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月曜日の抹茶カフェ【読書録】


良い。

恋愛をするって、ほんとはこんなにシンプルで、良いことなのに、自分が自分で勝手に拗らせてるだけなのかもしれないと思えるぐらいに、凄くあったかい気分になれる、前作の木曜日にはココアを、でも感じたこと。

ネタバレはなしで行きたいので、あまり中身には触れませんが、好きな箇所をちょっとだけご紹介

9章の、デルタの松の樹の下で
この章は、全体的に特に凄く大好き。失恋した男の子の目線で進んでいくんだけど、最終的に、ポジティブに失恋を乗り越えていく、その描写が凄く爽やかで、清々しくて、あぁ、こんな乗り越え方があったんだって、素直に感動した。きっと彼はもっといい恋がやってくるぜ!

もうひとつは、12章の、吉日
最終章なので、だいぶいろいろ詰まってるんだけど、もうこれに尽きる、このセリフは、胸に刻みたい、また、ご縁はきっとあるから、わたしはこういたい。と思わされたセリフ、それが
『その人に対してちゃんと誇れるじぶんでいたらまた会えるって、私は信じています。』

痺れた、なんて純粋で綺麗な言葉なんだろう、こうあろうとしたいと思う。いや、思うじゃない、したい、こうありたい、こうある。

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