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中小企業診断士への道

中小企業経営・中小企業政策 人材不足の克服

目下勉強中の中小企業診断士。そのなかで中小企業経営・中小企業政策のスピードテキストを読み、学んだことをアウトプットしていきたいと思う。

人材不足は中小企業の約半数が不足感を抱えているという重要な問題。特に事業展開を成長・拡大路線で考えている企業の約60%が中核人材、労働人材ともに不足感を感じている。主な理由は仕事量の増加と従業員の高齢化である。

中小企業における人材の採用については、昇給や昇進等の人事評価制度の整備だけではなく、時間外労働の削減や職場環境への配慮など、働きやすい環境の整備もあわせて行うことで、より効果を発揮すると考えられる。

① 仕事と介護の両立
介護を行う者のうち、無業者の3割近くが就業希望をもっている。
(介護をしている無業者は266万人 → その3割 → 79.8万人)

中小企業が考える両立支援にあたっての課題は、従業員間の公平性の確保をあげている。

② 多様な人材の活用
女性・シニアの活用 → ただし、労働力人口比率と就業率およびミスマッチ解消時の労働力人口比率を見ると、女性もシニアも完全雇用の状態に近く、労働力の供給源としての余地が大きいとは言い難いようだ。
(このあたりは正直言うと、まだ僕自身よく理解できていないところ)
しかしながら、出産、育児によって退職した女性で潜在的に就業希望を持っているにも関わらず、育児によって働きたくても働けない、という人は多いのではないかと資料から読みとれる。
シニアの活用については、わかりやすく、定年後も働きたいと考えてる人は約3割に上り、そのうちの14%は前職の知識や技能を生かしたいと考えているそうだ。ただ、実は健康を維持したいと考えている人が22.1%と最も多く、そういうアピールで人を呼び込むのも良いかもしれない、と個人的には思った。
また、副業についても触れてあり、非正規職員が掛け持ちしている割合は兼業・副業を行う者全体の4分の1以上を占めているそうだ。

③ アウトソーシング
中小企業は大企業に比べてアウトソーシングの割合が低い。バックオフィス業務で大企業44.4%に対して、中小企業31.2%。専門業務で大企業39.1%に対して、中小企業19.7%である。
特に今後は新たな業務委託の手法のひとつとして、クラウドソーシングの市場規模は飛躍的に拡大する見通しとのこと。

個人的な考えでは、働き方に柔軟性を如何に持たせつつ、社内での公平感を損なわないように、介護をしている方と育児中の女性を雇用できるようにすれば良いのではないかと思う。ではどうやって?ということをもっと深く考えなければならない、ということで今日はここまで。

ではまた。

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