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草花あそび図鑑🌿イスノキ(ヒョンノキ)

イスノキは別名ヒョンの木ともいいこの別名の由来は
虫瘤を子どもたちが使った時の「ひょー」という音が由来になっています。
モッコクなどに似ている木は材質が硬く、イスノキの材は比重1.0前後で、中には水に沈む材もある。カシやリュウキュウコクタンと並ぶ日本有数の重さと硬さがあり、木目も美しいことから、木刀、小刀、そろばん、盆、杖、箱、三味線や三線の棹、拍子などに使われる。梳櫛(すきぐし)の材料になったことから、髪を洗って頭髪を整えることを意味する「ゆする」が転訛して柞(いす)となったという説もある。

葉の表面にはイスノキアブラムシなど10種類以上のアブラムシとダニが寄生し、これらによって刺激されたイスノキの細胞が異常に発育することで瘤状の虫こぶ(虫えい、五倍子ともいう)ができます。これがそのまま草笛になります。

虫瘤笛

いきなり、吹くと
中からいろんなよからぬごみが顔にかかるので
初めは綿棒で中を掃除するとよろしいかと

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