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ブリキカラスと私


拝啓 これを見て頂いている皆様へ

オリンピックも盛り上がりを見せる中、猛暑日が続いておりますが、体調など崩されてはいないでしょうか。

今、私はとても焦っています。

昨日、GERAのブリキカラスの冠ラジオ”ショクシツ”が、終わるかもしれないというニュースを聞いたからです。

そんな機会にかこつけて、以下、本文「ブリキカラスと私」というタイトルで、一筆書かせていただきます。

ブリキカラスとの出会い

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​(小林メロディ様Twitterより。左からメロディさん、ガール座・小野さん、黒田さん)

何を隠そう私はブリキカラスのファンである。といっても、古参ファンというわけではない。

ボケの小林メロディさんの方は、水ダウや、すべらない話などで知っていた。しかしコンビでの漫才を初めて見たのは去年のM-1の公式のネタ動画である。その時も『ローテンションで好きな感じだなー、準決勝まで行けばいいなー』という位の感想しかなかった。

ブリキカラスが”数多くの好きな芸人さんの一人”という認識から、”推し芸人”に一変したのは、ブリキカラスの冠ラジオを聴いてからである。

”ショクシツ!”を聴き始めたのは本当に最近だ。五月とか、六月とか。ランジャタイやモダンタイムス、錦鯉などの好きな芸人さんのラジオを聴くために、GERAのアプリをダウンロードしたのがきっかけだ。

テレビをあまり見ない分、ラジオは私の生活に欠かせない。仕事も在宅であるし、主婦として家事をする時にもラジオを聞いている。掃除、洗濯、お風呂に入る時も聞いている。

聴覚過敏の私は、人の声を非常に重視する。高すぎる声は苦手だし、怒鳴ったり、作家さんも含めて笑い声が耳につくようなものも苦手だ。聞き心地のいい声のラジオ探しは常日頃の趣味のようなものである。そんな風にラジオ番組を漁っている中でこの番組に出会った。

『そういえば、ローテンションで、いい声してたなあ』と、昨年のM-1のブリキカラスの事を思い出した。そして、順当に第一回から聴き始めた。当然一回目から『わ、いい声だ~!!』となった。メロディさんの低音ボイス、そして黒田さんの少し高い少年のような声が耳に心地よかった。

声を張ったり、頑張って仕切ったりということもなく、極めて自然体な番組の進行も好みだった。もう何周したかわからない、金属バットのラジオバンダリーのような雰囲気があった。

ファンファン事件

ツイッターで私のTLを見たり、お笑いブログを読んでいただいた方はご存じだと思うが、私はPOISON GIRL BANDさんの熱狂的ファンである。

しかし六月に、POISONの活動休止が公式に明言されたため、これを機にPOISONの応援からは身を引いて、若手の応援に回ろうと必死で好きな若手を探していたところだった。

そこでこのブリキカラスに白羽の矢が立った。

最初、何がいちばん興味を引いたかというと、ツッコミの黒田さんの声がPOISONの吉田さんにそっくりな所であった。本当に聞き分けがつかないレベルで似ている。そこから、吉田さんと黒田さんを重ね合わせるように、ブリキカラスのラジオを聴き漁るようになった。

しかし聞き漁っていくうちに、吉田さんと黒田さんは似ても似つかない人物だということも分かっていく。

リスナーの間で通称”ファンファン事件”と呼ばれている、黒田さんのメールアドレス読み間違い事件がある。

ブリキカラスのラジオのおたよりの宛先となるメールアドレスは、
"shouta@gera.fan"
である。

黒田さんがこのアドレスを告知する際、台本には、
"shouta@gera.fan×2"と、書かれていた。

この”×2”は、『メールアドレスを二回繰り返して欲しい』という意味で書かれていた。しかし、黒田さんはこう読んだ。

「宛先がですね、…”shouta@gera.ファン・ファン”

メールアドレス全体を二回読むのではなく、”fan”の部分だけ二回読んだのである。

その読み間違えに対して、スタジオは騒然となった。

「何言っているか分からない」「ファンファンって、EXILEじゃないんだから」とツッコむメロディさんに対して、黒田さんは「これドッキリか」「GERAがおかしい」と責任転嫁を始めていた。

