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【8月】2回目の採卵(不妊治療の話)


前週期の採卵で唯一採れた卵(エース卵 by夫)がうまく成長しなかったので、今週期も採卵に臨んだ。

採卵の二日前の診察の時には4個の卵胞が育っている状態だった。
もしかしたらプラス2個ぐらいいけるかもという状況。つまりMAX6個。

よしよし、前よりもいいぞ。


診察のあとの看護師さんからの説明のときに
「局部麻酔しますか?」と聞かれた。

前より採卵数多そうやししんどいかな?
とも思ったけど、前回の採卵は無麻酔でもなんとか耐えれたので
「麻酔なしで大丈夫です」と答えた。


月曜日、朝7時半のクリニック。

今日も受付番号は3番。

リモート予定の仕事を午前中休むかどうか悩み、看護師さんに所要時間を聞くと11時ぐらいまで時間見ておいてもらったほうがよいということだったので、急きょ半休をもらうことにした。

リカバリールームで手術着に着替えて、いざ採卵。2回目とは言えやっぱり緊張する。


手術台に上がってスタンバイ。

膣の消毒が終わり、先生から
「刺しますね」と声がかかる。


1回目の抽出。
んんん。痛い。でも想定内。
前回で学んだこと、深呼吸大事。
スーハー

2回目、今度はもう片方の卵巣に刺される。
痛いぃ…でもまだ大丈夫。
スーハー

3回目の抽出。
いっっっっ…!
フーーー

3回目から痛いのを通り越して吐き気が出てきた。たぶん普通に痛いって言ってしまってたかも。

看護師さん「吸うのもながーくね」

スーーーフーーー

スーーーフーーー

そして4回目。
いいいたああああい!!(泣)

スーーーーーフーーーーー

スーーーーーフーーーーー

看護師さん「大丈夫!大丈夫よー、ほら、卵取れてるからね」

右側に目を向けると、培養士さん?がいるところのモニターに黒い影が映ってる。
そこに採卵された卵が映っているそう。

でもそれどころじゃないんすわ。
耐えろ私!


結局、5箇所刺されていたらしい。


しかも本当はもう一つ卵胞があったらしく
「奥の方にもう一個ありますけど、どうします?」と先生と看護師さんに聞かれたが、

即答で「もういいです」と答えた。

看護士さん「本当にいい?」

私「いいですいいです(早よ終わって〜)」

※複数個育った卵胞のうち、排卵・採卵されなかった卵胞は卵巣内でしぼんでなくなるらしい。つまり、その分卵子も減る。


今回は施術後の止血さえも痛くて、2回ぐらい流れてきた涙を手で拭った。


その後、リカバリールームのベッドで痛みが治まるまで休憩して、トイレで止血のガーゼを膣から引っ張り出して、着替えをして待合へ。

着替える前に、もう一度看護士さんに
「残りの卵ちゃんは、いいですか?」と聞かれた。

「はい、いいです(フラフラ)」

採れた3つの卵はどれもしっかり成熟しているそう。顕微受精をしてもらい、2日後に受精結果を聞きに行く。


それにしても痛かった。
みんなこれに耐えてるの?
私が痛みに弱いだけなんだろうか…

もしまた採卵することがあったときのために、看護士さんに局部麻酔について聞いた。

以下備忘録。
・麻酔する人は結構いる
・基本、採卵5個以上から麻酔するか希望聞いている(それ以下でも対応可能)
・麻酔の場合、膣内に複数回採卵と同じ太さの針を刺す(採卵で針刺すか、麻酔で針刺すかの違い)
・膣に麻酔するので、卵巣には麻酔が効いていない状態(なので無痛ではない)
・奥の方にある卵は麻酔してても採卵時痛い
・麻酔の希望は採卵直前でなければ当日でも可

※あくまで私が通っているクリニックの情報です


今回痛かったのは卵巣の位置によるものかも、ということ。

卵巣は位置が固定されているものではなく、お腹の中でブラブラしている臓器。

腸が下がっていると卵巣が下に押される、この場合内診機を使って腸を押し上げながら採卵する。

今回はこの状態だったそうで、腸のせいで卵巣の痛い位置に針を刺すことになってしまったのかもしれないですね、ということだった。



便か。便のせいなのか。



確かに朝からお腹張ってるなーとは思っていた。今度採卵することがあったらできるだけお腹をスッキリさせてから臨もう。
(採卵しなくて済みますように!)

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