思い出2-不便さ

自分は、小さいころ人より記憶力がいいと思います。今はダメですが。小さい頃に指を使うといいっていいますよね。今回は小さいころの自分の生活の思い出から。

小さい子の指の運動にはよく折り紙が挙げられると思います。私の幼稚園時代はナットでネジを締めることでした。ただナットを回せばいいわけでなく、ワッシャー(たぶん3種類)の順番に気を付けてナットで止める簡単な組み立て作業での仮止めまで手伝いをよくやっていました。あと、電話をかけること。今思うと、電話をかけることって意外と頭と指の体操になっていいのです。電話番号を暗記していなくても、電話帳をみて、番号を回す。意外と頭を使います。

遊びでよくやったのはあやとりですね。散らかすと片付けるのが問題あったので、ポケットに入れられる遊びが多かったです。塗り絵よりはマッチ棒パズル。

そんな感じで、小さいときは、わざわざ何かをしなくても私は手伝いで他の子と違った経験ができていたので記憶力がよかったのではないかと勝手に思ってます。

あと、自宅が工場だったから、ものがたくさんあふれていました。父親がきちんとした人だったので、触っていいもの、だめなもの、初めに教わったのだと思います。その中で、自然となぜ触ったらだめなのかということを考えていったような気がします。

便利な世の中になり、教育や育児は用意された物が多くなりました。大人は考ることをせず、情報に流されて物を用意して育児をしました。そして子供と遊びます。子供は親が用意して状態でしか遊ばないので、想像力が豊かではないような気がします。親も生活が便利になった分子供との時間ができたので、子供のためと言いながら、いろいろなおもちゃなどを揃えて、説明書通りの遊びで満足しているのかなと思うのです。というか、私がそうでした。

不便な生活の方が子供にとっていいことだったとのかなぁ。