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『本当にそうだな、って思った。』つり革につかまらないライブを見ての戯言

今年四月にあった、

野田が筋トレをたっぷりやりたいらしいからHGと野田が筋トレしまくれるように「野田とレイザーラモンが120分吊り革につかまらず、オズワルドが雑魚寿司を食べ続けるライブにツッコみ続ける村上」(4/18 18:00)

筋トレ

 このライブのレポをかなり長文で書きなぐったものが、別に管理している過去のブログから発掘されました。読み返してみると、ほぼアクセスゼロのブログに放り込んでおくにはあまりにも情熱をかけすぎた記事だったため、こちらのnoteに移すことにします。

※注意点

・事実を書こうと思いましたが、興奮しすぎてレポートになっていません。まとまらず、見出しもつけられませんでした。

・筋肉オタクのため、筋トレに関する個人的な知識に基づいて書いている部分があります。

・後半はオズワルド畠中さんにガチ恋みたいになっちゃっていてとてもキモイです。

・配信を見ながら書いたものをそのまま載せています。万が一の再配信に備えてネタバレを避けたい方は閲覧注意です。

・まとまっていないため、臨場感があるぶん、凄い文字量です。

以上、ご理解の上お読みください。


用意はいいですか?始めますよ。

 

・オープニング

村上さんと野田さんコスのRGさんとでつり革ネタが始まる。野田さんもやってきて、野田さんコスのRGさんと二人で電車にゆられて、野田ゲーの二人対戦っぽさが漂う中でのライブ幕開け。そのうちHGさんも電車に乗車する。そして野田さんに筋トレさせたがる。トレーニング前はアルギニンとカフェインを摂取する。「興奮作用(アルギニン)と脂肪燃焼作用(カフェイン)が働いて」と非常に科学的に説明してくれるあたりから漂う筋トレ愛。これはもう最高のライブだなと一瞬でわかる幕開けです。

・アームカール
まず12.5キロのアームカール。肘をうごかさないように固定して前腕を使いダンベルを上下させる上腕二頭筋トレ。12.5だと初期のトレーニングのレベルだけどそれでもかなり重いはず。片腕でやるのはコンセントレーション(集中的な)アームカールってやつらしい。これも聞く話だとフォームが色々難しいらしいのですが、さすが野田さん、すぐに正しいフォームで取りかかる。その前にしっかりと器具の安全性をチェックするHGさんもさすがにプロです。安全第一。

村上さんも挑戦する。野田さん「チーティングからのネガティブな」ってそれ誰もわからんわ。でもあとでちゃんと説明があった。反動を使って(チーティング)、筋肉を伸ばして物を下ろすときの動作(ネガティブ)である。ちなみに筋肉を縮めて物を持上げるときの動作は「ポジティブ」ね。チーティングからのネガティブは、反動で自分の持てる重量以上のものをグイッと持ち上げてしまって、ゆーっくりと下ろして筋肉に負荷を与えるときのやり方。腹筋でガバッと起き上がって身体を下ろすのをとてもゆっくりにするときの負荷をイメージすると分かりやすいかも。重量は増えていき17.5に。HGさんさりげなく持ち上げてるけど初心者からしたらかなりの重量ですよ。5才児を片手で持ち上げている感覚です。

・ハンマーカール
今度はハンマーカール。アームカールとは違い、両腕ではなく片腕ずつやって前腕と上腕二頭筋を鍛えるトレーニング。シンプルに見えて肘の角度などのフォームがめちゃ大事だったりするらしいんですが、手慣れた手つきでこなす野田さん。めちゃきつそうだけど「自分に負けるなー!!」などのアドレナリン出そうなHGさんの声かけにテンション上がるね!これ野田さん嬉しいだろうなぁ。

野田さんは明日は8時起きでターザンの取材らしい!ナイスタイミング~。

ハンマーカールはマジできついトレーニングなので見てると応援したくなる。仲間からの励まし、会場からの拍手も後押しして無事限界までやりぬく野田さん。これは一体感あって楽しい~!!こういうライブが見たかったのだ!!

