新時代の幕開け 〜ひとつになった世界でも自分らしく生きてゆこう〜
こんにちは! あっというまに5月下旬ですね。世界の国々では『STAY HOME』が解除されて『再開(英語ではRe-Open)』が始まった場所も多いようです。ニューヨーク州においても『部分的な再開』が始まり、わたし自身もHope(希望)を感じる日々が続いております。
そんななか、「わー! 本当に新しい時代が始まったんだ!」と個人的に感動した出来事がありました。そしてその新しい時代で、わたし自身も新しい取り組みをスタートしました。
以下、かたい言葉が多めの文章になってしまっていますが、ご縁のある方にお読みいただけたら嬉しく思います。^^
まえおき: 国連とわたし
わたしは18歳のとき、高校卒業と同時にふるさと群馬県から単身ニューヨークへ渡りました。その主たる理由は・・・『世界平和に貢献するため!』
今でこそ平和のためにできる仕事はたくさんあることが分かりますが、高校生のときのわたしの考えだと、世界平和、イコール国連(国際連合)となり、国連で働くことを夢みて群馬の田舎からニューヨークへ来たのでした。
(※)実際には全部で4つ理由がありましたがここでは割愛します
大学では国際政治を学んだり、国際協力系のサークルを立ち上げてアフリカの発展途上国支援をしたりしていましたが、大学4年生のときに、念願叶って国連本部で長期インターンシップをする機会をいただきました。わたしにとっては、夢にまでみた国連です。その内部(一般は入れない場所)にインターン生として足を一歩踏み入れたときの感覚は、まるで全身の細胞が感動で涙を流しているような感じで、今でも体全体で思い出すことができます。
インターンシップ(合計5ヶ月間)は実り多いもので、終了後には内定もいただいたのですが、最終的に私が選んだ道は、国連ではなく民間企業を通じての世界貢献でした。
(※)民間を選んだ理由をよく聞かれますが、自分の日本人としてのアイデンティティ確立、国際社会における日本国の地位に関する考え、わたし自身の素性などをトータル判断してのことでした。講演会でよくお話させていただいております!
ただ 社会人をしながらも、ニューヨークの平和集会で被爆者の詩を朗読したり、平和に繋がるイベント支援をしたりと、NPOやNGOで積極的な啓蒙活動を行っていました。
2016年に国際人材育成の会社として独立してからはまた国連との繋がりが増え、年数回は国連本部を訪問しています。その他、愛や地球をテーマにした絵本の翻訳を担当させていただいたりと、国連職員という形ではなくても、わたしはずっと自分なりの世界平和活動を続けてまいりました。
写真 (上)国連インターン時代 (下)国連本部人事部長エリクソン氏と
国連75周年記念イベント 『UN75 People’s Forum』
オンライン参加での気づきと感動
とっても素敵な友人の音楽家・ピアニストでミュージック・セラピストでもあるカナさんこと Kana Kamitsubo-Markovic さんが国連75周年イベントで演奏されると知り、私も参加を即決しました。
パンデミック最中なので、コンテンツは全てオンライン。NY時間では平日の午前中だったので、ホームスクールは『特別授業:国連プログラム』として、3人の子供たちも一緒にリビングのテレビにストリーミングして参加しました。
結論から言うと、このイベントに参加したことで、私は 【新時代の幕開けと本当の意味でひとつになりつつある世界、そして情報が開かれた時代の素晴らしさ】を体いっぱいで感じたのでした!!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
国連総会ルーム(世界No.1 の会議室!!!)と我が家のリビングがリアルタイムで繋がっている・・・世界のいろんな国の同志たちとグローバル規模で繋がっている・・・ 内容は複数の公用語に同時翻訳(同時ですよ!?) されている・・・ チャット機能を使って参加者はリアルタイムに意見提出してその場に影響を与えることができる・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なんて素晴らしいんだろう!!!!! と心の底から思いました。
Zoom や Google Hangout などのオンラインプラットフォームは仕事や活動でも多用しているものの、国連と自宅(今は子供たちの学校でもある)が繋がったのは、なんというか 肌感覚でレベルが違いました。
情報は機会。 そして 「機会は人生を作る」
パンデミックによりオンライン活動がグローバル規模で一気に活性化・加速化したことで、これまでとは比にならないほど情報開示が進んだわけで、これまで得られなかった情報にアクセス可能な世の中になってきましたね。
