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花束と親心

先週末は自分のパフォーマンスも2回あったが、
長女もパフォーマンスが同じ日にあり、
娘のバレエのパフォーマンスも2回あった。

そして今日は火曜日で、ファーマーズマーケットに行く日。

いつも一緒に行く友達が、
「先週の大根、美味しかったよね」と言ったのを聞いて、
大根を買ったことすら忘れていたことに気が付いた!

全く何も作ってない!
冷蔵庫はまだいっぱい、ファーマーズはパス。

実は今年、五年ぶりくらいに娘のバレエの本番を生で通しで見た。
ビデオを見たり、リハーサルを覗き見したりはあったけれど。

毎年ほぼボランティアで、客席にちゃんと座ってみていない。
今年はボランティアのリーダーさんが、
「チケット買って、2時間ボランティア抜けて行く価値ありよ!」
と促してくれて、ラストミニッツで購入。

赤い幕に、くるみ割り人形がライトアップされている。

1人席だったからか、いい席。

音楽が始まる、、、踊りの融合。
やっぱりバレエは美しい〜

アラビアの踊りの時は、
オーボエとイングリッシュホルンのソロも気になる。

初めから終わりまで、
とにかく鳥肌が立ちっぱなし。

出ているはずの娘が見つからず、
それもその時だけちょっと気になったが、

ダンサー達の美しさに見惚れ
チャイコフスキーの音楽の美しさに酔いしれ
会場に入れてよかった、、、と嬉しさで一杯になった。

娘が4歳のとき習い始めたのをきっかけに、
もうかれこれ十年以上も万年ビギナーで
私も週一、それも飛ばし飛ばしクラスを取っている。

長くやっている分だけ蘊蓄(うんちく)だけは一人前。
どれだけ簡単そうに、
難しいことをしているか分かり過ぎている。
それだけに、より楽しめるようにもなったと思う。

体も小さいし、物覚えも良い方ではない娘。
コロナ前後二年ネズミをやって、
去年はジンジャーブレッド。

フルで見たのは初めてだったけれど、
可愛くチョロチョロ動き回るネズミや
ジンジャーブレッドの子供たちのジャンプやダンスを見ながら、
「あの練習をしていたんだな」と懐かしくなった。

今年はエンジェルと兵隊役。
どちらも他の10人くらいと同じことをする役で、
全く目立つことはない。
でもそれが、彼女の成長でもある。
人と音楽とタイミングを合わせて同じ動きをすることも、
簡単なことのようで、簡単ではない。

いつも私のイベントを応援してくれるお友達が、
チケットを買って、お花やお菓子を持って駆けつけてくれた。

お花に囲まれた娘の幸せそうな顔を見て、

自分がパフォーマンスする時よりも、
娘たちや生徒のパフォーマンスを見る時の方が、
何倍も楽しいと気が付いた。

こんな私は本当にミュージシャンなんだろうか、、、笑

皆さんの応援と
バレエ団の先生方はじめ、
ボランティアの素晴らしいチームワークと
「くるみ割り人形」の芸術の存在に
感謝で一杯の日だった。

ありがとう。

昨日の朝は、8時からシアターのセットのお片付け
ボランティアを2時間やった!
(まだ規定より2時間半足りない!!!)














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