・雑魚寿司タイム
ここでオズワルドが雑魚寿司を買ってご乗車。オズワルドが入ってくると会場の雰囲気が一気に和む。サスペンダーにコミカルな外見、70年代のまったりした楽曲が今にも流れてきそうな雰囲気のコンビだ。筋トレの世界から最も遠い雰囲気の存在かもしれない。「俺の口のなかを雑魚寿司で埋めるな!」を久しぶりに聞けて、興奮する。でも、寿司に雑魚なんてないんだよね伊藤さん?ハッシュタグつきで呟いちゃったからねこの間?(単独ライブでの話)

・デッドリフト
持久力アップのためのアミノ酸注入後、バーベル30キロを使ったデッドリフト。これもフォームが凄い大事なんだよね。まず村上さんが挑戦する。ああぁ、腰が入ってないし、肩甲骨の可動域か狭まっちゃってるからフォームが保てない!筋トレは何にしても肩甲骨を柔らかく使うのが大事だから、日ごろからの肩甲骨のストレッチは重要だと思う。年をとると本当に肩甲骨の可動域が固まっちゃって、歩き方が変になったりとか、肩凝りや頭痛の原因にもなるからね。HGさんが優しく村上さんのフォームを整える姿はジムトレーナーそのものです。野田さんも村上さんに「ケツを出す!」とアドバイス。そうそう、スクワットでもそうだけど、ケツしっかり後ろにつき出さないと大腿への負荷がかからないんだよね。

 ・スナッチ
続いて野田さんのスナッチ。これはバーベルを一気に頭まで挙げる筋トレで、ジャンプ力を高めるために野田さんが力を入れて取り組んでいる専門分野です。大腿、お尻、ハム、上腕、三角筋と全身の筋肉に効く。リストストラップは握力を補助してより重量を挙げるためのものなので、手作りでも全然大丈夫だけど巻き方がちょっと難しいので初心者はトレーナーに聞くのが安心です。バーベルを受け止めるためのマットも準備して安全を確保し、いざスナッチ!!

……うわーーすげぇ!!速えぇ!!

スナッチなんて私も旦那も怖くてやったことないんで、HGさんの「股間の音がする」って例えはよくわかんないけど、一目で常人離れした挙上速度であることは分かる!!これがねぇまた下半身なんですよね、野田さんのがっしりした下半身の強さがスナッチをやりこんだ何よりの証拠ですよ!!めちゃめちゃ興奮しました!!めっちゃ気持ちよさそう、こんな速度で挙がったら!!これを野田さんが「チャリと同じ」といった例えは、しっくりきました。どんなスポーツでも毎日やればチャリをこぐように身体に染み付くもの。なのでチャリを覚える時の最初の何度もコケる辛さだけ耐えろって話ですよね、きっと。

・雑魚駄菓子タイム
ここでまたオズワルド乗車。お菓子とか食べる。あ、オズワルドは、和みパートなんだな。ほんとに和む。「俺の口の中を雑魚駄菓子で埋めるな!!」『雑魚駄菓子』これまた言いづらい、伊藤さんの抜群のワードセンスが発揮される。また駄菓子に謝れってDMすげぇ来ますよ。

・バックスクワット
続いてバックスクワット。バーベルを背中に担いでハムと大臀筋を鍛えるトレーニング。スナッチからバーベルを背中に回し、スクワットに入る時の一連の動きを全集中して見ていましたが、とにかく美しくてもう見とれました。で、フルスクワットです。あり得ない深さ。試しに自重であれやってみてくださいよ、めちゃめちゃきついですからね?やったことない人なら15回くらいでバテますよ?それを30キロ担いでやってるわけですからね?それを息もあげずに苦しそうな表情ひとつせずにお笑いとしてこなす野田さんの格好良さ、男らしさに改めて惚れましたよ。筋トレを休んでいても下半身の強さは健在です。その後水分補給して10キロアップで再挑戦。40キロっていえば、そこそこ鍛えてる女性が死ぬ気で頑張れば上がるくらいの重力でしょうか。野田さんは180キロとか上げます。そうです、化け物です。

村ちゃんがバーベルにウエイトを着けますが、きちんとウエイトがカラーで止まっているか不安になって確認するあたりに、場を乱さないよう慎重に動く村ちゃんの性格が出ていました。上級者になってもカラー(ウエイトを固定する道具)を付け忘れて事故になるケースはあるらしいです。野田さんは慎重な性格っぽいのでカラーをつけないなんてことはありえないでしょうが。

