【日記】ギャグから見る達観視点
僕はここ10年くらいTVをほとんど見ていません。子どもの教育テレビはいくつか見ていますが、、、。
僕の中でのギャグと言えば、「エンタの神様」止まりなんですよね。その中でも特に一発ギャグで記憶に残っているのが以下の2つ。
そのギャグを俯瞰してみると、かなり達観してて真理ついてるなぁと思ったのでシェアします。
【どうでもいいですよ】
だいたひかるさんの一発芸ですね。動画は公式のものがなかったので載せられないですが、覚えている方はいると思います。
シュールなギャグですよね。確かにどうでもいいかも的な共感を生むネタだったように思います。
【そんなのかんけぇねぇ】
小島よしおさんのギャグですが、子どもたちの中で大流行りしていた記憶があります。僕の子どもたちもクレヨンしんちゃんの映画で出てるのを見てリアルタイムじゃないですけどハマってました。
水着というインパクトは凄かったですが、、、。今はYoutubeで数学の先生としてもご活躍されているとか。
【価値観という不確かさ】
僕たちは常識や偏見を持っています。その背景には、価値観が存在しています。いい悪い、上下というのには基準が必要です。それが価値観です。
貴重なものは価値があり、貴重でないのもには価値がない。金には価値があるけど鉄には価値がない。
でもそれって人の勝手な判断ですよね。鉄は文明にはなくてはならないものですし。そこに価値がないというのはおかしいですよね。そこにとっても感謝してもいいわけです。
人は驚きや感動に価値を感じるので、珍しいイコール価値があるになるのです。それはそれで反応ですから当然です。でもですね、そういう反応に基づく価値観は時に欲望に翻弄されるわけです。感動や驚きが欲しいがために、薬や過剰な刺激を追うようになります。それが依存症であり、虚構を求める欲望です。
単純なメカニズムですが、動物としてこの本能にあがらうことは結構大変で、だから宗教的な戒律や道徳や倫理というものを作ってきました。自律ですね。まぁ「言うは易し行うは難し」で、難しいことですが、、、。
上記のようなことはある程度の大人になれば経験的にも分かることです。そこで、ギャグが無意識的に腑に落ちるのではないでしょうか。確かに、人の作った価値観なんで、「どうでもいいですよ」、「そんなのかんけぇねぇ」と。
真理を難しくいうのは哲学者。真理を面白おかしくいうのが芸人なのではないでしょうか。最近はサンドウィッチマンのネタをYoutubeで見るのにハマっていますが、面白いですね。一発芸ではないですが、言葉遊びが面白い。
お笑い第7世代という言葉を聞いたのもほんのこの前でチンプンカンプンでしたが、これからどんな一発芸が出てくるか楽しみです。
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