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できる人は超短眠!を実践してみた

できる人は超短眠!を読んで実践してみたら、短眠が実現できそうだが最後は意思力が必要だと感じた。

勉強、仕事、趣味、筋トレなどをもっとしたい!そのための時間が欲しい!だったら、睡眠時間を短くすることができたら!と思い、堀大輔氏の著書『できる人は超短眠!』を読んで実践してみた。その期間約1か月。その感想を書きたいと思う。

■ 本について
タイトル: できる人は超短眠!
著  者: 堀 大輔
読書時間: 約2時間~3時間で1回読める内容
実施期間: 約1か月間

冒頭でも述べたが、実施してみると最初は実現できそうな感触があった。このままいければ最強だなと思ったし、ショートスリーパーは遺伝によるところが大きいと聞いていたが、それを払拭できるとも思った。しかしながら、睡眠はある意味で気持ちがいい行動、快楽でもあるため、ついついそれに負けてしまうという結果に陥っている。要は思った通りにはうまく行っていないのが現状だ。ただし、この本に書いてある概念は素晴らしく、実施できる可能性はあるので引き続きチャレンジ中である。

■ 本の内容
本に書かれている各章ごとの題字は以下の通り。

1章 睡眠の常識がひっくり返る11の新事実
2章 あなたの夢を叶える『寝ない生活』
3章 実践!短眠への近道
4章 短眠達成のための毎日の習慣
5章 睡魔の取扱説明書
6章 短眠を維持するために

簡単にまとめると、1章では最適とされている睡眠時間が明確にはわかっていないこと、7時間だからいいとか、1.5時間周期がいいとか巷でよく言われていることが正しい訳ではないことが書かれている。さらには、短眠の方が健康にも、頭にも、肌にもいいということが書かれており、まさに常識をひっくり返される。2章では、短眠を実現すると可能になるいいことが書かれている。

3章から実践となる。まず短眠の方がいいということ、これまでの常識(長時間睡眠を良しとする)を捨てるマインドセットを行う。それから7つの項目があり、実践していくという流れ。核心部分でもあるため、あまり書き過ぎるといけないので、詳しくは本を読んでもらいたいが、そのひとつひとつは無理難題ではなくできることが書かれている。今日からでも、明日からでもできる内容である。

4章では3章の具体策を、毎日どのようなポイントに気をつけて実施していくかが書かれている。これも特に無茶なことが書かれているわけではなく、二度寝をしないなどの実践すると簡単ではないことも当然書かれているが、決して実現不可能とは感じられない。

5章では睡魔を分析して、それを飛ばす、避けるなどした方がいいということが書かれている。自分がどのような環境、時間、流れだったら睡魔を感じやすいかを記録し、それを発生させないように気をつけようといった内容だ。今回僕にはこの分析ができても、結局睡魔に負けてしまっていたというのがオチかな、さらにそれにも負けないような工夫が必要なのだと思うけど、現状は難しく、打破できていない。

6章では短眠を阻害する季節的な要因などが書かれており、巻末には実際の受講生の取組結果と、講師のアドバイスが掲載されていた。

■ 実践してみて
最初は4.5時間睡眠にチャレンジしてみた。夜中1時に寝て、5時に起き、日中に2回パワーナップ(20分以下の仮眠)をとるという流れ。

僕は元々朝に強く、それまでも朝5時~5時半に起きることはあまり苦ではなかったので、朝の起床時間については特に問題なくすんなり起きれることが多かった。また、それまで『スタンフォード式 最高の睡眠』も読んで軽く実践していたので、パワーナップについても知っていたし、日中眠くなった時にはよく仮眠をとっていた。(ちなみにスタンフォード式で薦められていたのは日中、5分間でもいいから目をつむる、だった。それで少し睡眠負債が飛ぶとのこと。確かにそれは効果があった。)

本を何度も読んで、それまでの常識をできる限り捨てるようにし、何となく怠くても乗り越えられる、続けていけば大丈夫と思ってやっていた。主に平日は実施できたが、土日になると難しかった。

本には週に1~2回、最初のうちは通常の睡眠時間に戻っても良い、ただし2日連続しないこと、と書かれていた。2週間くらいは継続できたが、ある時から土日の両方をそれぞれ10時間近く寝てしまって、1週間平均の睡眠時間でいくと普段とそこまで変わらないという結果に陥ってしまった。

それからは、子供を寝かしつけた時(土日がほとんど)などに、そのまま眠ってしまう気持ちよさに勝てずに爆睡。朝は早く起きれるけれども、入眠が夜9時とかなのでパワーナップも含めると8.5時間と約倍眠ってしまっていたし、途中海外出張も約1週間あったので、無茶できないプレッシャーと時差もあって、わかわからなくなってしまった。出張中はずっと眠気と戦うなど、結果うまく睡眠をコントロールすることができなかった。帰ってきてからも体調はすぐれず、さらにクーラーをそのままつけっぱなしにしたせいもあり、風邪をひくなど・・・、睡眠以前の自己管理能力の問題だった。

■ 今後の取組
今冷静になってみて、再度挑戦してみようと思えるのは、以下のことを気をつけたら乗り越えられる可能性があると思っているからだ。

① 夜のパワーナップの取り方を工夫する
② 前もって一日の予定を時間ごとに決めておき、それを実施することで自己コントロール感を持つ
③ 週末に長時間の睡眠が必要となっても、1日だけにし、2日連続長時間睡眠はしない

以上のことを実施できれば、達成できそうな気がしている。補足するなら、こうやってアウトプットを心掛けることも重要だと最近感じている。今日、このブログを書いたのもそのためだ。アウトプットして、自分の考えをまとめたり、伝えたりすることで、心と体と頭を良い状態にできると思うからだ。

①は夜の10時~11時ごろに眠気に襲われることがあるのだが、めちゃくちゃ眠い時に仮眠をして眠気を飛ばそうと。これまではしてきた。何度か怖くなるくらいすっきり20分後に目覚めて(そういう時は良くよだれを垂らしていたけど)、以降1時になってもむしろ眠くなくて無理やり寝ていたが、成功?したのは3割にも満たないかもしれない。そのまま眠る、あるいは起きても眠気に勝てずに布団に眠りにいってしまうことがあった。

ただ、すっきり目覚めることができたのもあった訳で、要はどのようにコントロールできるかだと思う。すっきりした爽快感を感じると、確かに本に書かれている通り、パワーナップは1.5時間くらいの効力があるというのも頷けた。ポイントはかなりの睡魔に襲われてからとるのではなく、そのもっと前段階でナップをとっておくことと、何度も練習して睡眠をコントロールできるように訓練することだと思っている。

②は自己管理、他のことの目標達成も含めて、翌日の予定を前日に決めておいて、それを実施していくことでストレスを減らそうというもの。行き当たりばったりだとストレスを感じやすく、睡眠負債?もたまりやすいと肌感覚で思うからだ。日記も下記ながら実施していきたい。

③土日は体を動かすことも多いし、子供と一緒に遊ぶので程よい疲労感もあるから、寝かしつけてから一緒に寝てしまうことが多々あった。幸福感もあるし、睡眠、それ自体がものすごく気持ちいいことでもあるので、つい眠ってしまう。最初のうちは仕方がないが、2日連続を絶対に避けることに気を付けることにする。

以上が『できる人は超短眠!』を読んでみて、実践してみた途中経過とその感想である。長文となったが、これからも実践して3か月後にはあこがれのショートスリーパーになって、再度記事を書きたいと思っている。

ではまた。

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