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【紹介】何を学べばいいのか迷子になっているインストラクターへ〜比較解剖学のススメ〜

今日パーソナルトレーニングにいらしゃったインストラクターの方も、ご自分の体の不調の原因が分からず悩まれていました。

結局は脚長差と前捻角という骨格特性が一番影響が大きく、補填によってかなり歩容は改善し、これから修正によって不調は取れると思います。

さて、多くのインストラクターの方が解剖学の勉強をしています。最近では脳科学や生理学の勉強も医療者並みにされている方もいいですね。

でも、でもです。それがトレーニングや運動指導に直接役に立つのでしょうか?不調を持ってこられた方の解決につながるのでしょうか?ボディメイクなら、必要な筋肉負荷を変えるということなので、解剖学と生理学でいいかもしれません。

でもお客様は、不調で来店される方も多いですよね。その不調は筋肉を鍛えれば改善されるのでしょうか?

必要な学びとは、障害や不調の発生メカニズムについてです。

そして、不調がなぜ起こるかといえば、正常から逸脱しているからです。ということは正常とは何か?ということがわからなければいけません。

・正しい姿勢
・正しい歩き方
・正しい動き方

しかしこれらは定義するのがとっても難しいのです。今常識的に広まっているものもかなり怪しいものばかりです。

大切な視点は、物理学比較解剖学です。

物理学からは「関節のニュートラル」という概念が生まれます。比較解剖学からは、「ヒトの骨格の特徴や進化の方向性」と、今ある姿の意義が分かります。

残念ながらこの本を読めば大丈夫というオススメ書籍は今はありません、、、。僕もひたすら関連する書籍や文献を読みまくりました。自分でその中から大切な部分をまとめ、自分の臨床経験と絡めて理解しています。

今後、物理学や比較解剖学からみた正しい姿勢などの本が書けたらいいのですが、まだまだニッチな世界なのでこのブログが一番発表するには最適かなと思っています。

先ずは、第一弾で比較解剖学についてまとめました。よかったら参考にして下さい。今後シリーズ化してまとめていきたいと思います。また、なぜ臨床に運動指導の現場にこの視点が必要なのかもまとめますね。

僕も手探りでしたがやっとまとめられるくらいの情報量と理論になってきました。何を学べばいいのかわからないインストラクターの方々、運動指導の方々の指針になれば嬉しいです。頑張ってもっとまとめて啓蒙します!


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