PCR検査を受けてみた

都内で無料のPCR検査を受けられることをTwitterで知ったので行ってみた。今回はその報告である。

(早出していたので)15時過ぎに職場を出て検査場のある渋谷へ向かった。ハチ公口から神宮通り(公園通り)を通ってニトリの隣にある検査会場に着いた。会場は狭い空きテナントで、個人的には商品アンケートなどで使われるような狭い部屋を思い出した。

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サーモグラフィで体温を測定し、手指消毒をしたところで係の人から一連の手順について説明を受けた。その内容は概略的には以下の通りだった。

1.QRコードを読み取ってスマホで登録サイトにアクセスする

2.登録サイトに必要事項を入力する

3.検査キットを受け取る

4.検査キットを使って唾液を採取する

5.採取した唾液を含む綿棒を容器に入れる

6.5の容器の外側を軽く消毒して所定の入れ物に入れる

場所柄若者を中心として多くの人たちが並んでいたが係の人たちの手際がよく、登録終了から5分程度で唾液採取の準備に入ることができた。採取時は壁に向かって座り、柄の長い綿棒を舌の裏側に挿入して3〜5分ぼーっとしていた。全てが終了した受付最後尾に並んでから20分程度だった。会場を出ようとしたときにも検査待ちの人は多数いてそのほとんどがいかにも渋谷が似合う若者だった。若者の危機感のなさを批判するどこかの首長がいたが、そんなことはないのでは? と思った。

で検査から約24時間後、結果が出たのでwebサイトにアクセスせよというメールが来た。恐る恐るアクセスしたところ結果は陰性だった。

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妻に陰性であったことを報告したら、彼女は「普段から気をつけているのだから当然だと思う」と言った後で、「ワクチンの副反応のことといい無症状なのにPCR検査と受けるあなたは心配しすぎだ」と付け加えた。

先にも書いた通り検査は実に迅速に行われた。これなら定期的に受けたいと思った。また渋谷駅から徒歩10分以内なので多くの人に受けて欲しいとも思った(ちなみに新宿駅西口や有楽町の東京交通会館でも実施されているとのこと)。

これも先に書いたが場所は狭い空きテナントだった。このような場所を借りてPCR検査会場をもっと作って検査人数を増やすことは予算の面でも人員の面でも難しくないのではないのでは、と思った。

毎日新型コロナウイルス感染者数のデータを見ているが、陽性率が20%以上あって、モニタリング検査として信頼できないと思う。そのためにはデータ数(検査数)を増やすことが何よりも必要だろう。

というわけで都内在住の皆さん、都心へ出る用事のある皆さん、是非都の無料PCR検査を受けましょう。

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