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2020.8.22 病院坂の首縊りの家を観た

長い期間、出かけていたのでお篭り生活が軌道に乗るのに時間がかかったけど、また家にいることが馴染んできた。

先日は大林宣彦監督のハウスを観た。昔、観た映画だった。最後のシーンがトラウマ的に記憶に残って残っていて、昔見た夢かと思ったけどこの映画だと判明してよかった。

今日は母の訪問があったけれど、午後は病院坂の首縊りの家を観た。横溝正史の作品は映画でしか見たことがない。(推理小説は殆ど、シャーロックホームズと江戸川乱歩しか読んだことがない、、)

トリックの矢部謙三警部が「よし!わかった!」って手を叩くのは横溝正史の石坂浩二シリーズのオマージュだったのね。

戦争の跡が濃く残る時代の話には、人と人とがその境遇に共感できるものが多くあったのだと思う。草刈正雄が戦災孤児という設定と、それを感じさせる演技がよかった。

犯人の境遇があまりにも悲惨で、出てくる人間はおぞましく辛いものがあった。原作では解決までに20年かかったという設定らしい。原作を読むには腰が重い...

夜は中東欧に詳しいライターの新田さんを囲むオンライン女子会で、大学の友人を誘って参加。実際に行った旅の話はおもしろい。

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