【7月】初めての採卵(不妊治療の話)
6時過ぎに夫に起こされ起床。
眠気と頭痛でちょっと気分が悪い。
でも行かねば。
今日は初めて採卵を行う日。
7時半までに来院するように言われている。
クリニックに着いて受付をすると受付番号は3番だった。
今までで一番早い番号。
(いつも午前中に行っても20番台だったりする)
受付後、10分もしないうちに呼ばれ別室へ。
部屋に入るとカーテンに囲まれたベッドが複数台並んでいる。
リカバリールームという部屋らしい。
ここで準備をして手術室に向かうようだ。
看護師さんに2番のベッドに案内された。
トイレを済ませて手術着に着替える。
手術着の下はパンイチならぬブライチの状態。
着替えてベッドで待っていると再度名前が呼ばれ、案内先で少し待って採卵の順番がきた。
看護師さん「緊張してる?」
私「いえ大丈夫です(それより眠い)」
中に入ると思った以上に本格的なオペ室。
内診するときのような状態で処置すると思ってたからちょっとビビる。
ちなみに採卵は卵巣にほそーーい針を刺して卵胞液ごと卵巣内の卵を吸い取るそうだ。
手術室には看護師さん2,3人と培養士さん1人と先生1人。
看護師さんに「そちらの台にスリッパのまま上がってください」とベッドの足元の台に上がるように指示された。
台に上がるとおもむろに
バッ!っと手術着をまくり上げられた。
下半身丸出し。
さすがにちょっと恥ずかしい。
ベッドに寝そべり、脚を載せる台に両脚を載せて開脚。胸の上に手を重ねるように指示される。
先生が膣を消毒。
何か器具を挿れた後、採卵用の針が挿れられた。
針が卵胞に刺される。
!!
いたぁぁぁあああっ
針が刺さった瞬間に体にギュウっと力が入る。
すかさず横に付いていてくれた看護師さんが私の手に手を添えて
「はい息吸ってー吐いてー、でリラックスできます」と言った。(中国人っぽいカタコト)
ゴムでパチっとしたような痛みだとか、卵管検査の方が痛いというネットの情報を見てちょっと安心してたけど、卵管検査とあんまり痛み変わらん。
生理痛のような痛さ、と書いている人もいた。
生理痛ある人は毎月こんな痛みに耐えてるのか…大変。
結局、2個の卵胞に刺して採卵できた卵は一個。片方の卵胞は空だったらしい。
通っているクリニックの低刺激法での平均採卵数は2.8個らしい。
採卵するタイミングによって5個採れることもあれば1個だけのこともあるそう。
思っていたより採卵数が少なくて、施術後の診察で先生に質問したところ、これは薬の合う合わないではないとのこと。
少なくても気にしなくていいんだとわかってちょっと安心。
夫の精子の状態も併せて、顕微受精にするか体外受精にするかの判断はギリギリのラインとのことで「どうします?」と聞かれた。
顕微受精は精子を卵子に入れ込むので、受精の成功率は顕微受精の方が少しいいとのこと。(10%アップぐらい)
金額も2,000円程度しか変わらなかったので顕微受精でお願いすることにした。
受精後の結果は2日後に分かる。
受精が成功してうまく細胞分裂が進んでいたら受精卵を子宮内に戻して着床を期待する、という流れだ。
うまくいきますように。
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