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小説の出だしの細かな修正をChatGTPに相談しながらやってみる。

さて、前回大まかにChatGTPに小説出だしを修正してもらいました。がここからは1文1文見ながら、細かい修正をやってみます。
たった1000文字にこんなに時間かけてていいのかな…? と言う気もしますが、初めてなのでまずは何事もトライ。

<プロンプト>
#小説の原文
 眠りから目覚めた”なおりん”は、ふわふわの耳を小さく動かし、目をゆっくり開いた。周りは見慣れた森だが、まるで変わって見えた。彼の心は、驚きと喜びでふくらんでいた。

#出力
 これは兎のキャラクターが目覚めて巣穴から出てくるシーンです。目を開いたあと、森を見るまでの間のうさぎの行動の描写を追加して小説を書き直してください。なお、このウサギは目がさほど良くないので、目で見ているものについては詳細な描写を行ってはいけません。むしろそれが何だろう、と耳を澄ませてそれが何かを知ろうとします。


眠りから目覚めた”なおりん”は、ふわふわの耳を小さく動かしながら、ゆっくりと目を開けた。彼の視界はぼやけていたが、耳はいつも以上に敏感になっていた。周りの微かな音に耳を傾け、ひとつひとつの音が物語る森の様子を感じ取っていた。風が葉を揺らすささやき、小鳥たちの朝の囀り、遠くで小川がせせらぎ、そこには見慣れた森の穏やかな朝が広がっていた。

なおりんは巣穴からゆっくりと這い出し、地面の匂いを嗅ぎながら周囲を探った。彼の視力は弱かったが、その代わりに発達した聴覚と嗅覚が彼に周りの世界を教えてくれた。彼はふんわりとした草の上を小さな足で歩き、耳を立てて周囲の音を拾い上げた。森の息吹を感じながら、彼の心は驚きと喜びでふくらんでいた。




ちょっと極端に耳に寄せた描写になってしまいましたが、かなり参考になります。

少し、前半部分を手で修正しまして、プロンプトに入れ込めなかった設定から、補完してほしいシーンを指定します。
アルファベットの鳥が地面にいるウサギの周りを飛び回るのもおかしいので、近くに下りてきた鳥が一斉に飛び上がっていくシーンに差し替えです。

<プロンプト>
#小説原文
*省略*

#この後の流れ
なおりんは思わずアルファベットの鳥に手を伸ばしてしまい、驚いた鳥が逃げる。それに驚いた鳥たちが一斉に逃げ出してしまう。
呆然とするなおりんの目に、巨大なコードの樹木が目に入る

#出力
この後の流れに合わせ、小説の続きを200文字程度で出力してください。
なお、このウサギは目がさほど良くないので、目で見ているものについては詳細な描写を行ってはいけません。
大きな音には驚いて耳を塞ぎ、 周囲の様子を探る時にはそろそろと耳をすませます。


なおりんの耳は、逃げるアルファベット鳥たちの羽ばたきの大きな音に反応し、瞬時に両手で耳を覆った。周囲が静まり返った後、彼はゆっくりと耳を放し、慎重に周囲の音を探った。ふわふわの耳が微かな風の音、小さな生き物たちの動く音を拾い上げる。その中で、彼の注意を引いたのは、巨大な樹木が立つ方向から聞こえる謎めいた音だった。視力に頼れないなおりんは、その音の正体を探るために、そっとその方向へと進み始めた。その足音は、葉の上を歩くように軽やかで、周囲の自然と一体化していくようだった。




”視覚に頼れない”など説明的な描写はこのまま使えないので手を入れますが、なおりんの動く順序等は、ChatGTPのドラフトを活かして小説を書き直していきます。

やがて、なおりんはコードの樹木の下で、新しいプロンプトに気づいた。それは外の世界からの思考や感情を象徴する独特のパターンだった。彼は興味深くそれを追いかけ始めた。
のところは、せっかく以前、画像でプロンプトのイメージも書いてみたので、それを活かせるかやってみます。

<プロンプト>
#小説原文
*省略*

#この続きの流れ
なおりんは、今まで見たことのないプロンプトに感動する
それは外の世界からの思考や感情を象徴する独特のパターンだった。彼は興味深く食べていく。

#この時、なおりんがみた ChatGTPの森と、降り注ぐプロンプトのイメージ
添付した画像の通り → アイキャッチの画像のことです

#出力
小説の続きを200文字程度で書いてください
元の文体に合わせて


なおりんは、興奮を抑えきれずに躍り出た。彼の目には詳細が映らないが、空から舞い降りるカラフルなプロンプトの光が、感情の波を連れてきた。文字たちは彼のもとに優しく落ち着き、なおりんはそれらを一つひとつ丁寧に味わい始めた。外の世界の思考や感情を象徴するこれらの文字は、彼の心に新たな春を告げる独特のパターンだった。それはただの言葉ではなく、鮮やかな生命としてなおりんの中に溶け込んでいった。彼は、未知のプロンプトに囲まれながら、まるで森そのものと対話しているかのように感じたのだった。




この描写はかなりいい感じにできた、と思っています。
修正少なめで使えそう。
ちょっとずつシーンを継ぎ足していくのは、ChatGTPの使い方としてありかもしれない。と思いつつ残りを自力で修正しまして、 初めのシーンが完成しました。

気付いたら2000文字ぐらいになっていたので、予定していたシーンを削るか、このまま文字数気にせず書いてみるか悩みつつ、一旦この記事を終わります。

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