続・Youtube顛末記

さて、ということで、TASCAM iM2を無理やり延命させるのは結構大変だという結論に達したので、新たにEOS7D2に接続する外部マイクを検討しはじめた。あちこちの評判を見てみるとどうやらTASCAMのDR-07Xが評判良いらしい。レコーダー単品もあるが、買ったのはアクセサリーがそこそこ付属したセット商品。

TASCAMセット

DR-07Xは、最近流行りのASMR界隈でも活躍しているらしい。炭酸水のシュワシュワ音とか、何かを食べる咀嚼音とかを楽しむものらしいが、ジジイにはまあ何が良いのかわからない(笑)。わからないものにとりあえず否定から入るのはかっこ悪いのでまあ否定はしない。ただ、ジジイが若者のやっていることを全部等身大でわかろうとするのも気持ち悪いだろうと、自分が若者だった時の記憶があるので、「へぇ、変わったことするんだねぇ」と適度な距離を取っておく。

ちなみにこれをカメラにマウントするに際してはできればフローティングしたい。カメラが三脚固定ならばなくても良さそうだが、それでもフォーカスモーターの作動音とかを拾う可能性があるので、できるだけカメラと離したいし、モーターに付随するカメラからの振動も遮断したい。で、こういうセットになる。マウントはBOYAのBY-C10という商品。それに3.5ミリステレオミニプラグのスパイラルケーブルも買った。ちなみに下の写真のレコーダーはDR-07Xではない。

セットアップ

もしかしたら、マイクはカメラより前方で独立してスタンドポットに乗せる方式になるかもしれない。音的にはその方が安全だ。ただ別々に三脚を立てなくてはいけないので、機材とセッティングの手間が増える。長いケーブルはレヴォーグで失敗した時、TASCAM iM2用にすでに買ってある。マイクが画角に入ってしまうがまあそれは仕方がない。今までもそうだったし。

DR-07Xは相当感度が高いそうなので、カメラ位置からでも結構録音できるかもしれない。であれば三脚は1セットだけで済むので、機材が減って助かる。それとDR-07Xで内部録音も録っておけば、万一カメラ側の音に問題があっても、別録りの音声ファイルは確保できるはずなので、今後は保険のためにSONY HDR-MV1を回さなくても大丈夫な気がする。

色々上手く行けば、マイクの指向性の恩恵でカメラの音は拾わない可能性もあるけれど、そういうところはやってみないとわからない。

それと真正面からの固定撮影だけでは、画面変化に乏しく、編集で困るらしいので、サブカメラが2台必要だ。ボクのサブ機にPowerShot G1X2があるので、これをインタビューのデスク上に置く、センターにメーカーの人に座ってもらい、五朗さんのコンデジと合わせて、左右サイドそれぞれを2台のコンデジで表情のアップを押さえておくという寸法だ。

画像3

エネループ4本と小さめのモバイルバッテリーも買ったので2.5万円オーバー(笑)。まあそのくらいならば。

しかしやがてジンバルも欲しくなるだろうなぁ。スマホ用のヤツなら5000円くらいで買えるけれど、一眼用のヤツは5万円コース。それは贅沢なので少し我慢。

しかし、月曜夜に商品が到着した翌火曜日には、すぐ撮影だ。色々セッティングとかやって、使える状態にして、寝る暇があるのかどうかが危ぶまれる。そりゃ準備が悪いからかもしれないけれど。

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