責任の取らせ方

ネグレストのニュースを見て、自分の子供は大丈夫か?と強く感じました。子供達も高校生と大きくなり、一人で行動することが増えてきたからなおさらそう思います。

娘に幼児死亡のニュースの意見を聞いたところ、「頭わるいんじゃない」の一言で返されました。娘は外面が大変よく、プライドが高く、目標も持っているのでちょっとやそっとのことでは芯がぐらつくことがない子です。反面、危うさも兼ね備えているのです。慎重に行動するがゆえに、考えつかないことが起きたとき、パニックを起こします。今のところ生活に支障が出るほどのパニックにはなってはいません。また彼女の中で優先順位ができ、やりたいこと、やらないといけないことの区別がつくようになってきて、優先順位の低い事柄に関してパニックを起こさなくなりました。ただ、自分の考えが間違った方向に行っている時、他人の意見を受け入れようとしません。また、人に頼ることは苦手です。自分で対処できないことに対面した時、彼女なりの人としての優先順位をきちんと持たせることが親のできることのような気がします。

具体的には、自分のプライドを人としての優先順位の中でどこに置くかということです。

高校を卒業すると、未知の世界が待っています。対処できない状況にならないように環境を整備して守るには私には限界があります。ですから、流されず自分の優先順位で判断して行動してほしいし、状況によって自分のプライドの優先順位を下げられるようになってほしいです。

自分も含め、思春期から青年といわれる時代は、自分の言っていることが正しい、親の言うことは古い、今は違うなどと言っている頃です。確かに親世代の考えは古いし、時代にそぐわない。だからこそ今、最後に親として、子供たちに責任とプライドを秤にかけて人として正しい判断をする様に示すことをしないといけないなと思ってます。

あくまでも、私個人が自分の子供に対して感じていることです。子供を守るだけでなく、自分で考えて行動できるようなんとか後半年、悔いがないよう子供に示したいです。