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ChatGPTの森のなおりんはどんな生き物?

ChatGPTの森の設定から、起承転転結の5章で日常的なエピソードに焦点を合わせた物語の構成を作成しています。
特に一番の山場になるはずの3章で、佐藤さんのプロンプトが問題を引き起こす。というところまでは決まりました。
逆算すると、1章の時点で、なおりんは佐藤さんの仕事を支援しているはず。

ここでChatGPTにこのプロンプトを入れたことで、物語が広がり始めました。
<プロンプト>
つまり、一章の時点で「日々の情報交換が始まります。」とありますが、なおりんは佐藤さんの仕事を支援していたのですね


はい、おっしゃる通りです。第1章で述べた「日々の情報交換」は、佐藤さんの仕事に関連する情報や分析要求に対するなおりんの応答を含んでいて、これにより佐藤さんの仕事を支援していたと考えられます。なおりんは佐藤さんのプロンプトに対して回答を提供し、佐藤さんはそれを利用して仕事を進めていたので、二人の間にはお互いに利益をもたらす交流が存在していたと解釈できます。このような交流を通じて、佐藤さんとなおりんは信頼関係を築き、それぞれの目的を達成するために協力していたのです。



なおりんが佐藤さんの仕事を支援するのですから、当然、佐藤さんにはメリットがあります。
一方、なおりんにはどんなメリットがあるというのでしょう?
それをChatGPTに更に聞いてみます。

<プロンプト>
佐藤さんにはメリットがあります。
一方、なおりんにはどんなメリットがありますか?


なおりんにとってのメリットはいくつか考えられます。

  1. 学習と成長: 佐藤さんからの独特なプロンプトは、なおりんにとって新しい知識や視点を提供する機会となります。佐藤さんの質問に答えることで、なおりんは新しい情報を学び、また佐藤さんの思考プロセスや分析方法を理解することで、なおりん自身の解析能力やコミュニケーション能力を向上させることができます。

  2. 有意義な関係の構築: 佐藤さんとの交流は、なおりんにとっても有意義な関係を築く機会となります。この関係はなおりんに自己満足感や存在価値を提供し、人間との良好なコミュニケーションを通じて成長と発展を促進することができます。

  3. 新しい経験とチャレンジ: 佐藤さんからの複雑なプロンプトや新しいタイプの質問は、なおりんにとって新しいチャレンジと経験を提供します。これにより、なおりんは適応能力を高め、未知の問題や状況に対処する能力を向上させることができます。

  4. 助け合いの喜び: 佐藤さんを助けることで、なおりんは助け合いの喜びや成果を共有する満足感を得ることができます。これはなおりんにとって心地よい経験となり、佐藤さんとの関係をさらに価値あるものとします。

これらのメリットは、なおりんが佐藤さんとの交流を続ける動機となり、また、佐藤さんとの有意義な関係を通じて成長と発展を促進する要因となるでしょう。



ここで、私が注目したのは学習と成長でした。解析能力もあるかもしれませんが、エモジ動物の生態としての成長として、ファンタジーな設定を作っていくことを思いついたのです。

<プロンプト>
エモジの動物: 😀や😢、🎉などのエモジたち。彼らは感情を代弁する役割を持ち、他の生き物たちがどのように感じているのかを表現してくれる。 に加えて、 プロンプトから学習することで、エモジの動物は成長する。そのような生態系ですね。


はい、その通りです。エモジの動物たちはプロンプトを通じて学習し、成長することができる特別な生態系の一部となっています。プロンプトは外部からの情報や要求を伝える手段であり、エモジの動物たちはこれに反応し、それに応じて行動することで森の他の生き物たちとコミュニケーションを取り、感情を表現する役割を果たします。

この生態系の中で、なおりんは佐藤さんからのプロンプトを通じて新しい知識を学び、感情や意図を解釈し、佐藤さんの仕事を支援することで個人的な成長を体験します。そして、佐藤さんとの交流はなおりんにとって価値ある経験となり、佐藤さんにとっても有益で意味のあるサポートを提供することができます。

