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夫に魔力を送られています(不妊治療の話)

今週の月曜日に、凍結していた胚盤胞を迎えに行きました。

あらかじめ「1日予定を空けておいてください」と言われていたので、有給休暇を取得。

朝8時にクリニックに到着。

血液検査と内診の結果、ホルモン値的にも内膜の厚さ的にもバッチリもいうことで、予定どおり移植することになった。
この時点で9時半ぐらい。

ここから2時間ほど待ち時間があり
「クリニックの外に出ても大丈夫ですよ」ということだったので、外で時間を潰すことにした。

少し買い物をして軽くランチを済ませて、11時45分頃にクリニックに戻った。

ここからのスケジュールは

  • 11:50 培養士さんから移殖する胚の説明

  • 12:30〜13:00  移植

  • 13:00〜15:00  会計

とのこと。
会計までの時間が異様に長いのは、外来診察(手術以外の受診)の人たちの会計が落ち着くのを待つため。
その日によって混み具合が違うので会計終わるのは14時〜15時めど、ということだった。

培養士さんからの説明のあと
「何か気になることはありますか?」と聞かれたので、ちょっと考えてから胚のグレードを聞いた。

胚のグレード。
聞きたいような聞きたくないような気がして、先生には聞けずにいた。

「当院の基準で3Cですね。
ガードナー分類だと4bbにあたります」
妊娠率は35〜40%?ぐらいとのこと(←ここはちょっとうろ覚え)

うーん。中くらいってこと?

その後、また番号を呼ばれて手術着に着替えて少し順番待ちをしてから手術室へ。

私の他に3人移植する人がいるようだった。
みんなどんな気持ちでこの日を迎えているんだろう。

実は私は移植は2回目。
1年前に初期胚を移殖したが着床ならずだった。

採卵の時ほどではないけど、やっぱり手術台に上がるのは緊張する。

陰部に金属の道具が当てられて消毒され、画面にさ自分の子宮のエコーが映る。

手術室に控えている培養士さんが顕微鏡を覗きながら私の胚盤胞を移植用の管に移して、それが先生に手渡される。

そして管から私の子宮へ胚盤胞が移される。

看護師さんがエコーの画面を指差して
「この白い影が移植した胚です」と教えてくれた。


2回目の移殖が終わった。

その後、思ったより早く会計に呼ばれて13時半頃にクリニックを出た。


次回の受診は1週間後の月曜日。

そして、この記事を書いている今日は金曜日。
移殖から4日目。

あまり気にしないようにとは考えつつも、どうしても気になってしまう。

着床してるのかな。
着床してなかったら次どうしよう。
4bbって着床するのかな。
月曜日、何を言われるんだろう。

移殖後は大したことはしていなくて、普段通りに過ごしている。
一応、寝る前に子宮のツボにお灸しているぐらい。

不妊治療専門の鍼灸の先生が
「移殖後、お腹に手を当てて頑張れーって伝えてください」とYouTubeで言っているのを聞いたことがあって、移殖当日の夜寝る前にそれをやってみた。

夫にそのことを言ったら、私のお腹に手を当てて

「魔力送るわ!」

と言ってきた。中2か。
悪魔になったらどうするん。

「じゃあ念?」

念もちょっと怖いな。
もういいや、魔力で。

ということで今日も魔力を送られています。
魔力が効いて着床しますように!

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