40キロになっても変わらない見事なスナッチでバックスクワットのフォームに入ります。ツイッターにもちょいちょい上がってますが、この無駄のない美しすぎる動き、何十回でも見ていられますよね。涙が滲みます。ほんと努力の結晶なんですよ。野田さんが「ボトム(しゃがんだ)ポジションの時に腹圧で身体を固める」と説明したときにちゃん村が「腹圧ってなんですか?」と訪ねましたが、腹圧を使えるかどうかは体幹をぶれさせないことにモロに繋がり、どんなスポーツにも関わってきますので、是非腹圧の使い方は村ちゃんも覚えて欲しい。挙上の際にキュッとお腹がしまることでふらついたり力が分散せず、真っ直ぐ立ち上がれる。こういうのを「丹田に力を込める」とかとも言いますよね。腹圧を使うのはもう陸上でも自転車競技でもスケートでも何でもフォームを保つのに必須の技術です。挙げるときにX脚になって小鹿ちゃん状態にならないようにすること、膝が前に出すぎて力が背中に分散して脚への負荷が減らないようにすることも、きちんと説明する野田さん。こういう細かい情報ありがたいと思っていたらHGさんから「早く行こうかー野田!!」のヤジ。いや、もっと聞きてぇ、こういう情報。

そのまま筆舌につくしがたい美しすぎるフォームで10回ほどフルでバックスクワットしたあとに、HGさんの補助が入る。さらに10回…もう限界か?と思われた時にHGさんのまだいける!まだいける!の励まし。この声たまんないなぁ。屈強な男に支えられながらの励ましが男にとっては何よりのアドレナリンなんでしょう。頑張れ!!野田さんならやれる!!と画面の前で叫ぶ私(深夜一時)。

ここでHGさんのバックスクワット。改めて見るとHGさんの筋肉って本当に均整がとれていて、体脂肪率も少なめでバッキバキで美しい。特に上半身、僧坊筋と、タンクトップからのぞく大胸筋のくっきりとした陰影たまりませんね。流れるような美しいフォームでスナッチからバックスクワットへ。十分に深いし腹圧がしっかりかかったお手本のようなフォームです。村ちゃんの必要ない補助にダメ出ししつつ、バーベルを床におくときの安全で鮮やかな動作も素晴らしいです。さっとやっちゃうんで素晴らしさが分かりづらいですが、ああいうさりげない動作に日々の鍛練が表れるんですよね。長年料理経験を積んできたベテラン主婦が、水炊き鍋のアクをとるときのあの鮮やかな仕草を思い出します。さりげなくも、しっかりと瞳に刻んでおきたい仕草。

そしてトレーニング終わりにさりげなく椅子を差し出すちゃん村の神業のような気遣いを私は見逃さない。おちゃらけキャラを装いながら、黒子のバスケの主役のように誰にも気づかれずに場を整えていること、鋭いマヂラブファンならみんな気がついていますからね?

・アメリカ土産のハンバーガータイム
もうオズワルドの二人が出てくるだけで癒しの雰囲気が漂う。素晴らしい役どころだ。「雑魚アメリカ飯」とまた冴え渡ったフレーズで場を和ませる。コーラに駄菓子屋で売ってるコーラを選ぶあたりがもう天才だろ。で、それさっきの駄菓子屋で買ったんだろ。うちの息子もよく買ってくるぞそれ40円で。

そしてここで、世界一筋トレが似合わなそうな男、伊藤さんがバックスクワットをする流れに。重量を10キロにしてフォームだけ確認する感じみたい。

「いやいやいやいや!!」「いなくならないで!いなくならないで!」

って全力拒否する伊藤さんが愛らしすぎる。なんだ、この人は。単独でもこんな姿見せてくれなかったのに、いつもこうなの?絶妙に母性本能くすぐってくる。その緊張はマスク越しに息が荒くなっているのを見ても分かる。畠中さんが補助に入るも、使い物にならず、HGさんの補助によりどうにかスクワットを続ける伊藤さん。

