ディズニーが苦手な人向け、俺らなりの楽しみ方を考える

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証明写真を撮ったんですけど、なんか外国で数人殺めた犯人の顔をしてました。


どうも、やんでろです

いきなりなんですけど、ぼく、ディズニーが苦手なんです。
ディズニーが好きな人には申し訳ないんですけど、

夢の国ゆうて入場料とかめっちゃ取るし、
いつ行ってもアトラクションは並ぶし、
ディズニーの世界の雰囲気にマッチしてないと
あの世界に存在してはいけない
みたいな雰囲気に流されてしまいそうで
頭がクラクラしてしまいます。

MOTHERとかでも題材になってましたが、
テーマパークと洗脳は切っても切り離せない関係になってると思うんですよ。

特にディズニーはそれを顕著に感じてしまって、ぼくは洗脳されたくないし、洗脳されに行く人を疑いたくなるし、自然と距離を置いていたんですね。

ディズニーコンプレックスって呼んでいい?(なんでもコンプレックスってつければいいと思ってる馬鹿)

友達に誘われても絶対断ってました。
僕に仲良しの友達ができない理由の一つだとは思うんですけど、ディズニーに行くなら友達増えなくてもいいかなって思っちゃうくらいにはひねくれてしまってます。あと、ぼくと行っても楽しくなさそうだし。
キャラじゃないし!
恋人にも付き合う時に「俺、ディズニー行かないから」と一言確認してから付き合ってます。

でも、行ってきました。

恋人と

最愛の彼女を喜ばせるために一肌脱いでみた、というわけなんですけど。

行ってみたら行ってみたで、ぼくなりの楽しみ方を見つけることができたので、この記事はディズニー苦手だけど渋々恋人に連れてかれてる人に読んでもらいたいです。斜に構えましょう。ガチ勢の人はなんかすいません!でも、よければ付き合ってください。こういう人もいるんです。

人の数だけディズニーワールド ということでなんとか。


楽しみ方:人にアダ名をつけよう

アトラクション待ちの時間ですっごい暇なんです。しかも夏は汗はかくし、周りの子供はグズるし、なかなか慣れてない人には厳しい環境に身を置くことになります。慣れてないパパさんとか大変そうだった!
そこで暇つぶしとして、並んでいる他の人にアダ名をつける遊びがオススメです。
その人に聞こえないようにヒソヒソとやりましょうね。結構、皮肉めいたアダ名を考えた方が面白いです。いやまじ、大声でやっちゃダメだから!!!


楽しみ方:あ、あの雲ミッキーの形だ!と叫ぶ

普通にただの嘘つきなんですけど、これは色んな人が一斉に空を見上げるのでなんか優越感に浸れて楽しいです。その数秒後、視線を感じて逃げ出したくなります。対策としては、エイプリルフールにやる、というのが挙げられます。僕はただの平日にこれをやって、彼女にとっても怒られました(当たり前だ)


楽しみ方:新アトラクションを作る

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新アトラクション:自然

意外と楽しいです。ゴミ箱とかもアトラクションにしちゃいましょう。もうポップコーンに集まる鳥類もアトラクションです。彼女も一緒になって新しいアトラクションを考えてくれました、休憩中のカフェのテラスとかでやるのがいいかも!誰も傷つかなくておススメ。


楽しみ方:アトラクションの裏設定を考える

イッツアスモールワールドは同調を強制してくるクソみたいな世界を薬漬けが旅するアトラクション。
ホーンテッドマンションは戦前にあった遊郭の亡骸で遊女と客の亡霊達が回転サービスしてくれるアトラクション。
自分なりの価値観でアトラクションを再解釈して、親しみやすくアレンジ!!これはオススメです。誰かといったらお互いのオリジナル解釈を共有して、良いところ取りして最強のアトラクションにしましょう。彼女もけっこうノリノリでした。スモールワールドは解釈が無限にできそう!!!


楽しみ方:どのアトラクションに火をつけたらよく燃えるかを考える

ハニーハント一択。建物の材質とかじゃなくてルックスで。よく燃えるなんて、は○ちゅうさんみたいだね、って言ったら彼女に怒られました。そりゃそうか。


楽しみ方:普通に楽しむ

バズライトイヤーのやつとか、スターウォーズのやつとか普通に楽しい。食べ歩きできるチュロスとかアイスクレープとか、めちゃくちゃ美味しい。ゴミ箱も色んなところに設置してあって便利。あんなヘンテコなキャラいたっけと着ぐるみを見てめっちゃ笑った。ゴリラみたいなやつ。


楽しみ方:昔を思い出す

あれ、ミクロアドベンチャーとかもうないの?小さい頃、家族で乗ってすっごい笑ったのを今でも覚えてる。また乗りたいなぁ。
今でもジェットコースター苦手だけど、小学生の時に無理やり父親に乗せられて死ぬほど泣いたっけ。帰りの車でミッキーのブランケットかけてもらって後部座席で寝たっけ。


楽しみ方:涙をこらえる

うう...あれ...?目が…熱いや。


楽しみ方:帰る

もう身体をクタクタなので帰りの電車はほぼ無言。アトラクションの感想とかシェアすれば良いんだけど、斜に構えてしまったので純粋な感想が出てこない。けど、胸の内にある穏やかな達成感はなんだろうか。今まで敵として見てきたものが実は友だった、という感覚に近いのかな。


楽しみ方:また行く約束をする

別に覚悟してたほど拒絶反応は出なかったんですよね。10年くらい行ってなかったというだけで、そこまで特別ダメージもなかったし、まぁ彼女はなんだかんだ僕が付いてきてくれたことにとても喜んでくれたので、また行こうか!!!という気持ち。


最後に

結局、ディズニーコンプレックスは回復の方向に向かってしまいました。

正直、パーク内のフードやアイテムの値段設定は妥当なラインで、ちょっと欲しくなる小物とかたくさんあって目移りしちゃうし、車椅子の優待とかベビーカー置き場とか、あれだけ福祉も整ってるのはディズニーならではだな、と素直に感心できることもとても多かったです。

入園料はそれなりの値段だけど、逆に高く設定して頻繁に来れないようにして非日常のエンターテイメントを作る戦略かもしれないし、入園料以上のサービスはパーク内にたくさんありました。

これだけ整ってたら夢の国と言われても、斜に構えてない限りは納得できてしまうような。子育てしてる親御さんや、日々消耗してる人々に充足を与えるには十分すぎるよ。

割とまた行きたいかもしれない。
今度はちゃんと楽しんでみたいかも。

というか、なんだかんだ楽しかった!これにつきます。

なななな

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