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day87 わたしからわたしへのおくりもの。

ここ数日、人と会うことが続いていた。
仕事やプライベート、講座やイベントなど、様々なカタチで、誰かと一緒に時間を過ごす日々。人と会うことはもちろん好きなのだが、HSPゆえにどうしても疲れが溜まってしまう。

そんな訳で、今日は手帳に『休』と書き込んだ。この場合、誰かとランチに行くとか、友達とLINEでやり取りするとかも原則的には無しだ。

先日行けなかった、妙乃湯に行きたいと思っていた。昼過ぎから雪の予報、行くなら早い時間がいいけれど、日帰り入浴は何時からだったかな?と思いサイトを開くと、まさかの

火曜定休!

座っていたベッドからずり落ちそうになりながら、うっかり出発しなかった自分を幸運に思った。

そして、これはもう泊まりに行くしかない。と、何故か急に心が決まった。3月3日は新月、ならば前夜に宿泊して乳頭温泉で新月を迎えようではないか!

サイトの予約ページを眺める。特別室は埋まっているようだ。ひとりで泊まるなら、どの部屋がいいか?基本的に、お高い。悩む。

ツインベッドのある洋室が、ずっと気になっていた。温泉旅館だからといってわざわざ、和室で風情を味わうこともない。
洋室タイプは、ひとりで泊まるなら3万円以上。わぁーん、高いよーう!ひとり旅で今まで最高でも半額くらいだよーう!
と、ザワザワしながらそこで手が止まる。

それでも、ありがたいことにお仕事の報酬を上乗せしてお支払いいただいていたこともあって、自分に何かご褒美を与えたい気持ちがあった。
よし、行くぜ3万円の部屋!と、宿の予約を完了した。

その後、事務所に荷物を取りに出掛けたのだが、運転中ずっと満たされた気持ちが続いていた。嬉しい、ありがとう!という、わたしからわたしへの感謝の声が止まらないのだ。

そう思うと、いつもどこかしら妥協して生きているのかもしれない。
お宿に行けるだけでも充分、いちばん安い部屋でも満足、本当はひとりで行きたいけれど旦那さんが連れてってくれるからありがたい、みたいなことは、全部妥協だ。

この部屋に泊まりたい、それだけの思いで決めた。その嘘偽りなき純粋さに、感謝だ。
いや、自分の選択に今日ほど感動している日もないだろうというレベルだ。


そのお陰か、帰り道に買い物に立ち寄ったドラッグストアではポイントが貯まっていて500円分得することもできた。幸せは幸せを呼ぶのだ。

家で過ごす時間は、少々のメッセージのやり取りはあったものの、基本的には読みかけの本を読み、作りたかった資料をつくり、観そびれていた動画のアーカイブを観て、そして昼寝もして、平和な1日。
予報通りに雪も降ってきたので、明日は自宅で仕事をするつもりだ。

妙乃湯リトリートまでに様々な仕事を片づけられるように、とはいえ詰め込み過ぎずにゆったりと進めておこう。

きっと明日も、
いい日に違いない(。・ω・。)ノ♡


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