「今、自分の力で上げたよ」「M-1とりたい?」

と後ろから優しく声をかけるHGさん。いや惚れてしまうだろ。これがマッチョの包容力ってやつだな。

次は畠中さん。彼が何をやるにしても器用な男だと言うことは、先日の単独で予習済みである。筋トレはどうなのか。30キロに戻してチャレンジ。ウエイトを増やす時にまたささっと現れてHGさんを手伝うのは、『マヂカルラブリーの黒子テツヤ』こと、村ちゃん。本当に、そういうさりげない気遣いができるところ、好き。で、畠中さんですよ…!!初心者とはとても思えない美しいフォームでバックスクワットをこなしていく!!沙莉ちゃんの名前を呼びながらコミカルにこなしてるけど、これは本当にすごいことですよ!!単独ライブの時も思ったけど、改めて、この人すごいポテンシャルの持ち主じゃないですか?クレヨンしんちゃんでいうと、『ボーちゃん』的なポジションですよね?もう本当に格好良いです。なんでこの人に生涯一度も彼女ができないんですか?そのコミカルな仮面を引っぺがして全世界に見せてやりたいと強く思う。

ここで野田さんがタンクトップになり、スラダンの「海南の牧」のごとく凄まじい色気を放ちながら登場。「7年間やってきたことが4ヶ月位では忘れない」。これは本当に感動する言葉ですよね。少しトレーニングを休んだからといって何も無駄にはならないのですよ、心がマッチョである限り!

・人間デッドリフト
どうも、用意してあるウエイトは、65キロが最大らしい。さらに重量を稼ぐために、80キロのRGさんを重りにデッドリフトを始めようというHGさん。RGさんの身体にベルトを巻き付けるようすを見ながら「殺すんですか?」と訪ねる野田さん、その静かなトーンに、会場からは笑いが。結局うまくいかずベルトは切れてしまい、別の縄を取りにもどるHGさん。そして首吊りに使うみたいな縄を持って再度登場。(いやこれあれだ、舞台で滑って吊るされてる大宮の楽屋の人たち状態だ。あれをするための筋トレなのかこのライブは。)

とりあえずHGさんが綺麗なフォームで持ち上げてみるが、違和感はない。80キロのデッドリフトでハム、大臀筋、背筋、を鍛える準備はできた。掴みにくいので握力も重要だろうか。背筋を使いながら何の苦もなくあっさり持ち上げる野田さんを見て、RGさんと代わりてぇ…!その景色見てみてぇ…!と強く思う。私のようなガリではその半分ほどの体重しかないので代わりにもならんのだが。続いて村ちゃんが重りになる。『マヂラブはBLのコンビらしいから見つめ合って力出なくなっちゃわないように』とのRGさんの配慮で、村ちゃんはうつ伏せなって縄を巻き付けられる。うつ伏せの方がなんか苦しそうだけど大丈夫か?「優しくしてください!乱暴にしないで!」ってまたフェミニン全開なちゃん村を、あっさり持ち上げるHGさんマジ男前。

でもって野田さんですよ!!何ですかあの綺麗な、胸も背中も使った無駄のないフォームは!!ひとつの苦悶も浮かべずに100キロを何の苦もなく持ち上げるあの男前ぶりは!!もうねぇひれ伏したくなりましたよ。本当にこの持ち上げ方の感想だけで原稿用紙三枚かけてしまうほど感動しましたよ。ごちそうさまでした。

・雑魚デザートタイム
オズワルドの癒しタイム。あー、ほっとする。今度はクリーム代わりに栗の乗ったスポンジを持ってくる畠中さん。先ほどのスクワットの勇ましさを見ているので、私の畠中さんを見る目には、既に♡(ハート)が宿っている。で、畠中さんを持ち上げる伊藤さん。畠中さんにロープを巻いている際に、また野田さんの「殺すんですか」発言。いや野田閣下、今日ほとんど話してないし、ほとんど話してない中で話した言葉が「殺すんですか」はヤバいから。サイコだから。でHGさんに持ち上げられる畠中さんはなんか嬉しそう。マゾなのかな?で、伊藤さん、『沙莉ーーー!!』の掛け声と共に畠中さんを持ち上げたはいいけど、まさかの足をつるという笑いの神降臨。すかさず伊藤さんの爪先を持って健を引っ張りサポートするHGさんの手慣れた感じ、たまらないね。「一回それ戻して冷やした方がいいから」って野田さんがボソッという。肉離れを心配したのだろう。そう、マッチョはいつも言葉より行動が先に出るし、おしなべて優しい。それが私がマッチョ原理主義である所以です。

