アフターセブン放浪記 第2回「立ち飲み居酒屋」


立ち飲み居酒屋。
普通の居酒屋でしたら友人や同僚と行く機会は多いのですが、
こういうスタイルのお店は私は選択肢として選ぶことは少ないので、立ち寄る機会が少ないです。
というのも、私は居酒屋というのはアルコールをエネルギーにして気が置けない友人と会話を楽しむ場だと思っています。
立ちながら話をしていると体は疲れてきますし、机に置いているものを取る際にどうしても身をかがめる必要が出てきてしまいます。

ただ、最近全く立ち飲み居酒屋に入っていなかったので、そういう固定観念は今お店に入ってみたら変わるかもしれません。
ということで、渋谷にある某立ち飲み居酒屋に入ってきました。



ということで午後7時半ごろに入店。
とりあえずビールを頼んで、小鉢をいくつか注文することに。

クリームチーズとはちみつのクラッカー。
トロトロに溶けたクリームチーズと甘いはちみつがマッチしており、クラッカーによく合います。
正直、これを食べるためだけに立ち寄りたいレベルで気に入りました。

オニオンサラダは醤油風味のドレッシングがかかった薄切り玉ねぎと鰹節があっさりとしており、箸休めとして最適でした。
もつ煮は逆に醤油のタレでじっくり煮込んだもので、濃い味付けで飲み物がよく進みます。

そしてマグロの刺身。
なぜかけっこう脂が乗っており、マグロの刺身というよりは牛肉の刺身を食べているような不思議な感覚でした。
私の舌はけっこう鈍いので、これが質が良かったのか悪かったのかは明言しないことにします。

出された料理については、値段相応ではありますがそれなりに良かったと思います。(これで合計2000円弱でした)

しかし、このお店は渋谷という土地柄のせいか非常に店員の質と客層が悪かったのが残念でした。
ホールスタッフはやる気が見られない留学生とみられる若い方で、料理や飲み物を置く際にドン!と乱雑に置いてきました。
また、隣にいた客も店員にイライラしてるのかブツブツ文句を言い始めて横で聞いていて気分がいいものではありませんでした。

もっとも、フロアを見回してみたところ一人で来ている客は私以外全員イアホンをして
動画を見たり音楽を聴いたりと自分の世界に入っていたため誰もそういうところを気にしていなかったのかもしれません。

立ち飲み居酒屋は居酒屋として楽しむよりは、安く居酒屋メニューを一人で楽しみたい人のために存在しているのかもしれません。
一般的な居酒屋は一人で入りにくいというのはあると思いますし、家と違って飲んだ後に片付ける必要もないのでそういった点では勝っているとは思いました。

今回はたまたま店員の引きが悪かったのかもしれませんですし、料理自体はそこまで悪くなくコスパは良かったのでお店の名前は出さないようにしています。(写真を見て分かる人もいるかもしれませんが)

私はTiwtterでは良かったお店の報告しかしていませんが、当然ハズレのお店を引くこともあります。
ネガティブな意見をSNSに流すときはそれを好きな人が見るかもしれない、という覚悟がいると考えているため
基本的にはよほどのことがない限り書かないようにしています。

ただ今回はレポという性質上、マイナスポイントがあるからと言って全部ボツにするわけにもいかないのでこういう形式を取りました。

しかし、立ち飲み居酒屋というものは自分とはまったく縁がない世界だとは思っていましたが
一人で居酒屋メニューを気楽にサクッと楽しみたい時の選択肢としては有りだと思いました。

こういう私の凝り固まった固定観念をほぐすためにも、やはり色々と飛び込んでみるのは続けていこうと改めて思いました。
特にはちみつクリームチーズは美味しかったので、ビール飲みながら食べるために10分くらい入ってもいいかなって。

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