見出し画像

5Sから学べたこと、一番肝となるSは!

工場や製造ライン、もしくはISOをお持ちの企業で働いた経験のある方なら、一度は聞いたことがあるかもしれない。
5Sを徹底しましょう!と

5Sとは
○整理︰要るもの要らないものを分ける。要らないものは捨てる。
○整頓︰使いやすいようにきちんと置き、表示する。
○清掃︰掃除してゴミ汚れのないキレイな状態にする。
○清潔︰整理・整頓・清掃を続け維持する。
○躾(しつけ)︰決められた通り出来ているか確認し習慣づける。

といった内容だ。
大手企業であれば、この管理をする人までいるという。

私も前職製造ラインで働いた経験があるため、この内容を徹底させられた。
工場の環境はそれはそれでキレイな環境で人、もの、時間全てが流れるように出来ていた。
ゴミはもちろん落ちてはいないし、仕分けも完璧!
仕事の効率はとても良かった。

現職はどうかと言うと、そのような決まりも無ければ徹底もない。個人の配慮に任されている。人数規模が小さいので当然なのかもしれない。

ここにどういった違いが生まれているかがはっきりとわかる。

製造ラインや工場、大手企業などは統一された管理が必要である。人が多ければ多いだけ考え方も変わるやり方も変わる。そのため統一された管理は難しい。
まずは誰でも安全に環境作りができる5Sが登場する。

5Sの基盤がある企業は他のプロジェクトを行うにしても、統一管理、統一感を持って行うことが多いのである。

もし、重箱の隅をつつくのであれば、皆同じ考え方になりがちで特段なアイデアを提案できる者は少なくなってしまう。そのような環境づくりな気がする。

では中小企業でそのような、ルールがないところ個人の配慮に任せているところはどうだろうか?

会社のリーダーにもよるが、間違いなくチームとして動くことは困難になる。各々か個性で動き、オールラウンダーとなる人物は全体を見ているため何とか形を作っているように見せている。
メリットとしてはもちろん各個人が独自で動いているので、スキルは高い。またアイデアも沢山でている。
チームとして見た場合、纏まりのない集団でしかない。

会社として動くのであればやはりチーム力は必要である。
仕事で結果を出す場合、一人一人の足し算より一人一人の能力をいかに活かして掛け算としていくかが結果へと導き出す近道だと思う。

5Sがある企業とない企業で働いてみて、もちろんあった方が良いのは理解出来ていた。

その中でも一番の肝とSはやはり躾(しつけ)であろう!

人への教育、日常の伝達の仕方、話し方などなど。
あらゆる面で躾は重要だと感じた。

親として、一社会人として、しっかりとした躾ができるように、まずは身の回りの整理整頓・心の整理・整頓を始めたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?