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再スタートのきっかけ。

どうも皆さん、お久しぶりです。またまた投稿期間が空きました。

なんやかんやで忙しくなって、自分の状況が大きく変わった1年を過ごしていました。
昨年は2,3本しか記事を投稿できていなかったのにも関わらず、ありがたいことにめちゃくちゃフォロワーが増えていました。正直とっても驚いています。

そんな自分ですが、この5月から活動に関して一気に方向転換をすることになりました。今回はなぜ自分が活動の方向転換を行うことになったのかについて簡単にまとめていきます。

それまでの活動について

まず、そもそも自分はどんな活動を行っていたのかから振り返ります。

主な活動としては「MuchU LIVE」という配信アプリにて2022年5月頃からライバー活動を約1年行っていました。

そもそも、「ライバー」というお仕事というのは

ライバーとは、ネットライブ配信アプリを使って、ライブ配信収入を得ている人のことです。

https://www.somethingfun.co.jp/liver-marketing/liver_column/liver-sikumi

となっています。YouTubeと違って動画を編集する手間がなく、ライブ配信による投げ銭(事務所や配信アプリによっては時給もあるらしい)で収入を得ることができるため、近年YouTuber以上に注目されている職業です。

そんな職業を会社員とともに始めるきっかけになったのは今の所属している養成所からのお誘いでした。
シンガーとしての活動をする上で、自分のことを知ってもらう必要があるのは分かっていたのですが、何をして良いか分からない状態でした。
もともとしゃべりには自信があったし、ラジオが好きだったからPodCastでもやろうかな~と思っていた矢先にこのお話が来たのです。

養成所での説明会を受けたところ、「これならPodCastみたいにお話も出来るしお金ももらえるからやってみようかな」というふわっとした気持ちが浮かびました。

そんなこんなでライバー活動を始めてからは歌配信を中心に雑談、料理、お絵かき、講義(?)などいろんなことを行ってきました。ありがたいことにファンになってくれる方も多く、イベントでは沢山の方からご支援を頂くことができました。

他にはtiktokやYouTubeにて自分の歌唱動画をアップするなどシンガーとしての自分を発信する活動も行っていました。
実際、自分の中では動画投稿よりも配信アプリによるライバー活動のほうが手応えは感じていたと思います。特別歌はうまい方ではありませんでしたし、皆さんとの会話やリアクションを楽しんでいただけるので、ライバーというお仕事にどんどんのめり込むようになりました。

活動を続けていく間に沢山の出会いもありました。
同じ養成所の仲間やシンガーソングライターをしている先輩方、地下アイドルの子、歌い手さん、俳優さん、仕事をしながら雑談だけでライバー活動を行う方…この1年間で多種多様なとお会いすることができました。

方向転換を決めたきっかけ

約1年と楽しく順調に進めてきたライバー活動でしたが、今年の3月末に活動の方向転換を決心しました。

ライバーさんたちの凄さ

たくさんの方との交流や自身の活動で一番実感したことは「ライバーって凄いお仕事なんだな」と言うことでした。
リスナーとお話しする、歌うなとのお仕事であることから「楽そう」と思われる方も多いと思います。実際は、リスナーさんの楽しませ方を研究、実践やお話を聞く姿勢、歌をやるならリスナーさんの心を掴むような曲の選出や練習もライバーとしてのお仕事になります。
もっと言えば、リスナーさん獲得のためにアプリ内をあちこち奔走すること(自分も例外ではなかった)もライバーのお仕事の一つだと思っています。
いろんなところに名前を売って、「自分」というサービスを提供し、ギフトという形でお金をいただくために日夜考えて行動するライバーの凄さを2022年の間にたくさん感じ取ることができました。

本当に自分は音楽を続けたいのか?

歌を歌うライバーとしての活動を行っていくと、ありがたいことにライブハウスで歌う機会も増えてきました。今年に入って2回ほど出演したのですが、「何のために歌っているんだっけ?」という疑問が出てきます。
リスナーの方が一度来て下さりましたが、基本は家族や養成所の後輩がほとんどで正直「自分の力で集めたお客様が来た」わけではありませんでした。リスナーさんにもそれぞれの生活があるので「出るライブ全通してくれ!」なんてなかなか言えません。特に遠方に住んでいるリスナーさんは高い交通費もかかるため、一度ライブに来るってなるとかなりの出費を要求させることになるのです。
さらに、周りもノルマに困っていてお客様がいないことが多く、自分自身もそれなりに高いノルマやフライヤー、CD制作の費用も自腹だったため、出演するたびに赤字or収支ゼロになる状態でした。

レッスンにも費用がかかる、養成所を卒業しても事務所所属費がかかると言われている、その上で毎日の生活費がある…カツカツの生活をしてまで自分は音楽を続ける必要ってあるのかと自問自答する日々が続いていました。

周りには凄いクリエイターがいるのに評価されにくい現実

配信アプリに限らず、自分がお会いした方には自分よりも歌がうまくて、おしゃべりが上手で、素晴らしい世界観を持って楽曲や動画を制作するクリエイターがわんさかいます。
飛び抜けて凄い人達はメジャーデビューからより大きな夢に向かったり、多くのファンに囲まれていたりしていますが、そんな人と巡り会えるのはかなり稀のが現状です。
コロナ禍や5Gの普及で配信アプリ業界は今大きく注目されています。実際に大手のライブ配信アプリでは名前を聞いたことがある芸能人の方が参入していました。そうなると、まだ名前が売れていないミュージシャンやクリエイターの方は実力があっても余計に埋もれていく状態になっていくのです。

まとめ

今までMuchU LIVEでのライバー活動を経て、以上の3つを目の当たりにして来ました。自分でもライバー活動を行いながら「世の中にいる凄い人達をもっと世に知らしめる仕組みって作れないかなぁ」と考える日々が続いていました。
いろいろ考えた結果、この5月からいくつか挑戦することを決めたのですが、それは次の記事にまとめますので楽しみにしていてください。

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