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私の愛するクラブがなくなりました

こんにちは、私を知っている人も知らない人もいると思います。私は地元旭川で社会人サッカークラブヴェルデラッソ旭川を応援してきたサポーターです。
なぜしてきたと過去形になっているのかというと、先日クラブがなくなったからです。

突然のことに驚くと同時に愛してきたクラブがなくなる現実や、もう仲間と一緒に選手達を応援出来なくなるという悲しみに打ちひしがれていました。

思い返せば当時まだ21歳だった私がヴェルデラッソ旭川に出会ったのは2016年でした。仲間もいない、周りにこのクラブを知る人はいないなか0からのサポーターとしてのチャレンジでした。
応援の知識もない私は活動前に東京に行ってJ1や社会人サッカーの応援を自分の目で見てきました。

見よう見まねでチャントを作り横断幕を作りました。そしてSNSで発信をし続けて1人でも多くの人達にヴェルデラッソ旭川というクラブがあることを知ってもらいたいと伝えてきました。
札幌での開幕戦は2人になり、試合を重ねるごとに一緒に応援してくれる人が増えていきました。

最初の年は1勝も出来ずに0勝1分13敗で降格というシーズンでしたが、翌年にはリーグ優勝し昇格やコロナ禍ではありましたが全国大会出場というクラブ創設初の瞬間を共有することが出来ました。

選手達も最初は恥ずかしいと感じていた応援も途中からは応援があるから頑張ってこれたと言葉をくれたり試合後に直接ありがとうと言葉をもらえるようになりました。

ようやくサポーターとして応援の形が出来てきたなかでのクラブ消滅というのは生活の一部がなくなった瞬間でした。
選手達は移籍しますが、サポーターに移籍はありません。
愛するクラブに代替はありません、サポーターにとって愛するクラブは1つしかないのです。
そんなクラブがなくなるという悲しみは言葉で言い表せるものではありません。

私の周りに集まって雨の日も風の日も共に応援してくれた仲間、道内外でヴェルデラッソ旭川という社会人サッカークラブを知って応援してくれた全ての人達に心から感謝を込めてありがとうと伝えたいです。

これからについてはまだ何も決まっていないし、クラブのサポーターになることはないと思いますが、選手達が移籍した先でも試合を見に来てくださいと言ってくれたり、北海道リーグの強豪十勝スカイアースの監督長野さんからも北海道サッカーをサポートしてくださいと言葉をもらったので、必要としてくれる人がいるならその人達の力になれるように動いていきたいと思います。

最後に1つだけ皆さんにお願いがあります。
ヴェルデラッソ旭川というクラブがあったことを忘れないで欲しいです。それがサポーターとして最後の願いです。

地元旭川で愛するクラブのサポーターになり応援する夢を叶えてくれたヴェルデラッソ旭川というクラブへ

                      「ありがとう」

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