・ベンチプレス
さて、下半身のトレーニングがだいぶ進んできたところで、ベンチプレスで大胸筋トレに。大胸筋は男性の筋肉の部位の中でも、特に人気のある筋肉の部位だけに、遠くのお客さんからも見えやすいような器具の角度のセッティングに慎重なレイザーラモンのお二人。サービス精神に満ちあふれている二人の人格をあらためてリスペクトする。

ここで、毛の話。HGさんは全身を毛を上から下まで剃ってるか、脱毛している。これは本人も言ってる通り、海外では当たり前の文化で、むしろ剃ってないのはアジア人くらいである。蒸れるし、ボディラインが映えないし、いいことないんだよね。どうでもいい情報だけど、アマのロードレーサーである私の夫は「少しでも走行時の空気抵抗を減らす」という理由で全身の毛を剃っている。実際にプロロードレーサーの競技を見ていても、剃ってない人は殆んどいない。それが願掛け程度のものであっても、ほんのわずかのタイムを減らすためにできることは全てやるのだ。そんな理由もあるので「剃っているとゲイに思われそうで恥ずかしい」とかいう下らない偏見はすぐさまなくなって欲しいと思う次第である。だって実際みんな蒸れるでしょ?金玉とかさ。

毛の話が長くなったけど、ベンチプレスです。野田さんはマックス150、HGさんは130だそうな。先述の夫は120で、私は全力でやって40だった。胸の筋肉なんて普段使わないから素人がやったらそんなもんです。マッチョはみんな化け物なんです。ただ普段使わない分、成長がよくわかる部位でもある。男性は顕著にバキバキになるし、女性もバストアップになる。たからベンチプレスが楽しいって言ってる女性も多いです。わかりやすく筋肉痛になるしね。私は下半身のトレーニングの方が好きです。下半身の筋肉ってデカくて鍛えたのがわかりやすいし、手っ取り早く代謝をあげられるから。せっかちなんですよね。

さて、まずは30から、フォームを確認するようにネガティブを意識し上げ下げする野田さん。やはりベンチプレスには性的魅力を感じる人が多いのか、会場の女性ファンも熱気だってますね。ウエイトを60に増やして、足を曲げてより胸に集中できるフォームで挑戦。しっかりと胸が開いた綺麗なフォームに思わず見とれる。胸の筋トレって、やってみればわかると思うんですけど、肩甲骨をしっかり使って胸を開かなきゃいけないし、普段あまりやらない動きだからコツが掴みにくいんですよね。私は自重でも胸トレはうまくできなくて、全然筋肉痛がこなかったりということがあります。専用のローラー等の器具があると割りとうまくいきます。

ターザンの取材のために糖質制限をしてるっぽい野田さん。不規則なんで食事に気を使うのも難しいだろうと思いますが、炭水化物抜きは手っ取り早くていいですね。野田さんとかマッチョの人が食レポ番組とかするのを見ると、ちょいしんどくなるんですよ。食を自分で管理できないって、体重管理してる身からしたらマジで苦痛じゃないですか。食べるものもある程度決めちゃっていることが多いしね。でも、駒場さんや野田さんは割りきってチャレンジしているから、やっぱりプロってすげぇって思います。

でベンチプレス、60で足上げの負荷の高い姿勢で10回ほど。ウエイトを付け替える、カラカラという音が、ジムを思い出して心地よい。付け替えのアシスタントをもう立派にこなすちゃん村もさりげなく素晴らしい。

・雑魚絆タイム
オズワルドの癒しタイム。次は何がくるかとたのしみにしていたら、まさかの雑魚『絆』とは。そろそろネタ切れの予感がする。なんともコメントしがたい雰囲気になる。

・ベンチプレス再び
再びベンチプレスする野田さん。横たわる際に、バーベルに頭をぶつける。ご愛敬。HGさんによると、これはベンチプレスあるあるらしい。パンプしてだんだん腕も太くなってきたところで、60→65にウエイトを増やす。

