わかばや史(7) 入社後に突きつけられた現実
2019年4月 社会人生活がスタートした。
とにかく評価されたい気持ちが強かった。
毎日前のめりに仕事に取り組んでいた。
仕事内容は毎日同じことの繰り返し。
同じ品質を保つために同じ作業になることは仕方がない。
交代勤務だったし、12時間勤務の時期もあったりした。
そんな毎日を繰り返して半年が経った。
現場は今の環境に対して愚痴をこぼす人しかいなかった。
もちろん、僕もその1人だった。
そんなある日、、、
「このまま続けていて10年後、自分に何が残るのか?」
ふと頭に浮かんだこの言葉が日を重ねるごとに大きくなっていく。
その背景には「終身雇用制度終了」の文字をよく目にするようになったことも関係していると思う。
追い打ちをかけるようにコロナウイルスがやってきた。
今までの当たり前が当たり前じゃなくなった。
組織にいることに対して焦りと不安が大きくなっていった。
そんな中で僕が出した結論は『個人で稼げるようにならないといけない』
ここから悩みながらもがく毎日が始まった。