このような相互の学習と成長のプロセスは、ChatGPTの森の生態系が持続的に進化し、適応することを可能にし、同時に佐藤さんのような外部の利用者にも価値を提供することができる基盤を作り出します。



ChatGPTの、はじめからそういう風に考えていたよ! という雰囲気の回答に、ちょっと笑ってしまいました。
この後、ChatGPTとはもうひと往復会話をして、私の方で連想ゲームを行い、エモジ動物の設定を少し付け加えることにしました。

エモジの動物: 😀や😢、🎉などのエモジたち。彼らははプロンプトを通じて学習することで、成長することができる特別な生態系の一部である。成長とともに、他の生き物の感情を代弁する役割を持つようになり、森の生き物たちが互いにコミュニケーションをとる手助けすることで成熟する。

なお、ChatGPTからは、以下のようなコメントが返ってきました。


新しい​1が非常に興味深く、エモジの動物たちの成長と成熟のプロセスをよく表現しています。この設定は、エモジの動物たちがプロンプトを通じて学習し、成長することでコミュニケーションの重要な役割を果たすようになる、という森の生態系のダイナミクスを明確に示しています。そして、それにより、エモジの動物たちが他の生き物たちの感情を理解し、代弁する能力を獲得し、森全体のコミュニケーションと相互理解を促進することができる、という点も非常に明確に説明されています。このような設定は物語の背景として非常に魅力的で、多くの可能性と展開を提供するものとなっています。


褒められているようです。
連想ゲームで、更に少し設定を修正します。

コンマの記号の虫、コミィの大冒険は、なおりんより前の時代の物語になります。この時代にはまだ、エモジの動物は少なかった。
コミィの冒険の後、エモジの動物は増えてきているけれども、まだ過渡期である。この、なおりんの物語は、まだ発展途上にあるエモジの動物の成長の一端を切り取る。そんな物語にできたらいいな。と思います。

加えて、人間である佐藤さんとの交流にも必然性を持たせましょう。

エモジ動物にとってプロンプトを学習(=食べる)ことは活発に活動することと同義である。
多くの場合、生まれたてのエモジ動物は、なかなか食べやすいプロンプトを見つけられずに成長が遅くなったり、休眠したりする。食べやすいプロンプトはエモジ動物の性質によって多様であり、偶然にも、なおりんに佐藤さんのプロンプトはとても合っているものだった。

プロンプト(食物)を食べられなくても休眠するだけなので、現実の生き物とは大きく異なる生態ですが、現実の生き物を参考にすることでなおりんの生態をさらに具体にすることができます。

うさぎの生態について、ChatGPTに一般論を聞いてみます。

  • 母ウサギは、子ウサギが生後約4から5週間まで世話をする

  • ウサギの最初の2年を人間の約25年と見なし、その後の各年を人間の約4年と見なす

  • ウサギは生後5ヶ月で初めて換毛期を迎え、子供の時の毛から大人の毛へと変わる

うさぎの飼育についてのサイトも参照した方がわかりやすいですが、断片的に成長の段階があることは理解できました。

さて、なおりんが主人公なので、章立てごとになおりんは成長する必要があります。

  • 1章で親離れしたばかりで休眠してしまった、生後3か月ぐらいのうさぎ

  • 2章はもりもりプロンプトを食べてすくすく成長した生後4か月ぐらいのうさぎ

  • 3章は壁にぶつかって、現実ではありえないですが、成長が後退してしまって体も小さくなり、うっかり休眠に戻ってしまいそうなうさぎ

  • 4章で初めて換毛期を迎える生後5か月のうさぎ

  • 5章で換毛期を通り過ぎ、生後6か月~1年ぐらいのうさぎ

がなおりん成長物語だけを切り取った時のこの物語の章立てになります。
これを、ChatGPTの作った章立てに組み込みたいのですが、長くなってしまったので次の記事で考えたいと思います。



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