」

第一声は、いいよ!、でした。

以下、記憶とメモ合わせで。

とにかく嵐の5人で歌うために曲が書かれているし編曲されているから5人で歌ってこその嵐の曲になってる、例えばメンバーの誰かがソロで歌っても5人で歌う良さや魅力を超えることはできないだろうし、そもそもなかなか歌うの難しいかも、と思ったそう。

ジャニーズはユニゾンが売りだけど、嵐は思った以上にユニゾンが綺麗で声が素直で変に飾り立ててない。少々大げさだけど、ジャクソン兄弟とかカーペンターズみたいに(たとえが古くないすか)一緒に同じ環境と時を生きてきた兄弟ならではで溶け合う感情とかハーモニーってあると思うけど嵐もそれに近い感じを受けた。長年近くで時間を重ねたり生きてきたりすると、そういう絆とか繋がりが表れるのかな、なんか似てないんだけど雰囲気似てるんだよ、と意味不明な感動をしたそう(ちょっと詩的じゃないですか)。

ハモってるのもいいけど、後半の時期の曲は特に同じ音でのユニゾンのピッチも見事に合ってて聴いてて気持ちよかったし、体とか脳みその深くに響くのと、心の琴線に触れるみたいな感じしない?最近だと「君のうた」とか「カイト」とか、カップリングなんか物凄くそれを感じるでしょ(実は、「Journey to Harmony」「僕らの日々」とか、先日大絶賛していた)。

(あぁそれはとてもわかる…意味もなく泣きそうになるもんね)

意外だったのは、松潤が下で相葉くんが上なこと。
でもよく聞いたら松潤は話す声も低いもんね。相葉くんは低いとは思ってなかったけどあんな高いファルセットが出るとは思わなかった。歌を古い順に聴いていくと最初からそうじゃないみたいだから、歌いこなすことで習得していったか、あるいは音楽スタッフが相葉くんは高い声がいい、って見つけたか。

(どっちもかも…)


個人の印象についてもきいてみた。

大野くんは多分とても日本人好みの声。これは生まれ持った才能で心地よく聴ける声質。ちょっと哀愁があって、例えれば演歌が日本の文化や耳に合うように、日本人の耳に馴染むし伸びのある声。いい意味で丸くてクセがなくて基礎になって他の4人誰とでも声が合う。

松潤は笑い声とか甲高いのに意外と話し声も歌う声も低音がよく響く声質。ハモりも素直だしピッチもいいし、古い曲から聴いていくと一番上達して成長したような印象を受けた。

相葉くんは声量は余りないように聞こえて実は結構鳴りはいいし、音のとり方は安定していて、ファルセットは柔らかい声の出し方で裏声が上手い。相葉くんの裏声が好きっていうファンは多そう(正解!)。

ニノはとても存在感と個性のある歌い方で世界観があるみたいだからソロ向き。でも5人で歌うと一人浮きそうなのに上手く合って浮かないのが彼の上手いところなんだろうし、逆に力強いコーラスが際立ってていい。

櫻井くんは声量と深みでは一番特徴的。ラップの強さにも合ってる。低い太い声もいいけど、どちらかと言うと中音から高音にかかるところで声が伸びて響くし、よく鳴ってるのに驚いたので意外な可能性が見えて面白かった。

(メンバーそれぞれもうちょっと詳しく語ってたけど、メモと記憶力の限界…)

彼は普段から、この人の声はこうだからこういう歌や音域が合うとか、こういう声の出し方をすればもっといいとか、楽器の音も同様、絶対評価をしてくれる人で。誰かと誰かを比較して良し悪し言ったりの相対評価をする人ではないのだけど。

「ちなみに」と「ちなみにこの人の歌や声が一番とかあります?」って訊いてみたら。
案の定「いや」と食い気味にきた。そういう評価は5人で楽曲を成立させている嵐には意味がない。全てにおいてこの人だけが優れて突出してるとかじゃなくて、それぞれこれについてはこの人が一番いいもの持ってる、っていうのが明確にある。それが調和してるから、嵐として上手いな、それぞれの長所を生かした歌い分けだな、と思う。でもとにかく嵐は5人とも声も歌もいいよ、と。

(ワタクシ絶対に顔がにやけていたと思うし、このあたりのくだりで「もう一回!え?もう一回今の…」とか詳しく聞いてメモってたからね…🙏)。

絵だって有名な画家さんの絵を並べてどれが一番上手いかって漠然ときかれても答えられないでしょ、洋服だってどのデザイナーが一番上手いかっていうきき方されても困るでしょ。表現や創作はそれぞれの個性が良さなんだから、結局は自分の好みに合えば、上手い素晴らしい一番だ、って思うものなんじゃないの? 自分にとっての一番でも他の人から見たら一番じゃないことなんていくらでもあるでしょ…と子どもを諭すみたいに言われてしまった(おっしゃる通りで)。

そんな彼は、個人的に興味があるのは翔くんの声で、もっと中音域から上のキーで歌うのが聴きたいそうです。(それな!)


そんな感想を伝えてくれましたが。
何度か途中「これは俺の個人的な感じ方であって正解ではないからね」「違う意見や感じ方に物申すつもりはないし、俺の感じ方は俺のものだからさ」。

大丈夫。そんなことはまっとうな人間なら当然理解できること。
人が変われば評価や感じ方や好みや「一番」が変わるのは至極当然だし、正解や不正解の話ではない…。

まぁうちのボスが嵐の声と歌をとても気に入ってくれたことだけは間違いない、という話なだけで。

特にオチはない。


※ここまでくるとさすがに本人に「書いてもいい?」って許可を貰いました。「誰だかバレないようにしといてね」だそうです🤣

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