・雑魚一発ギャグ
ベンチプレスに入ると思ったら、不意打ちでまたオズワルド。伊藤さんだけ出てきてまさかの「雑魚一発ギャグ」。もう『雑魚』の概念がよくわからない。オズワルド語になってません?『雑魚』って単語が。で、私はここにきてのオズワルドタイム畳み掛けに笑いが止まらなくなる。「沙莉ーーー!!!」とお決まりの名前叫びがミキティーみたいになってる

続いて畠中さんも登場して「雑魚一発ギャグ」を披露。内容はサッカーボールと激しく愛し合うという、畠中さんらしいシュールなもの。名前叫びは「俊介ーーー!!(伊藤さんの下の名前)」。何、このコンビもBL好き女子受け狙ってんの?そしてそんなギャグには目もくれずにベンチプレスのフォームを確認しているHGさんが笑える。

・ダブルダッチギャグ
まだ野田さんがレスト中なので、さっきの首吊りロープを2本使ってダブルダッチ(超高速大縄跳びみたいなやつ)みたいな動きをコンビで再現するレイザーラモンのお二人。いい大人がこんなことしてはしゃいじゃって、なんて無邪気なんでしょうね。ちゃん村とRGさんも一緒にダブルダッチ。みんなの目がきらきらしてて少年のようだった。芸人ってすばらしい…としみじみ思う。

・ここにきてガチ恋に走る
さてまたオズワルド。さすがにもうネタ切れか、漫才のつかみを雑魚にしてくる……いや雑魚じゃねぇよ!!天才的に面白いから!全然雑魚じゃねぇし!!単独ライブ見たんだよ、天才だって知ってるんだよあなたたちのこと!!

でまたダブルダッチ。……って何で畠中さんそんなに上手いのぉ?!!ここでも上手いのぉ??!もう惚れてしまうから、惚れてしまうからやめて畠中さん?!!

伊「畠中がビンビン伝わってくるぅーー!!」

ってなんかセックスみたいに言うのやめてね伊藤さん!!?みんな性的対象として見ちゃうからね畠中さんのこと?!!

そして、疲れた野田さんのためにギターを持って現れた畠中さん……ちょっと待って待って待ってまさか歌?!!畳み掛けないで?!!ただでさえキュンキュンしてるのにそこで歌われたらさぁ、もう本当に、本当にさぁ、畠中さんガチ恋勢になってしまうから勘弁してもう??!ちょ、野田さんとそんな漫画みたいな雰囲気で座り合わないで??!ちょ、ちょ、畠中さん……「コンビニエンスマン」って……タイトルからもう……タイトルからもうヤバいんですけど、畠中さん……、はたなか、さ……、

(『コンビニエンスマン』。尊死。)

・大宮セブン仲間の登場
畠中さんに無事ガチ恋勢になったところで、野田さんのベンチプレス再開です。野田さんちょっとお疲れ気味かな。言葉は少な目にトレーニングを再開します。マックス重量の65、きつい足あげフォーム、HGさんの熱い補助つきで10回を無事にやりとげる。会場からは拍手があがります。

ここでRGさんが意味深な行動を。「これだけ身体をいじめたんだから、仲間の力がいるなぁ」と言い出す。電車が止まる。……誰が乗り込んでくるんだ?

乗り込んできたのはタモンズ!なんというサプライズゲスト……って何かyoutube撮ってるし?何、何するつもり?やっぱオリ晩なの?!どう見てもオリ晩だよね??!

と、客席に堂々とケツを見せて安部ちゃんを撮影し始めるなみ氏。どんな時間だよ、筋トレライブをオリ晩で乗っ取らないで下さいよ!まぁ安部ちゃんの声おちつくけど、めっちゃおちつくけどさ。今、夜の一時だからなんかこのまま寝付いちゃいたい雰囲気になったけどさ……ってなみ氏まじでRGさんのこと野田さんだと思ってたの?この二人のことよく知らないけど、天然おバカさんキャラなのなみ氏って?