私はグローバルキャリアカウンセラーとして、これまでに2万人以上の方々と向き合ってきましたが、この新しい世界、地球規模で情報が開かれたことで、多くのチャンスが生まれ、多くの方の人生に影響が出てくることと思います。
もちろん、情報開示によって、これまで上手くいっていたことが上手くいかないというケースも出てくる(私自身もそうです)と思うのですが、「機会によって自らを作り上げていくこと」がキャリアディベロップメント(=人生を発展させる) の根本の根本 なので、短期的視野でいろいろと不都合があっても、全体的にみたら本当に素晴らしいことだと思うのです。
大切なのは内面だ! 〜想い・気持ちはしっかり伝わる〜
さて、UN People's Forum に参加するきっかけとなった『Yagull』のオンライン生演奏ですが・・・ 本当に、本当に、素晴らしかったです。
(※)ご興味のある方はコチラから視聴できます
わたしは子供たちと一緒に、Yagullが奏でる音楽を体全体で享受することができるよう、かなりの音量(笑)で聴かせていただきました。
音質という面では途中途切れ途切れになってしまったりもあったのですが、まるで魂でうったえるようなカナさんとサーシャさんの演奏には、魂で感じるものがありました。お2人の内側にある本物の祈り、願いのようなものが、しっかりと伝わってくるのを感じて、自然と涙がながれました。
また『特別授業』を受けた子供たちも、それぞれに感じるものがあったようで、国連プログラムの直後、2人とも自然と制作作業を始めました。ホームスクール・カリキュラムは急きょ『創造のじかん』に変更して、私はお昼ごはんの支度に取りかかりました。
すると、ごはんが出来上がるころ・・・
6才の息子は『From Tai to everyone 僕からみんなへ』というタイトルの
虹の絵を仕上げてもってきてくれました。テーマソングもあるそうで『Together we can change the world みんなで力を合わせれば世界を変えられる』という歌を大声で歌ってくれました。 ふだん本当にやんちゃな子なんですが、あ〜深いところで感化されたんだなと思いました。母として感動しました。
8才の娘は、パソコンに向きあい出したと思ったら『Save Sea Life 海を守ろう』というタイトルの Google Slide を作って見せてくれました(Google Slideの作り方もその場で調べたそうです笑) 美しい海を守るために人類がすべきこと、特にプラスチックゴミを出さないことが大切だと、発表してくれました。
また、お昼ごはんを食べながら「ママ、『Symbiosis』 って知ってる?」と聞かれたので うーん、知らない(汗)と答えたら、『世界には一見関係なさそうに見える二つの生物体が実は互いに助け合って存在しているんだよ。人間とバクテリアも同じだよ。」と教えてくれたのでした。
ああ、今日は特別授業にしてよかったと思いました。
これからの時代も、自分らしく生きていこう!
最近、個人セッションに関するお問い合わせを多くいただくようになりました。わたしのことを思い出してご連絡くださる方々がいらっしゃることに対して素直に嬉しく思い、また感謝の気持ちでいっぱいです。
実は、これまで
国内外の出張や講演会、大型研修、企業や教育団体のコンサルティング案件などで忙しすぎて、個人セッションは、どうしてもお願いしたいとご連絡をいただいた場合のみ対応をさせていただいておりました。
でも
時代が、そして世界が大きく変わろうとしている今
気づきや方向性を求めていらっしゃる方も多いことを実感し、わたし自身も時代に合わせて変わっていく(バージョンアップさせていく)心持ちで、新しいメニューを作って提供していきたいと動きはじめました。
具体的には、一対一でゆっくり、真剣に、愛をもって対話させていただく個別セッションや、生きたい人生を生きるための短期間コーチング、またテーマ別のお話会(気づきと共生の場をイメージ)など、これまでニーズがあってもなかなか整えることができなかった場を、この機会に整備して提供していきたいと思っています^^ (もちろん、研修、セミナー、講演会、人財育成コンサルティングなどもこれまでどおり継続してまいります。)
コロナで不便な生活はしばらく続くかもしれませんが、ご縁をいただけるみなさんと新しいカタチでご一緒できることにワクワクしている自分もいたりします。 詳細は6月半ばにHPにて告知予定です♫
新時代の幕開け・・・
よろしければ
これからの人生を一緒に探求していきませんか。 ^^