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泥団子例のブツに採用されてた件


むむむっ!聞き捨てならない


泥団子をせっせと毎日磨いている。
土を触ってるとなんだか落ち着くのだ。
「無」になれる。

これを悟りというのだろうか…

遠くに
鳥のさえずりと
子どもたちの声が聞こえる
(実際は真横です。ちゃんと仕事はしとる)

「こないださ、じいちゃんちいって人生ゲームしてたら、「ひかる泥団子の作り方を教えてもらう 1000円払う」ってマス目があってさ…」

…ん

…んん??

人生ゲームに?

ついに泥団子が!???

人生ゲームの歴史

人生ゲームは日本では1968年に発売
様々なテーマのものが発売されたが
オリジナルシリーズとしては
現在8代目である

人生ゲームは
言わずと知れた。紙すごろくの発展形であるが、ルーツは1860年ごろにアメリカで生まれた聖書を元としたマス目を進むすごろくのようだ。

毎回、大学や受講生に自分があそんだ「伝承あそび」は?という質問をしてるが
今まで1人だけ「人生ゲーム」と答えた子がいた。

「伝承あそび」とか「昔遊び」というと
大概、独楽とかけん玉、おてだまとかおにごっこ
…つまり
時代が変わっても
そのイメージは変わらない。

しかし
人生ゲームも、100年であれば
すでに伝承されてきたあそびであるとおもう。

人生ゲームの特徴としては
なんといっても
時代を反映させたその「マス目」にある

ざっとみるだけでも
こんな感じ。

その時のブームを感じることができるツールは
私の中で
「人生ゲーム」と
「こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)」
くらいなのだ。

例のマス

調べてみると
ひかる泥団子のマス目は

「2024年版」という、フラッグシップモデル(オリジナル版)の最新バージョンにあることがわかった。 

以下説明


時代を反映する「お宝カード」には「デジタルアート」「フォロワー8万人」「超高性能VRゴーグル」などを新たに追加しました。そしてマス目コピーには「羊がとなりの家のランを食った」や「火星から使者がきた」など初代から続く伝統的なマス目のワードを引き続き取り入れているほか、「昆虫食」「キャンプ場」「サブスク」、また「リモート会議」「サウナルーム」などのトレンドワードをフラッグシップモデルにも取り入れました。



そう。まさに時代を反映してるのだ
つまり
「昆虫食」
「キャンプ場」
「サブスク」
「リモート会議」
「サウナルーム」

そして
「泥団子」

やばい。時代がきとる
興奮がやまない


泥団子がついに人生ゲームに…
べつに私のもんではないけど
ひとりかってに感慨深い…
泣きそうである。

募集してみた

というわけで、
どこかの児童館でも個人でもええんですが
人生ゲーム2024年版をもっているかた
「ピカピカなドロ団子の作り方を教わった」
というマス目の写真をください!!

見たら泣いちゃうかも
#急募
#人生ゲーム2024
#ヒカル泥団子

とSNSで募集してみた。

そしたら…

きた!!

では見てみよう

(ナニコレ珍百景の音を思い浮かべてください)

ジャジャーン!

「ピカピカなドロ団子の作り方を教わった。💲1000はらう」

ホンマにあった!!

ずっとこの話してたら、
発言してた本人のお母さんが
広島のおじいちゃんちに連絡して写真もらってくれたw

実際にみてみても
感慨深い。

「ひかる泥団子」がここまで
メジャーになったことを
1人の子どもに伝えるものとして嬉しく思う。

一方で
「1000円払う」ということは
どちらかというと
ここでの「泥団子」は
どちらのニュアンスもあるが
陶芸の土でつくった団子をイメージしているのかもしれない。


本人は、
人生ゲームのなかで1000円払わなあかんのに
六甲道児童館なら、お金別に払わんくても教えてもらえるから
みんなここにこればええのに
というてた。

今はなんでも
お金を払って
「体験」を買う時代なのかもしれない。
しかし、
一昔前は
自分で面白さを見出して
様々な困難も含め
「経験」を子ども自らもとめていた

泥団子は
その辺の土が宝物にかわるツールだ。

いつでも知りたい人
うちの児童館においで。

一緒に泥団子つくろうや!

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