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day42 ひとりの時間が欲しかった。

2022年がやってきた。おせち料理も餅も雑煮も食べるけれど、なるべくいつもと同じように生きている。

毎日、とまではいかないが、行けるときは吉方取りをしている。今日は新年最初だ、行ってやるぜ、と誓う。
そこまでは良かったのだが、うっかり旦那さんを誘ってしまったのだ。暇だし行くー、という返事に、やべぇやっちまったと思った。

吉方取りは、基本的にひとりでおこなう。それなのに、自宅にいるからという理由で旦那さんを誘ってしまうとは。しかもコイツ、朝から呑んでいる。運転手としても使えない。ただのお荷物じゃないか。

やっぱりひとりで行こうかなぁ~、と言ってはみたものの、え?なんで?行くけど?という顔。自分で誘っておいて今更断れない、仕方なく連れて行くことにした。


案の定、ただのお荷物だった(失礼か)。
わたしの鞄を助手席に置きたくても、その場所に旦那さんがいて、手渡すと邪魔だと文句を言われる。いや、君のほうが邪魔だったのだよ、とはさすがに言えまい。

吉方取りルーティンの中には、YouTubeでアファメーション動画を観るということがあるのだけれど、ひとりでないと再生すらしたくない。温かい飲み物を飲みながら、この無駄としか思えない時間をただやり過ごすことだけに専念していた。

そこで気づいた。わたしは、吉方取りがしたかったのではなく、ひとりの時間が欲しかったのだ、と。それなのに、うっかり誘ってしまう自分の愚かさよ。

吉方位から戻ろうとすると、買い物に行きたいと言う。わたしは元日から買い物なんか行きたくない。人混みが苦手過ぎて元日の初詣すら避けているというのに。
ということでスーパーまで行き、駐車場で待機することに。

わたしの吉方取りのはずが結局、旦那さんのパシリみたいになっている。つくづく、ひとりで行けば良かったと後悔を募らせる。


その反省を活かして、午後は寝室に籠もってカードリーディング。独りになれることこそが、わたしにとって至福の時間。

違和感を通り越して、不快感からスタートしてしまったお正月。でもそれは、わたしがどうしたいか?を鮮明に知ることができた出来事だ。決して無駄ではない。久々苛ついたけれども。

明日の吉方取りは絶対にひとりで行こう。ちょっと遠出しちゃおうかな、なんて考えつつ。でも初詣はもう少しあとから。人の念が半端ない場所にわざわざ行くのは、ちょっとしんどすぎるからね。


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