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何の気なしに7日を選んだらどえらい日になったw

この記事は、北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2021にエントリーしています。

なんで7日にエントリーしたかというと、たまたま気が付いた時に7日が開いていたのと、ドームのカテゴリ1のシーズンシートがたまたま7列目だったから、でした。
※記事のTOP画像は、その7列目ほぼセンターから撮影した画像です。

「ああ、記事を書かなきゃ!」と思った当日の6日、とんでもないニュース(ただし信ぴょう性は「?」)が飛び込んできました。

新チェアマン内定の野々村芳和氏…コロナ楽観視せずリーグに進言、ノストラダムスならぬ「野々村ダムス」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

ああ、そういえば彼のコンサドーレ現役時代の背番号って「7」だったな、というこじつけで、ノノさんの話を書こうかな、と思いました。
(ここまですべて思い付き)

現役時代のノノさん

2000年シーズンにジェフから移籍してきた野々村さん。
キャプテンシーが高く、チームをまとめる力があったのが印象に残っています。あとピッチを勝手に駆け回るボランチの相棒・ビジュを叱りつけてポジショニングさせていたことから、ビジュコントローラーなんて言われてましたね。
この年、J2をぶっちぎりの成績で優勝してJ1に昇格したのですが、表の立役者がエメルソンだとしたら、裏の立役者は間違いなくノノさんだと思います。
翌年、チーム史上初のJ1残留を決めた年に、契約満了となり引退しました。

引退後のノノさん

引退後は札幌のアドバイザリースタッフをしながら、スカパーの「Jリーグアフターゲームショー」のMCをしたり、小樽FCに選手として加入したり、株式会社クラッキを設立してサッカー普及の活動をしたりしていましたが、個人的に印象深いのは、アフターゲームショーとJリーグラボとHBCラジオの「野々村芳和のコンサドーレ情報」でしょうか。
私は会社で外勤業務をしているので、特にHBCラジオはよく車の中で聞いていました。試合の直前である金曜日の放送だったので、言える事・言えないこともあったでしょうが、時には選手の立場で、時にはチームの立場で、可能な範囲でいろんな話をしてくれました。

社長・ノノさん

そして2013年にコンサドーレの運営会社の社長の座に座ったわけですが、就任して数年ほど経った時、直接お話をする機会がありました。
とあるチームのパートナー企業のWebの企画で、サポーターとチーム関係者が対談するというものがあったのですが(現在、そのWebsiteは閉鎖されている模様)、ここでそのWebには書いていない話でいろいろな話を聞かせてもらいました。
当時、各メディアでドームや厚別の使用料が高いという話をしていました。そしてその延長上の話として、自前のスタジアム建設についても言及していました。
私は単純に、新スタジアム構想の方に関心が向いたのですが、その数年後、ノノさんの真意を知ることになります。
私がここでいう「真意」はあくまでも「想像」ですので、ノノさんの真意とは一致しないかもしれません。
ですが、今振り返ると「なかなか策士だな」と思ったものです。

※私が想像する「真意」については、公の場では話すべきではないので、ここでは書きません。聴きたい方は、私を見かけたらビールで釣ってみてください。すぐに口を滑らせるかもしれませんw

今後のノノさん

さて、ノノさんが本当にチェアマンになるのかどうかは、所詮まだ一部報道によるものですし、まだ判りません。
しかし、今回チェアマンに就任しなくても、いつかはノノさんがチームを去る日がやってきます。
ここまでクラブのベースを大きくしてくれた功績は「偉大」の一言で片付かないレベルです。同等の能力を持つ人材が現れるかというと、なかなか難しい気がします。キャリアの起点がフットボールプレーヤーでありながら、ここまでクレバーな人材を見つけることはかなり難しいと思っています。
でも、クレバーで、常にチームの発展を考えているノノさんだからこそ、「自らの跡を継ぐ人材」についてもキッチリ考えていてくれると信じています。
ノノさんにチームを去ってもらいたくないと思う一方で、チェアマンになったら、Jリーグにどんな仕掛けをするのかも期待したくなりますし、コンサドーレが発展していくためにどんな置き土産をしてくれるかも楽しみです。

今後の動向に目が離せないですね。

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