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5㎡の畑を借りて家庭菜園を始めた

遡ること今年の2月。
家からバスで15分ほど行ったところにある貸農園の一画を借りることにした。
5㎡の小さな畑だ。 

コロナ禍になった頃からジワジワと「野菜育てたい欲」が芽生え始めた。

最初はトマトの水耕栽培から始めた。
スーパーで買ってきたミニトマトの種を取って発芽させ、土を入れたペットボトルに発芽した種を植える。
試しにやってみたところ思いのほか順調に育ち、植物が種から育つのを見守る楽しさを覚えた。

水耕栽培で育てていたミニトマト

※水耕栽培は、伊藤龍三さんというおじいちゃんが書かれた本を参考にやってました!

この水耕栽培をやっていたのはシェアハウスに住んでいた頃。
結局トマトは実ができずに終わり、私はシェアハウスを出て夫と一緒に暮らすことになった。

夫も植物が好きで、私がベランダでトマトを育てたいと相談すると快諾してくれた。

だが結論を言うと、これも実らなかった。

夏場、わが家の小さいベランダでは室外機から出る熱風がベランダ内にこもってしまう。
そうとも知らず熱風対策皆無で毎日エアコンを使い、日々知らず知らずのうちに植物たちにヘビーブローを与えてしまっていた。

そもそも小さいベランダだし、日当たりがめっちゃいいわけでもない。悪いわけではないが、夏野菜を育てるにはちょっと物足らない。

いっそのこと貸農園を借りてみるとか?

付近の貸農園を調べると家から少し離れたところに手頃な値段で借りれる畑があった。
だがあいにく空きはない。

それ以外のところを調べると、あるにはあるがちょっと遠かったり、毎月何千円も借り賃がかかったりと「ちょうどいい」と思える貸農園がなかった。

そんな風に、諦めて、ベランダやキッチンでちょこちょこ種を植えたり野菜の切れっ端を育ててることで欲を満たしては、「やっぱ畑借りられへんかな?」と思ってまた貸農園を調べて、諦めて…を数ヶ月繰り返した。

そして今年の2月。

先述の「少し離れたところにある手頃な貸農園」のホームページを見るだけ見てみようと思って開いてみると、なんと『空きあり』になっている!!


空いてるーーー!!(@_@)
しかも1番小さい区画!
借り賃年間7,000円!
初心者に最適!


『空きなし』を見ては、夫と「昔から借りてるじいちゃんばあちゃんが手放さへんねやろな」と話していたので、当面は『空きあり』に出会えないと思っていた。

このチャンス、逃してなるものか!

翌日、さっそく農園を管理している事務局に電話をかけた。

私「あの〜ホームページで『空きあり』とあったんですが…」

「あ、はい。空いてますよ〜」

よっしゃ!!

いつから借りるかも特に決めていなかったが、「すぐに埋まってしまうかも」ということだったので、当月から借りることにした。

費用の支払い方法や農園の説明を軽く聞いて電話は終わった。後日送られてきた契約書を返送し、費用の振込みをして、晴れて5㎡の畑の借り主となった。

こうしてただいま、夫と2人で絶賛試行錯誤中である。
まだ始めて3ヶ月だが、失敗も喜びも発見もあってとても楽しい。

これから少しずつ、初めてだらけの家庭菜園の記録を残していこうと思う。
よろしければお付き合いください🍅

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