(ショクシツ!#3「すべらない話と人狼の話」より)​

…ブリキカラスはぱっと見、メロディさんの奇抜さに気を取られがちだが、この黒田さんのド天然ぶり、そして頑なに自分の非を認めない頑固さが、ブリキカラスのトークの魅力だと言う事に気がついた。

もちろんこの回だけでなく、どの回でも、ライブでのトークシーンでも、この黒田さんの天然ボケの魅力は発揮されていた。私も含めて、そんな黒田さんのトーク、そしてそれを面白おかしく見守るようなメロディさんの立ち回りに夢中になったリスナーは多いのではないか。

ライブを見に行くようになる

ラジオをある程度聞き漁り、さらに夢中になってから、K-PRO主催のライブなどに足を運ぶようになった。結果、ますます彼らが好きになった。

メロディさんのコウモリのようなガリッガリの出で立ち、ぎょろっと見開いて客席を見つめる瞳は、舞台上でないと体感できない途方もない不気味さを醸し出していた。

一方、黒田さんのあっさりとした声を張らないツッコミは潔かった。最低限の言葉数で、メロディさんの不気味さを引き立たせるものであった。

ローテンションだし、刺激の強いコンビではないが、記憶には強烈に残る。爆笑とまではいかないけど、長くゆるい笑いが続く。その、自然な感じ、頑張らなさが、好きだなあ、ずっと聞いていたいなあと思わせるコンビだ。

みなさまにお願い

そんな彼らのラジオが、終わりを迎えようとしている。残念ながら彼らの知名度はまだなく、リスナーがあまりにも少ないという話だ。

私もようやくおたよりを送るようになり、キーホルダーを買い、スポンサー権を買うようになったというのに、この仕打ちである。

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しかし、私はもうこのラジオの中毒になっている。どうにか終わらせない術を考えに考えた末、拙いボキャブラリーを駆使して書き始めたのがこのnoteである。

このnoteを読んでくださっている方は、芸人さんのファンが多いと思う。

POISONファンの方、マヂラブファンの方、金属バットファンの方、ランジャタイファンの方、ゆにばーすファンの方、入間国際宣言ファンの方…。

色々な芸人さんを推している方がいると思う。

しかし、どの芸人さんを推していようとも、全員に共通認識があると思う。

「自分の推している芸人さんのラジオが終わるのは辛い」

という認識だ。

特に金属バットのファンの方は特にこれを痛感しただろう。聴くことが日課となり、すっかり日常に溶け込んだラジオを何度も終わらせられ、何度も復活させられた。終わる度にどうしようもない渇きを感じ、復活するたびに、水を得た魚のように生気を取り戻すような感覚を得たことだろう。

なので、この辛さが少しでも分かるという人は、たとえ無名でも、芸人さんのひとつのラジオが終わろうとしている事実を、重くとらえて頂きたい。

もし、応援していただけるのであれば。私はこれから、あなたの推している芸人さんのラジオが終わろうとしている時、何か力になれることがあれば必ず駆けつけるし、何もできなくても、必ずその悲しみに寄り添います。

話を聞きます。苦悩を分かち合います。カフェでおしゃべりしてもいいし、LINEでずーっと話を聞くこともできる。

だから、是非、ご協力願えたらと思います。

アプリの視聴ページに移ると、右下に指👍のアイコンが現れます。これが「応援ボタン」となっています。これを押して頂くだけで構いません。20秒ほどのCMを見るだけです。

押して頂いたことを、ひとこと教えて下されば、心を込めて感謝の気持ちを伝えさせていただきます。

どうか、どうかご協力願います。

以上で「私とブリキカラス」本文を終えます。読んでいただいた方、最後まで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

                  敬具

2021.8.6 nao 拝






  

   



以下本音ぶちまけ。。。












あーーー!!!!
マジできつい!!!!



終わらないでくれ!!!!
マジで死んでしまう!!!!



生きがいなんだ!!!!



頼むよ続いてくれ!!!!
頼む!!!!!!







(このまま終わってたまるかってんだ!!!)











(終わらないぞ!!!)









(終わらない、ぞ…。)









(…恩田さんにいくら払えば存続しますかね???)




 



fin.

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