見出し画像

なおやん社長の人生〜池上彰さんの講演会に参加して感じたこと〜

先日、池上彰さんの講演会に参加してきました。

人前に立つ人の伝える力を肌で感じれたことが僕にとって大きな成果となり、伝える力の本質を知れた貴重な体験でした!

講演テーマ
変わりゆく世界と日本~これから必要な覚悟~


池上彰さんは、どうのような気持で人前に立っているのかな?
僕はこんな意識で参加していました。

・お金のため?
・知名度のため?
・参加者のため?
・家族のため?
・日本のため?
・自分のため?

などなど、考えてみると各々色々な予想ができると思います。

90分の講演を聴いた僕なりの答えを出すとすれば、

"自分のためであり日本のため"


このように捉えました。

なぜそう思ったのかは、僕なりの感じた気持ちを含め伝えさせて頂きます。

先ず、自分のためと思えたのは池上さんの立ち振る舞いでした。
登壇した時から「めちゃくちゃ自然体やん!」と僕は衝撃を受けびっくりしたほど。

会場に500人+ビューイング会場に500人、計1000人の前で池上さんはかしこまる言葉や様子もなく、

「こんな人前で話すのはコロナになって以降初めてで嬉しい」
「僕と同世代も多く参加していることに元気を貰う」
「ビューイング会場で見てくれている人にも後ほど会いに行きます」

など、
こんな自分の感じた気持ちや人を想う言葉から始まるイメージがなかった分、聴いている観衆は間違いなく池上さんの人間味に心を掴まれた瞬間でした。

やっぱり、人は無意識にその人をイメージする癖があるなと自分を通して気づかされます。
僕たちはテレビ越しで観る池上さんをイメージしその人を見たさに足を運んでいるのと同じように。

そんな僕たちを良い意味で裏切る人間味を出したスタートはどこか身近な存在に感じ、それが嬉しくなったり惹き込まれるきっかけとなった空気間を感じました。

これは池上さんが無意識なのか意識的なのかは分かりません。
ただ、自然体でいた池上さんに聴衆側は親近感を感じたのは紛れもない事実。
これが僕は自分らしい人だと思ったきっかけで、一つ目の「自分のため」の答えです。


そこからは、池上さんの得意分野を活かした社会情勢の話題へ。
ロシアとウクライナ戦争について色々な視点で話をしてくれました。

始めは、そんな出来事の話を求めていない僕ですから…(笑)
退屈な話をするの?と悲観的になる自分も正直いましたが…

結果的に、メディアで報道されている目に見える情報の正に裏側の部分(歴史、プーチンの過去など)を聴くことができ、非常に学びとなる興味深い内容で面白かったです。

僕はこの話題をお話されたからこそ!
その後の池上さんが"本当に伝えたいことが相手に伝わるんだ"と確信を得ました。

もう少し分かりやすく言うと、
"人に何かを伝える時には伝える人に対し興味を持つきっかけや空間創りが必要だ"ということです。


同じ話をするのに興味がある人とない人では聴く姿勢が変わるように、人前で話す方は多くの人が自分に興味を持ってもらうための空間創りに意識を向けていると僕なりの答えを見つけました。

実際、池上さんが僕たち聴衆側に伝えたかったことは、

好奇心を持ち続け学び続けよう
そして物事の捉え方を変えてみよう



そう僕は捉えました。

日本でもコロナ含め、様々の社会的概念や情勢が変わっていることに意識を向け、その背景や歴史について好奇心を持ち学ぶ行動へと移してみる。
そうすることで、一つの視点だったものが新しい別の視点からもその出来事に対し捉えるきっかけに変わる。

これは、人に対してもそうです。
家族、友達、会社、お客様すべてにおいて、その人を知ろう(学ぼう)とする好奇心を持ち続けることで、これまで見ようとしなかった新たな一面に気づくことができます。

どこか、この情報社会で簡単に物事を判断するな!と叱咤激励をされたような感覚になりました。

池上さんのいう講演テーマの「これから必要な覚悟」とは、このことを示しているんだと!!


捉え方は人それぞれの中、僕自身として沢山の気づきを頂けた講演会でした。
池上さんのように人前に立つ覚悟は相当なものだと思います。
ましてや72歳!
現役でいらっしゃることが自分の存在意義を感じる場であると同時に、この日本を変えたいと思う責任感と危機感を感じました。

勝手な解釈にはなりましたが、捉え方はその人次第!

僕も世の中の人、企業に気づきを与えるミッションを追行するために、必要な覚悟をしっかり胸に刻み学び続けると決めました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?