見出し画像

2020.6.13 サルとヒト

昨日の日記を書いている。
いま読んでいる本はいくつかあるけれど、むかし読みかけていた「サルの目ヒトの目」を読んでいる。

これを読んでいると、ゴリラ、チンパンジー、オラウータンの生態や社会について読んでいるようでいて、人間の社会にもこういう人いるよなというのが自然と頭に浮かぶ。

例えば、ニホンザルは育児に父親が関わらないため、どのサルが父親かはわからないらしい。ゴリラはそうではないという。育児に関わらない男性は日本社会ではかつて多く存在したといわれるし現在でもその傾向のある人はいると思うけど、それはニホンザルの生態とよく似ているわけだ。

霊長類は人間とは異なるから、古い、とか遅れているとかそういうふうには思わない。でも、人間とはどうして人間なのかと考える上での参考にはなると思った。

夜は、何かの予告編で観たグレートウォールという万里の長城を舞台にした映画を観た。といっても、ファンタジーで、万里の長城は人間が欲を増大させることを戒めるために60年に一度現れる怪物から都を守るために建てた物だという設定のお話し。ゲームみたいなつくりで、真面目に観なければちょっと面白いのかもしれない。怪獣のおでこに模様が入っていたのはよかった。親玉が死ぬと子分もみんな死んでしまうという設定は便利ですっきりするけど、ちょっとずるいかなーとも思う。他の解決策も考案されてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?