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あの頃、仕事でひとり外を回る時、 電車の乗り換えを紙に書いてくれた人 降りてから行き先までの 地図も描いてくれた人 田舎の娘は手がかかる しょうがねえ 俺に任せろと言った人 表参道の美容院を 予約してくれた人 銀座の有名イタリアンで オーソブッコを 初めて食べさせてくれた人 ヨーガンレールの服を選んでくれた人 ディオールの香水も選んでくれた人 別れた男への未練心を、 三色ペンで図解して 心の整理をしてくれた人。 ホテルの下見も仕事だと言って 押し倒そうとしてきた
今、わたしは紫に魅せられています。 家へ帰ってくると、アイビーが絡まる 茶と緑色の木の塀を背景に 鮮やかな紫色でハッとさせてくれる ムラサキシキブ。 もう一つ大好きな花ラベンダー。 何度植えても、 うちの環境では枯れてしまうから、 花屋さんで眺めて、 アロマで楽しむ。 オーラソーマというカラーセラピーを 学んだ友人から聞いたこと。 色と心理は関係があるって。 紫は、 赤 と 青が混ざった色。 赤は、活力・情熱・現実的。 青は、静けさ・直感力・想像力。 2色が持つ
この街の駅のホームに立ち 電車を待って20年。 この年月の線路沿いの移ろいを 私は見てきた。 ここに立ち始めた頃、 目の前には3軒の建物が見えていた。 右から1軒目は二階建ての住宅 よく見かける傾斜した屋根で 手入れの行き届いたお庭に 松、梅、みかんの木があった。 朝、出勤前にぼんやり眺める 庭の紅梅や、みかん色は 平凡な朝に 元気のビタミンだった。 その左隣は、道から奥に向かって 敷石が幾つか置かれて、その先は 料亭の入口だった。 部屋会席のみの予約店。 店内の廊
叔母は生前、年に2度、旅をしておりました。 叔母の夫、つまり叔父は趣味の猟りをした帰り、高速道路で事故にあい、帰らぬ人となりましたが、叔母はそれから春は桜、秋は紅葉を見に、ひとり箱根へ、電車で日帰りの旅をしたのです。 私にとって箱根は渋滞がなければ西湘バイパスを通り2時間ほどで行ける場所。 叔母が亡くなって9年、なぜかふと、初めて電車で行ってみようと思いたったのです。 大船で車窓に大きな観音様のお顔を拝みます。 東海道線。観音様を過ぎると、急に青空が秋晴れになりました。
しっかりnoteを読んだ週末でした。 才能を発揮して受賞をする方、 ご自分の得意ジャンルを皆で楽しむ場へと 企画をする方、 人生を日々ふり返りつつ、常に前を向く方、 寡黙な職人をしっかりサポートし、世の人を美しく輝かせ続ける方、 世界に活動の場を広げ発展に貢献する方、 家族の支えに徹し、心身の健康に心を傾ける方、 瞬間の躍動や季節の変化をアートにする方、 彼方の星の知識を深め、見ること叶わぬ宇宙のロマンを味あわせてくれる方、 海外暮らしの世情を風景と共に届けてくれる