2023年2月25日 自由が丘駅直結の交番にて

この日、直家さんと和多志は、
自由が丘にあるセキルバーグカフェに行ってきました。

その帰りに、お店を出てすぐに、直家さんが
ダイナースのブラックカードを拾いました。

まずは、場所を記録するために、
拾った場所に立って、お店の看板をメインに360度の景色を撮影し、
次に、拾った場所から一番近い電柱の住所と
電柱の番号を撮影しました。

あとはすぐに交番へGO!

交番のお巡りさんの事務手続きはテキパキしていました。


その手続き中に
「車の給油をしたが、払った料金と車に入った燃料の量が違う」
という趣旨の話をしにきた男性が来ました。

ところが・・・
その方、いつまでも結論を言わない・・・。

お巡りさんに嫌味を言うものの
「調べてください」
とは言わない。

「疑念が晴れないので、被害届を出したい」とかいう
自分の主張も言わない。

ただただお巡りさんに
「察して動け!」という内容の嫌味を言ったりしていました。

お巡りさんも、法律にのっとって動いているわけだから、
「察する」
は法律に記載が無いと思うんですよ、和多志。

もちろん、察して動いてくださるお巡りさんも多いのでしょうけど、
ここまで価値観が多様化していれば、
「察してよ!」
は難易度が高く、相当な無理ゲーだと思うんです。

いかに的確に、自分の気持ちや主張、相手に求めることを伝えるか。

自分の最終目的のための選択肢を知りたいなら、
はっきりそう告げないと、ですね。

そうしないと、相手だって何をしたらよいのか、わからないと思うのです。

和多志から見ると、その方は、
非常にまどろっこしい言葉の使い方をしていました。


とは言っても、その方をちょっと気の毒に思う私もいて・・・

というのは、言葉の使い方なんて、
身近にどれだけ適切な言葉を使っている人がたくさんいたか、
もしくはそういう方との接点をどれだけ持てたか、
によって規定される割合が大きいと思うのです。

残念ながら、そういう環境で育つことができなかった、とか
現在、そういう環境にないけど、
自分の目的通りに言葉を発することができるようになりたい人は
努力するしかないと思うんですよね。

和多志も、努力した部類の人間です。

こういう対応の仕方って素敵だな、
と思う本や漫画をたくさん読んだり、

そういう方の近くにいるように努めたり、

自分で意識をしていると
「もうちょっと適切なものの言い方や表現はなかったのかな?」
と思うことが多発するから、
そういう時に、自分が納得できる答えが見つかるまで考えたり、
参考にできそうな人に、ちょっと質問してみたり。

努力と言っても、そういうことしかくて、
どこかのスクールで手っ取り早く教えてくれるものではないですが。。。

きっとその方の周囲に、適切に言葉を使う方が少なかったのでしょう。
現代のコミュニケーションの問題を垣間見た時間でした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?