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北区地域公共交通会議!北区の交通政策を検証する

みなさんこんにちは!さいとう尚哉です。最近街頭演説をしていると「いつもがんばってますねー!」と声をかけていただく機会が増えてきて、大変嬉しくおもいます!褒めて成長するゆとり世代、33歳さいとう尚哉です…!さて、今日は「北区地域公共交通会議!北区の交通政策を検証する」というテーマについて議論したいとおもいます。

先日公開した記事はたくさんの反響をいただき、これまで執筆してきた記事のなかでも注目されている記事のひとつとなります。赤羽南に住んでいるのですが、板橋区にある「前野原温泉さやの湯処」へ移動するときなどにバスを利用するため、自分事として記事を執筆いたしました。同時に街頭演説中に「バスが大変すぎる…」という声を多数頂戴するようになり、赤羽駅のバスインフラはみんなの課題でもあることを認識できました

そんな記事についてコメントを頂戴しました。こうして直接御意見いただけること大変嬉しくおもいます。さいとう尚哉は1日24時間で脳みそもポンコツなのが1つしかありません。皆様から御意見いただくことで、政策立案者としての成長速度を加速できるとかんがえています!

ここでいう地域公共交通会議は、基礎自治体が主体となり地域公共交通についての協議する組織です。同様の組織に法定協議会があるので、両者の差異をまとめてみました。

地域公共交通会議

  • 根拠法令は道路運送法

  • 主宰者は地方公共団体 or 都道府県

  • 協議の事項は地域の実情に応じた適切な乗合旅客運送の態様及び運賃・料金等に関する事項、市町村運営有償運送の必要性及び旅客から収受する対価に関する事項、その他これらに関し必要となる事項を協議する(尚、任意で地域の交通計画を策定することもできます)

  • 協議の対象はバス・タクシー・自家用および市町村運営の有償旅客運送

法定協議会

  • 根拠法令は地域公共交通の活性化及び再生に関する法律

  • 主宰者は地方公共団体 or 都道府県

  • 地域公共交通網形成計画の策定および実施にむけて必要な協議をする

  • 協議の対象は多種多様な交通手段

地域公共交通会議と法定協議会は参加者が重複したり、法定協議会が制定した地域公共交通計画を地域公共交通会議が具現化するという側面もあるため、まとめて運営されることケースもあります

また、地域公共交通といえばコミュニティバスについての会議というイメージがありますが、実際は地域公共交通の将来や利用促進にいたるまで、多種多様なテーマについて協議をするための会議でもあります。また、地域公共交通会議が法定協議会に位置づけられている場合、参加応諾義務や結果尊重義務等もあり、地域公共交通を変革する実行力もあります

さて、地域公共交通会議は北区でも開催されています。直近開催されたものは「令和3~4年度北区地域公共交通会議について(コミュニティバス新規路線導入)」で、書面開催でコミュニティバスについて協議がなされています(書面開催というのがなんとも心もとないような…)。マスタープランである「北区地域公共交通計画」にもとづいて、コミュニティバスについての議論を具体化しているようです。

ここで重要なのは、赤羽駅前にある既存のバスインフラについて協議がなされていないことです。コミュニティバスは北区の交通利便性を高めるために大変重要ですが、利用者数等でみれば既存のバスインフラの改革もかなりのインパクトがあります。

  • ラッシュアワーですら限定的なバスの本数(ラッシュアワーは赤羽駅構内まで行列ができます)

  • 高齢者や子供が転んでしまうようなフルフラット化されていない車体

  • 雨風にさらされるうえに道路まで行列ができてしまう旧式の停留所

こうした課題についても、地域公共交通会議や法定協議会の議題にすべきではないでしょうか?行政と民間が既存のバスインフラを解決するためにチームワークを展開すべきではないでしょうか?

皆様の御意見をお待ちしております!(無知なところもあるとおもうので、是非無理解等あれば御指摘ください。)

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