これだからITを使うのがが不安なんだよ!!

今は2023年4月12日、14:26分です。

直家さんは愛媛県丹原地区の取材に行きました。

上記の動画の通りです。


これから週末の高知オフ会に向けて、
直家さんは課題が山積みです。

まずは「高知オフ会のネタ練り」です。
次に毎日のYouTube放送です。
そして、最近開設したニコニコチャンネルの会員様向けの放送です。

その他にも、自分の知識を磨くための読書等々、
「そもそも論」的な、日ごろから日課としてやりたいことが山積みです。

嫁の体調のこともあります。

というわけで、
ここは「高知オフ会」までホテルに泊まろうということになりました。


そこで、さっそく嫁はホテルを検索。
定宿の東横インが高知県にだけ無いということなので、
必然的に他のホテルになりました。

まずはGoogle地図を開いて、場所と価格を確認。
そこからたどっていくと、とある予約サイトに行き着きました。

「残り1部屋」という表示が出ていて、
嫁の目には、とてもお得に見えました。

その部屋を予約したのですが、
「残り一部屋」の表示が気になっていた嫁は
メールアドレスを間違って入力しました。
その予約サイトは、予約のための入力をすると、
それがアカウントとして保存される仕組みになっていました。

予約完了後すぐに、メールアドレスを間違って入力したと気が付いて、
アカウントのメールアドレスを変更しようとしましたが、
アカウントを作って間もないことが原因なのか、
全く受け付けてくれません。

嫁はパソコンでクロームを使っていますが
別のアカウントに切り替えて、
上記の予約サイトにログインしてみました。
すると、すでにメールアドレスは変更されていました。

※クロームを使う時に、アカウントを切り替えると、
キャッシュが「別物」と認識されるので、
原因がキャッシュだった場合には、
別アカウントでは問題が起こりません。

そして、予約内容を確認するために、
「旅程」というところをクリックしてみました。
すると、「旅程番号」を求められました。
正しく「旅程番号」を入力しているにも関わらず、
「予約はありません」という内容の表示が出ます。

これは、間違って入力したメールアドレスと旅程番号が紐づいていると
嫁はすぐに気が付きました。
なので、間違って入力したメールアドレスと旅程番号を入力してみると、
きちんと、予約内容が出てきました。

このような行動をとれるのは、たまたま嫁が、
なんとなくサイトの裏側の事情を推測できるからです。


しかし、嫁の両親だったらどうでしょう?

まぁ、無理です。

何が間違っているのかを発見することもできないでしょうし、
仮にメールアドレスを間違って入力したと気が付いたところで、
その間違ったメールアドレスは何なのか、思い出すこともできません。
ましてや、その間違ったメールアドレスに送られた「旅程番号」を発見するなんて、さらに無理、無理、無理です。

通常であれば、この段階でメールアドレス不明、旅程番号不明です。
当然、自身のIDを示す「会員番号」も分かるはずがありません。
さらに土地勘が無い場所の予約を取ったのならっば、
自分が予約したホテルの名前さえ分からないことも
十分にあり得ます。

※嫁は、何かを予約したときは、すぐにスクショを取って証拠を残すか、
メールの受信トレイを見て、きちんと証拠となるメールが来ているかを確認します。嫁はいつもの癖が発動して、予約画面をスクショしていたことと、サイトの裏側の仕組みを予想できたことで、大事に至りませんでした。

話を戻すと、もしそうなってしまったら、どうしたらよいのでしょうか?

当然、その予約サイトのサポートに助けてもらうことになります。

では、そのサポートは、きちんと繋がるのでしょうか?


最近、嫁もよく経験していることですが、
チャットボット(AI)に質問しても、
トンチンカンな明後日の方向の回答が返ってきて、
しかも質問と回答が無限ループを繰り返して、
どうしようもないことがあります。

時にはチャットボット(AI)に
「サポートに問い合わせる方法は?」
と質問しても、意味不明な回答を返してくることがあります。

仕方なく自分でサポートの連絡先を自力で調べて電話をしたら
これまたしばらく待たされて、
挙句の果てに、相手側から電話を勝手に切られるというのも
日常茶飯事です。

もちろん、このチャットボット(AI)の対応は、
嫁が別のサイトで経験したことで
この予約サイトの経験ではありません。

しかしながら、サポート体制は
「きっとこのサイトでも同じなんだろうな」
と思います。


というのは、そもそも、ですよ。

サイトは、エンジニアやデザイナーの作品なのです。
つまり、「初心者が使いやすいサイト」「誰にでも分かるサイト」にしようという気概があれば、そのようなサイトになります。

IT黎明期ならいざ知らず、今はエンジニアがゴマンといる時代です。

そんな中で、技術的に「わかりませんでした」はあり得ませんから、
結局は、エンジニアやデザイナーの気概、心意気の問題なのです。


そういう気概があるなら、
最初から、メールアドレスと予約を紐づけるのではなく、
「お客様番号」と予約やメールアドレスを紐づけるはずなのです。
そして、個人情報のどれかを変更しても、
きちんと予約内容がきちんと表示されるようにするはずなのです。

当然、AIを搭載するにしても、
初心者でも分かるように、誰にでも使いやすいサイトになるように
AIを教育することでしょう。


作られた作品から、その向こうにいるエンジニア、デザイナー、経営陣の考え方が透けて見えます。

IT技術が向上しました。
それは、人々の利便性、幸福が向上するためのハズですよね?


エンジニアやデザイナーは、パソコンに向かっているのではありません。
その先のユーザーという、生身に人間に向かっているのです。


なぜ人はデパートで買い物をしたがるのか?

売っている人の顔を見たいからです。

顔を見せない商売は、時に相手に冷酷になることを知っているからです。


エンジニアやデザイナーのパソコンの向こうにいるのは、
自分の両親やおじいちゃん、おばあちゃん、
自分の子供や子供の同級生や、近所の子供だということを忘れた時、
こういうサイトが出来上がるんだとつくづく思いました。


そして、ITが嫌がられる原因は、
パソコンに付いてこれない世代の、個人のスキルの問題だけではなく、

「顔が見えない」ことから来る「人間性が冷酷化した」世界だということ、

さらにそれを克服するために
「できるだけ顔(or人間性)」を見せようとする努力が見えないから

という嫁の考察に落ち着きました。


逆に、優しさ(人間性)を感じられるサイトを作れるエンジニアやデザイナーは、そうとう引く手あまただと思います。

また、そういう人材になってもらうための
「情操教育」
も必ず必要だと思います。

嫁は40歳を過ぎてから、セキセイインコと一緒に暮らしています。
全く手がかからない部類の家族ですが、
それでも、素晴らしく良い影響がありました。

いくつになっても、遅すぎることはありません。
「情操教育」、大切です!!





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