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調査設計のドラフト:仕事にChatGPTを活用した備忘録
ここのところChatGPTの利用回数が少し減ってきています。やはり、そのままで使えるものを出せるようなプロンプトがまだ私には作れていないので、つい、自分がやった方が早いとなってしまうこともあります。
新機能のGPTsにまだ手が出せていないのも敗因でしょう。
まだ、通常のChatGPTのみを使っているだけなのですが、かろうじて仕事の役に立つかな? とと思ったアンケートの設計での使い方のメモ書きです。
アンケートのタイミング
まずは、ゼロから作るのが大変だな、と思ったのでダメ元で聞いてみました。
以下は、実際にはやり取りをいろいろしたので、このブログ用にもう一度作り直した内容にはなりますが、雰囲気はでるかな。と思います。
<プロンプト>
3か月のアプリのモニター調査を実施します。 アンケート もしくはインタビューををどのタイミングで、どのような項目で行うべきか書き出してください
3か月間のアプリのモニター調査を行う際には、アンケートやインタビューを計画的に実施することが重要です。以下に、タイミングと項目について提案します。
1. 初期調査(開始時)
目的: 初期のユーザー体験と期待値を把握
タイミング: アプリ使用開始直後
項目:
アプリを知った経路
アプリを使用する目的
初期の印象や期待
2. 中間調査(使用開始後1.5か月)
目的: 使用経験に基づく具体的なフィードバックの収集
タイミング: 使用開始後約1.5か月
項目:
アプリの使いやすさ
どの機能が役立つか、または不要か
体験の改善点や要望
3. 最終調査(使用終了時)
目的: 総合的な評価と継続使用の可能性の評価
タイミング: 使用終了時
項目:
総合的な満足度
アプリの推薦意向
継続使用の意向や理由
インタビュー(選択的に実施)
目的: より深い理解と質的なフィードバックの収集
タイミング: 中間調査と最終調査の間
項目:
特定の機能に関する詳細な意見
ユーザー体験の詳細なストーリー
改善のための具体的な提案
これらの調査を通じて、アプリのユーザー体験を継続的に評価し、改善のための具体的なデータを収集することができます。アンケートやインタビューは、ユーザーのニーズと期待を理解する重要な手段です。
この段階で、中間調査まで「必要だよー」と指摘してくれるのは、よくできてるなぁ…と思います。
提示する選択肢のドラフト
アンケートは、最後まで答えてもらうため、極力、選択式で質問を作ります。この、選択肢を作るのがとても大変なのでですが、先ほどのChatGPTからの回答の一部を具体化してもらうことでちょっとでもChatGPTに活躍してもらおうと思います。
<プロンプト>
目的: 使用経験に基づく具体的なフィードバックの収集 において、 アプリへの期待を明らかにします。 選択式で答えてもらいます。 どんな選択肢が考えられますか?
「使用経験に基づく具体的なフィードバックの収集」という目的で、アプリに対する期待を明らかにするために、ユーザーに選択式で答えてもらう場合、以下のような選択肢を考えることができます:
アプリの機能に関する期待:
より高速なパフォーマンスを期待しますか?
追加の機能が必要ですか?
よりシンプルなインターフェースを望みますか?
カスタマイズ可能な設定を望みますか?
ユーザーエクスペリエンスに関する期待:
より直感的な操作を望みますか?
より詳細なヘルプやチュートリアルが必要ですか?
より視覚的に魅力的なデザインを望みますか?
サポートとカスタマーサービスに関する期待:
より迅速なカスタマーサポートを望みますか?
より包括的なFAQやトラブルシューティングガイドが必要ですか?
定期的なフィードバックやアップデートに関する通知を望みますか?
セキュリティとプライバシーに関する期待:
より強化されたセキュリティ機能を望みますか?
プライバシー設定の改善を望みますか?
より透明なデータ使用ポリシーを望みますか?
価格と利用料金に関する期待:
より低い価格を望みますか?
より多くの無料機能を望みますか?
よりフレキシブルな支払いオプションを望みますか?
これらの選択肢は、ユーザーがアプリに対してどのような期待を持っているかを明らかにするのに役立ちます。また、フィードバックの収集を通じて、アプリの改善点を特定するのにも有効です。
アプリの機能を明確にプロンプトに入れておくと、これよりもっと機能に合わせた選択肢がでてきます。
顧客の期待に答えられているかをどう評価する?
はじめのアンケートで、顧客の期待が抽出できたとしても、最後のアンケートではその期待に応えられているかを計測する必要があります。
これもまた、ChatGPTに聞いてみることにしました。
<プロンプト>
アプリに対する期待が XX と YYであるとき、それを中盤・終盤でどう評価しますか
アプリに対する期待が XX と YY の2つに絞られている場合、中盤と終盤の評価では、これらの期待に対するアプリのパフォーマンスを集中的に評価することが重要です。
中間段階
アプリのXX効果の評価:
XXがどの程度役立ったかを評価します。例えば… (長いので略)
アプリが提供するコンテンツの有用性を評価します。
YYの効果:
YYがどの程度改善されたかを評価します。例えば… (長いので略)
最終段階(終了時)
総合的なXX効果の評価:
XXの全体的な効果を評価します。3か月間の使用でどのような変化があったか、どの程度役立ったかなど。
ユーザーの満足度や改善要望を集めます。
YYの総合的な評価:
3か月間の使用を通じて、YYがどの程度改善されたかを評価します。例えば… (長いので略)
YYに関するユーザーのフィードバックや改善提案を集めます。
進行中のチェックポイント
週次チェックインなどで、これらの要素に関する短期的なフィードバックを収集し、中間段階や最終段階の評価に向けてデータを蓄積します。
伏字が多くなってしまいましたが、感想としては、「おぬし、思ったよりやるな」でした。
もちろん、そのままコピペでは使えませんが、うーんうーんとゼロから考えるよりは大分楽でした。
出された選択肢の中から、それを具体化すると? と質問を重ねていったことが、今回は功を奏した気がします。
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