そのあとタモンズで恒例のダブルダッチして、最終的に安部ちゃんがヒモで縛られてチャーシューにされる。それをデッドリフトするRGさん!きちんと上がるけど握力がきつそうだ。続いて野田さん。こっちらは手袋してるしグリップきかせてよく持ち上がりそうだ。僧坊筋がボコッと盛り上がり、腰を入れ、胸を張り背中を使ってしっかりと持ち上げる!!なーんて美しいデッドリフトなんだ!!もう持ち上げてるのが安部ちゃんだなんて眼中になく、その筋肉の躍動感と筋肉の使い方に夢中になる。鍛練とはどういうものなのかをこの人は今この場で体現してくれている!!チャーシューの塊を使うことによって。

そして愚かな私はここで初めて気がつきましたよ。HGさんの、人を縛る紐の結び方が、非常に手際が良く、神がかったものであると。マジですごくないですか?誰か突っ込んであげましょうよ。

・ローイング
というわけでタモンズは退場して再びトレーニングを再開。今度はローイングというトレーニングです。段ボールと縄を使って人を引っ張るようです。RGさんに段ボールの上に乗ってもらって、姿勢を整えて、縄を回してもらって…とセッティングをしている間に、後ろのベンチプレスのウエイトなどを二人で片付けるマヂカルラブリー。手際がいいなあ。RGさんの背中に縄を回し、綱引きみたいに引っ張るか?と思いきや、またダブルダッチみたいに遊ぶ二人。子供の心を失わない素晴らしいコンビだ。

村「イチャイチャしないでください。何年目なんですか」

野「これはコンビ仲がよくなるやつだな」

後輩につっこまれて屈託なく笑うレイザーラモンが愛しいです。こういう大人でありたい。

でローイング、段ボールの上に乗ったRGさんをHGさんが綱引きみたいに引っ張る。背中とお腹、足、腕など全身に効きそうですね。のちに野田さんも実践。これがまた凄いです!ほぼ足の位置もお尻の位置も変えずに、腕と背中の動きだけで軽々と引っ張っている。動きに無駄が全くない。自分の身体のどこの部位を使ったらこれが動かせるのかってのを完全に理解してるんでしょうね。もうマジでリスペクト、マジで芸術的です!

で、次に畠中さんの名前が上がる。私はもうさっきの歌で畑中さんにガチ恋になりかけているので、名前聞いただけで心臓が跳ね上がりましたよ。これでRGさんの82→85くらいにウエイトが増える。これをまた引っ張るのですが、最初、肝心の下半身の動きがカメラワークでよく確認できないのにモヤモヤする。最後の方、カメラが引きになってちゃんと見えましたね、大腿とお尻をしっかり使って引っ張っていました。物凄い速さで余裕なのは言うまでもないです。軽々とやっているように見えるけどまあ普通の人じゃ1ミリも動かないでしょうね。『これはまじでいいな』と、ローイングは野田さんもお気に入りのトレーニングになりました。うちも子供引っ張ってやってみようっと。

ここでRGさんが『脱いで背中を見せたら』と提案。肩甲骨の動きが見たかった私にとってはもう大サービスですが、双眼鏡のお姉さんにサービスしてるんですか?野田さんも断るに断れない感じですが、いいんですかね?これは。本人にとってハラスメントにあたっていないといいのですが。

そして村上さんを段ボールにのっけて、いざ引っ張ろうという時に、マヂカルラブリーのコンビでまさかのダブルダッチ。おいイチャイチャすな!!と思っていると、レイザーラモンの二人、畠中さんが縄を飛んで遊ぶ。畠中さんがズッコケたかと思うと、伊藤さんがやってきて飛ぶ。もう完全にお遊びモード。もうねえ心が和みますよ。こういう大人がいるって事実だけで毎日頑張れる気がします。

そしてとうとう引っ張ります。その前にRGさんに『タンクトップも脱いだら?』って言われて、『いいよ』と躊躇いなく脱ぐ野田さん。会場からは割れんばかりの拍手が……。

……と、まあとりあえず圧倒的な背中に、みんな大盛り上がりです。さすが『背筋よりでかい背中を見せてくれた男』(by川瀬名人)。

で、ローイングです。しなやかな動きで村上さんを引っ張ります。100キロの人間を引っ張ってるとは思えないスピード感です。肩甲骨をよく観察すると、やっぱりきちんとはがれているから動きが柔らかいですね。そして下半身を鍛えてるから腕だけで引っ張ってる感じにならなくて、こんなにブレずにいられるんですよ。美しさの基準は人それぞれですけれども、実用的な筋肉が好きな私にとっては、上だけ鍛えるっていうのは若干もったいないと思ってしまいます。下半身があった方がバランスいいですし、本当にいろいろなことに使えますからね。科学的視点から見ても下半身のトレーニングってセロトニンの分泌量が圧倒的に増えてメンタルにも良いんですよね。

