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【Excel ACCESS連携】請求書の作成など、3秒で完了

請求書の作成が、3秒で完了とは、ツリではありません。
各社の請求書をすべて作成したとしても、1分以内でしょう。

請求書の作成など、3秒で完了

こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
今回は前回の続きになります。
前回は、データベースが正しく作動するか、確認のためランダムなテーブルを作成しました。
このランダムなテーブルで検証することで、のちの作業が、グーンと楽になります。
また、担当者と打ち合わせをしながら、ACCESSの操作や、Excelの操作ができます。
一種のプレゼン効果もあります。
やることは、以前にこのブログ、動画で紹介した内容になります。
おこがましいですが、復習もかねて読んでいただけると幸いです。

このブログはこんな人にお勧め

ACCESSとExcelの連携をしらない人
請求書の計算をExcelでやっている人
請求書の作成を、もっとスマートに行いたい人

このブログを、読み終わるころには・・・・

請求書の作成なんて、カンタンと思うはずです。
なんだ、こんなことかと思っていただけるのではないでしょうか?
コードはすべてコピペでできます。
マジでカンタンです。

請求書の作成について

この請求書の作成は、Excelに基本操作が含まれています。
Excelの基本的な操作で迷う人は、今はそんなにいないと思います。
しかし、この基本操作は、ACCESSにさせることで、もっとカンタンになります。
Excelへ転送コードが、少し難しいかもしれませんが、本当にカンタンです。
ここを乗り越えるとデータベースの楽しさが理解できます。

請求書の作成 作業手順 その1 今月分の売上を管理するクエリを作成する。

以前にも言いましたが、今月の売上です。
2021年9月の売上ではありません。
今月の売上です。
今月のです
これは、以前紹介しましたので、抽出条件だけ記載します。
面倒ともうなら、メモ帳に記載して、必要な時にコピペしてください。

Between DateSerial(Year(Date()),Month(Date()),1) And DateSerial(Year(Date()),Month(Date()),Day(Date()))

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これで今月の売上を抽出できます。

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この方法のメリットは、月初に、新しいクエリを作成する必要はありません。
どこまで言っても、今月は、今月です。

請求書の作成 作業手順 その2 各社の今月の売上を作成する

オートルックアップクエリの次に、便利と感じる集計クエリの出番です。
先ほど作成した、Q_当月の売上をもとに、各社の売上を集計クエリで作成します。

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操作をするのは、この赤枠のみです。
単純に選択して、販売先の抽出条件に、販売先の名前を入力することです。
たったこれだけです。
クエリは、別途作成しなくても、コピペで、複製を作成して、販売先の抽出条件を変更するだけです。
これもマジでカンタン

請求書を作成する 作業手順 その3 ACCESSからExcelへ転送する。

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着目すべきは、getTougetuです。
この部分を変数にすることで、クエリを書き換えなくで済むのです。
ちなみに、この知識を利用して、15万円稼ぎました。
競馬のソフトです★


ネット上で掲載しているのは、私だけかもしれません。

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この原理を、使います。

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セルA3に、当月を合体させます。

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これを利用することで、ボタン一発で、各社の売上を抽出できます。

請求書を作成する 作業手順 その4 各明細をExcelに反映させる

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このように、取り込んだ当月の売上は、Sheet2に反映されます。
これを、Sheet1の明細へ反映させますが、Sheetを切り替えるのは面倒です。

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同じ画面が表示されます。
向かって右側のExcelで、Sheet2を選択します。

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Sheet2を見ながら、Sheet1を操作できます。

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これで完成です。
ちょっと待った

請求書を作成する 作業手順 その5 エンドユーザーに花を添える

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会社名がなければ、エラーになります。
ここで、デバックが出ては、意味がありません。

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これがコードに花を添えるということです。

ここがポイント

請求書の作成は、思ったよりカンタンだと思います。
クエリの選択と、最後の、デバックが起きないようにエンドユーザーに花を添えることが重要です。
その気配りがあれば、きっと、あなたのセクションの人と、うまくリレーションの設定ができます。
そう、周りの人間と手をつなぐということです。
ACCESSで、一番勉強になったのは、データベースでもなく、オートルックアップクエリでもなく、
周りの人と手をつなぐということです。

まとめ

このブログを読んでいただければ、請求書関連の質問は、世の中から撲滅できると思っています。
Excelと、ACCESSの最強のタックコンビを侮ってはいけません。
ぜひ、皆さんの業務に役立ててください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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