見出し画像

オムライスとかつ丼が看板メニュー?の町中華

かつ丼 中華料理 登喜和@西新宿


 会社は中野坂上にあるのだけど、時間に余裕があるときは丸の内線の西新宿で下車して、中野坂上まで歩くことにしている。
 50歳も過ぎたので、多少はダイエットや健康のために散歩というか歩こうという思いでやっているのだが、歩いたら歩いたで、たくさんのお店の前を通ってしまうことになる。グルメ的には最高なんだけど、ダイエットと健康にとっては完全なる敵ばかりが目につく。

 西新宿から中野坂上へと歩く青梅街道沿いには実は結構そそるお店が立ち並んでいるのだ。
「切麦や甚六 西新宿成子」
「麺屋武蔵 五輪洞」
「ステーキライスとカレーの店 センタービーフ西新宿店」
「味噌ラーメン 百庵」
「ラーメン大戦争 西新宿店」
「もうやんカレー  西新宿ダイニング店」
「たまねぎ本舗さすらい屋」
 まあ、ぶっちゃけ、全部魅力的なお店なので、全部入っちゃってるんだけどね。

 それでもこの強豪たちを退けて、中野坂上に行くまでの道すがら、最も足を運んでいるのは「中華料理 登喜和」だ。

 このお店、もちろん中華料理なので、普通にラーメンや定食なんかも充実してるんだけど、客の8割がかつ丼か肉ピーマン炒め丼かオムライスを注文している。まあ、肉ピーマン丼は豚肉の青椒肉絲丼といえるので中華ではあるのだけどね。それでもかつ丼やオムライスを注文してしまう感じは入ってみればきっと理解してもらえると思う。
 闇金ウシジマくんに出てきそうな昔ながらのオムライス。ちょっと食べてみたくなるよね。かつ丼も町中華のかつ丼って、美味しいしボリュームあるから頼んでみたくなっちゃうよね。しかも、どっちもボリュームありつつ、結構旨いんだな。ちなみにお店の名誉のためにいうと、野菜炒めとか麻婆茄子とか餃子、焼売、五目炒飯、広東麺、どれも旨いです。

 それでも僕も多分にもれず、登喜和に行く時は、かつ丼か肉ピーマン丼を食べる。

 かつ丼、旨いんだよね。すげー旨いか?って聞かれたらまあ80点くらいなんだけども、まあボリュームのある普通の美味しいかつ丼なんだけども、なんか満たされるヤツなんだよね、うーん、癒されるって感じかなぁ。こういう普通のかつ丼が食べたかったんだよなーと心底思わせてくれる感じ。松のやとかかつやでもない家庭の手作りかつ丼に近い優しい感じっていうのかな。普通のそば屋のかつ丼っていうのかね、なんだか心にちょうどいい感じなヤツというのがここのかつ丼。本当にときどき無性に食べたくなるんですよね。

 パンチを求める時は、間違いなく肉ピーマン丼。これも旨い。こっちは優しいというのではなく、味濃いめのパンチ強め。ご飯の量が倍あっても味的には完食できるくらい。渋谷「兆楽」のルースーライスを想像してもらうとわかりやすいかも。僕的にはルースー焼きそばが好きなので、登喜和でも肉ピーマン焼きそばっていうのをやってほしいのだけど、メニューにはないんだよな。
 今度、思い切って肉ピーマンの焼きそばできませんか? って聞いてみようかな?
 本当にできてしまったら、また通う回数増えちゃうけど…。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?