引っ張られた直後の村ちゃん「雑にしないで!雑にしないで!」

と、乙女の様にフェミニンに怒る。ここでもラブリー発揮されてます。よく見えなかったけど、村ちゃんには他の人より若干雑だったのね。そしてさらにウエイトを増やしてタモンズの安部ちゃんを呼ぼうかとなった時に、少し野田さんが疲れたと。そして疲労回復のためにまた畠中さんが歌う流れに……。

(『全部自分で自分はだれかで』。尊死していたため、記憶が飛んでいる。)

ビブラートになりそうにならない声の震え、半音上がる絶妙なトーン、肝心なところで盛り上げてくるファルセット、理論的にはよくわからないが感覚的に心をブチ抜いてくる歌詞……この人の歌を言葉で表現するとしたら『哀愁』の二文字に尽きますよ。伊藤さんってすごくないですか?あんな天才を妹に持ち、こんな天才を相方に持っているんですよ。オズワルドってすごくないですか?なんかもう尊すぎてずっと泣いていました。単独ではそこまででもなかったのに、今回完全に沼落ちしました。惚れざるをえません。畠中悠に。ぶっ飛ばされました。全心を持っていかれました。

野「本当にそうだな、と思った」

で、少し現実に戻ってきました。ああ筋トレのライブだったんだ、って思いました。でもまたすぐに次の曲が来る。もう駄目だ。引っ張られる。畠中さんに引っ張られる。曲の準備が整う。伊藤さんが楽譜が飛ばないように抑える仕事を任される。『死ぬほどみじめな仕事だ』と言う。それに対して、

畠「でも、そんな伊藤も、僕なんですよ」

村「いや、その曲じゃないだろ!」

野「……ほんとそう」

……完全なるボケだと分かっていても『ほんとそう』なんじゃないかと思わせるような声をしてる。天才だこの人、ガチもんの天才だ。もうこの時点で完全に引っ張られて沼落ちを確信する。

(『たった一度の夏』)

言葉はもう必要ない。みんな畠中悠の歌を聞こう。

・エンディング

歌の余韻に浸りながら、もう最後のトレーニングになる。安部ちゃんをローイングで引っ張る。重りを持った120のウエイトももう軽々である。野田さんの凄さはみんなもう嫌というほどわかったと思う。このライブがあって良かったなーと思う。で、みんなこのライブを配信でみて、私の一番嫌いな単語、「筋肉バカ」って言葉がこの世から消滅したらいいなって思った。(あーあ、イイ感じで来てたのに、最後は毒づいちゃったよ。)

そしてラストは○○の登場。ここはもう想像がつくと思うし、配信で見られた人だけのご褒美。

・総評

まとまらない。とにかくまとまらない。畠中さんの歌で情動過多になってしまった時点で、まとめるのは無理だと確信した。

始めはとにかく野田さんとHGさんが筋トレをするというだけのイベントという認識でいて、俺得じゃんと思って配信を買った。この記事も、初めは私情は挟まずに、筋肉だけに目を向けた筋肉レポートにしようと思っていた。確かに筋トレは素晴らしかったけど、全然それだけじゃなかった。

レイザーラモンの二人の少年のようなはしゃぎっぷり。

タモンズが出てきた時の圧倒的なホーム感。

そして、オズワルド。単独ライブをなんとか客観的レポートにとどめたのに、今回は無理だった。予期せぬところで沼落ちしてしまった。

そして一番声を大にして言いたいのは、村ちゃんの存在である。決して前に出ず、雰囲気を読みながらコミカルにツッコみ、120分間一時たりとも気を抜くことはなく場の雰囲気を整えていた。どんな場でも黒子に徹する村ちゃんという人間の能力のすごさを、一人でも多くの人が気づいてくれたらいいなと思う

伝説のライブでした。


野田が筋トレをたっぷりやりたいらしいからHGと野田が筋トレしまくれるように「野田とレイザーラモンが120分吊り革につかまらず、オズワルドが雑魚寿司を食べ続けるライブにツッコみ続ける村上」(4/18 18:00)

筋トレ


以~~上!!!

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