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プログラミングで感じた言葉の壁

CoderDojo溝口にメンターとして参加してきました。

今回もScratchで遊ぶ子が多かったのですが、メンターへの質問が少ない印象でした。
それはつまりScratchがメンターの力をかりなくても自力で学ぶことができる言語であることの証明になってると思います。
実際にScratchを使ってみるとその教育用言語としてのスゴさに驚きます。
私はScratchには教育用言語として優秀な点が3つあると考えています。

  • 構文エラーを起こさせないプログラミングブロック

  • 他人のコードを読んだりマネしたりして学べるエコシステム

  • 英語や漢字などの言葉のハードルを低くする子供向けコンテンツの充実とひらがなモード

とくに3番目の言葉のハードルは他の言語と圧倒的な差があると思います。
例えばProcessingは開発環境も言語仕様もシンプルで使いやすいのですが、プログラムは英語で書く必要があるし、公式ドキュメントも日本語がないため英語で読むしかない。日本語の解説サイトはたくさんあるが、ルビが振られてないために漢字が読めないと理解できない。小学生が自力で学ぶには難しいと思いました。
一方、Scratchはプログラムを日本語で書けるし、UIをひらがなモードにできる。ドキュメントは書籍であればルビ付きも多い。

もしかしたら、子供たちがプログラミング言語を学ぶときの壁は、言語仕様の難しさよりも解説資料の言葉の難しさの方が大きいのではないか?とさえ思います。
逆に言葉の難しさを解決すれば、どんな言語でも大差なく習得できてしまうのかもしれないですね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ご意見ご感想などありましたらいただけると幸いです。
それではまた。

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