依存症を断ち切るために

以前から依存症を断ち切ることにチャレンジ中だと書いてきた。本当はチャレンジだと思わない方がいいのだろうが、というよりそうだと認識しないレベルにまで持って行きたいと思っている。

現在でも順調、特に先週末にとある本を読んでからは、さらにその意欲が高まった。また、その本のおかげで、自分の癖であった妄想もやめようという決意に至ることができた。その本とは、

『自分を鍛える!』

まだ一度しか読んでいないが、何度も読み返したい。何度も読み返すべき本だと思う。特に快楽に関する記述と、妄想に関しては、わかってはいたけれども文章で改めて読んでみると腑に落ちた。

快楽というのは際限がないわりに、欲しくなって何度も求めてしまうもの。だからそればかりを追っていてもしょうがないってわけだ。生産性がなく、疲弊していくのみ。思えば何度も風俗やマッサージなどで快楽を味わっても、何の解決にもならなかったことを思い出す。それはこれまで何度も味わい、わかっていたことのはずだけれども、こうして本を読んでみて改めてそのことを認識することができた。

妄想についてもそうだ。むしろ妄想をしていると現実とのギャップに萎えて、精神が疲弊していく。ストレス解消だと感じていたものが、実はそうではなくて、脳を知らないうちにむしばんでいたと考えると恐ろしくなる。小さい頃からよく寝る前に、あらぬ妄想(ほとんどはエロくない内容で、金持ちになったり、ヒーローめいたことをしたりといったもの。エロは単純におかずに世話になっていた。)にふけっていたわけだが、別にそれが悪いということもあまり思わなかったし、そのままにしていた。

だが、その本を読んでからは頭のなかに妄想が芽生えてきたら、いらねぇそういうのってはねのけるようにしている。そうしていくうちに不思議と構想を練ったり、うまくいかない問題の解決にエネルギーを向けるように徐々になってきた。それを習慣化するのには、まぁ3週間くらいだと考えているので、1か月後に自分にどれだけ変化があるかが楽しみだ。

気になればすぐ調べるようになったり、体の調子が徐々に良くなるなどという効果がある気がしている。でもまだたったの数日間だし、結果として現れるには虫が良すぎるという話だ。

もしかすると、どんだけ今まで妄想してきたんだよって、またこれまでのことを後悔する感が出るかもしれない。これまでの妄想で一番多かったのはダントツに、過去に戻ったら何をしよう、というテーマだった。今でも度々過去に戻れたらと考えてしまうけど、まぁたぶん無駄だろう。思い返して何かの発想の種になるものもあるかもしれないが、それはそういう頭の使い方をしたときだろうし、無駄な妄想は無駄だ。一瞬後悔が芽生えても、それは良くある話。だれでもある話。

また折を見て本を読み返してみよう。さらなる新しい気づきがあるかもしれないし、ないかもしれないけど。



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