To the World

既報である女子野球のワールドシリーズが本年のポニーリーグにおいて開催される。

日本の野球界に於いても大きな話題のひとつとなる盛り上がりを期待しています。

自分は日本ポニーベースボールで撮らせてもらっていますが、住んでいる場所の関係で主に関東連盟での試合を撮らせてもらうことが多く、今年で4年目。少し慣れたかな、という2年目に1年生だった選手が今年は中学最高学年だ。

関東のポニーリーグでは女子のみのチームは無く、各チームに男子と混ざってプレーしているのを見ることが出来るのだけど、体格差の出てくる中学期にあっても試合の中で光るものが見えるのがとてもワクワクさせられる。
どうしても各動作において比べれば物足りなさもあるのかも知れないけれど、試合の流れにおいては単に力がある、足が速いなど、それらだけで活躍が保証されるものではない。
そうするとポイントになるのは自らの能力を発揮出来るかどうかだ。
自分が見て来た女子選手たちはその能力を発揮出来る様に努めて、実際に試合において活躍しているのを目にする事も少なくない。

カメラを向けて映る姿に自分が受ける感情は本当に選手たちが持つものなのか、撮る側の傲慢な主観なのかは分からないけれど、真剣さや悔しさや不安や緊張が見えてくる。と、思っている。

話が寄り道をしがちだけれど、今年のポニーリーグは様々な場面において気の休まらないほど大会があるけれど、それだけチャンスがあると思って選手たちには挑んでもらいたい。
特に新たな取り組みとなる女子野球のワールドシリーズにはより大きな意味や意義があると思って楽しんで、更に洗練して自分の力をぶつけていってもらいたい。

今日の撮影させていただいた試合で、相手チームの監督からもピッチャーにしっかりと対応するように声のかかる中、上手く外野まで運び得点を挙げたバッティングが冴えた1枚。

参加することになれば、きっとワールドシリーズでも活躍してくれるに違いない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?