Naoya Shibahara

思的なラクガキってこと?

Naoya Shibahara

思的なラクガキってこと?

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最近の記事

騒がしい夜

隣人のテレビの音。 天井の軋み。 外で鉄が揺れる。 それらが壁1枚を通る。 今日は気になる日。

    • 追跡者

      ふと思い出した。 夢に追跡者が現れる。 取り立てに来る。 天国ではすべてが許される。 ショーには終わりがある。 映画にも、眠りにも。 生きて天国に行けないのならすべてを忘れるだけ。

      • 発見する漂流者

        波にもまれ無人島に漂着した男。 誰かに助けを求めるため、男は見つけたボトルに手紙を入れ海に放った。 それから同じように何年も流し続けたが何も返ってこない。 ある日男が海岸へ行くと手紙入りのボトルが大量に流れ着いていた。 一人でいるのは男だけではなかったのだ。 ある日を境に男が流れ着くボトルに気が付けたのはなぜ?

        • あなたが発見するために

          少年は何を作った?

        マガジン

        • 交信シリーズ
          9本

        記事

          ボールがアスファルトに弾む

          ボールがアスファルトに弾む

          Knifeを立てる。

          わからないから努めて冷静に。 すべての可能性が開かれたとき透明になる。

          Knifeを立てる。

          得意不得意

          何かが足りないと気が付く。 音?音楽だと過剰になる。 心地よく集中できる空間を作り出すことに長けている人。 それは性質、気質的に人より敏感であるからこそ不満を持つ。 なるほど。 では自分は?

          Hold HANDs

          高畑功は絵巻物とアニメーションの関係について語った。 接続され続ける紙は絵巻物となりアニメーションとなるか。

          HAND

          教師のいない教室はただの遊び場へと変わる。

          踊り2

          踊る中でどのように他者を発見できるか。 また発見させるか。 自と多が交わる瞬間に現れる壁。 躍らせるということはその壁をできる限り見えなくすること。 一瞬その壁を見せる。 壁を発見したとき自は他を、他は他を認識する? Odori is introduction!

          踊り

          RUDE BOYを見て。 音楽で踊ることに白人も黒人も関係なかった。 踊れる音楽のもつ力。 でかい音で音楽を聴きながら踊るということ。 常識や知識に抑圧された衝動が開放される。 音楽が鳴っている間。 要はみんな好きってこと。 それではラクガキはどうか? 子どもに紙とペンを渡せば絵を描き始める。 踊りと同等の可能性があるのか。 根源的な感覚 洗練や型の前にある衝動。 そうしたくなるって感覚が大事なんだな。

          子どもと猫のもたらす空白

          子どもと猫のもたらす空白

          即興を見て聞いて

          点がつながることで線になる。 線は山を描き谷を描く。 点は大きさを変え面を作る。 面は場を埋め空を描き土を描く。 音のデフォルメ。もしくは模写。 それぞれの音には固有性が存在する。 故意にせよ偶然にせよそれらが重なるとき空間が生まれる。 豊かに重なり合うとき、貧しく重なり合うとき。 豊かに持続する点、貧しく持続する点。 豊かに持続する線、貧しく持続する線。 子供の笑い声。 椅子を引きずる音。 人の出す音。 機械の出す音。 楽器は表現力に長ける道具。 豊かな音が出る道

          即興を見て聞いて

          ぬる湯の中で

          犯罪は他者の自由を損なう行為だと思った。 脅しと教えは違う。 風呂の中でもみんな透明な服を着ているんだなあ。 カポーン。 中学生ぐらいの集団の一人が友達の顔の前でちんちん振って笑ってた。 友達と話したことってほとんど記憶に残ってない。 でも覚えてることもある。 母親が死んだとき俺は見えすぎたから見るのやめたって言った。 でまかせのように出た言葉だった気がするけど、今になると少し意味が変わって見える。 ほかに何をしゃべったか覚えてない。 なぜ覚えているのか。 なぜそれだけ覚え

          ぬる湯の中で

          雨降ってる

          卒業制作を作っていたとき、何のアイデアも浮かばない自分の無力さに愕然とし、図書館の本を大量に斜め読みした。 内容は全然覚えていない。 その中の一冊にショーペンハウアーの意志と表象としての世界という本があった。(ウィトゲンシュタインの意志と表象としての時間と最初に書いて書き直した。ほんとに何も覚えてない。) 覚えてないので内容については触れられないのだが、冒頭がとても印象的だった。 当時の哲学界に対する愚痴と文句がしきりに書いてあったことを覚えている。言いすぎだと思ったぐらい

          天使の声

          エンジェリンは偶然出会った。 はつ恋という曲を聴いたのが最初。 自分の子供のころの気持ちをそのまま曲にしていると思った。 いっとき、itunesストアでベストを買って目覚ましにしてた。 幻惑するサウンドと透き通るボーカル。嘘のようなバンド。 死後のような音楽。悩みも苦しみもおいていった先の。 天使はすべてを肯定し夢の世界へ連れていく。