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day128 迷惑をかけること、助けてもらうこと。

朝からやってしまった。自損事故だ。
家を出てすぐの場所で、ハンドル操作を誤りブロック塀に追突した。
やっちまったー、愛車を傷モノにしてしまった哀しみ、ショック、自分への情けなさ、さまざまな感情がいっぺんにやってきて、さすがに落ち込んだ。

今日はあまり調子が良くなかった。頭が痛くてやる気も出ない。そして午後から太極拳のクラスなのだが、行きたい気持ちになれず。でも月謝払ってるしな、行かなきゃな、みたいな。
そんな状態で、吉方取りに出掛けようと思ったのが運の尽きだった。

それでも一応、自走できる程度だったため、吉方位までは向かった。そこで改めて車の写真を撮り、旦那さんに送る。
そこから旦那さんがJA共済の担当さんに連絡して、わたしはその後JAに向かうことになった。

さてと、と思っているところに電話がかかってきた。誰かと思ったら、母だった。
くも膜下出血で入院し、リハビリを終えた兄が昨日退院したという。
一応、こちらのナウな現状も伝えておく。

人に迷惑をかけることと
人に助けられることって
似ているようで微妙に違う。

自損事故の話をすると母は『せめて人様に迷惑を掛けなければいいんだけど』と言っていた。
しかし、今回の兄の件で、入院中に自分で病院に行けないため、兄の元嫁(わたしの義姉)に色々世話になった挙句、退院の日も家まで連れて来てもらったのだと言う。

この話を聞いたとき、なんだよ母だってめっちゃ迷惑かけとるやん!と思ったのだが、よくよく考えると、これは迷惑ではなく、助けてもらっているんだな、ということに気づいたのだ。

わたしは、人に助けてもらうことが『迷惑をかけること』だと思っていた。だからこそ、迷惑をかけないように、誰にも助けを求めずに生きて行こうと思っていたのだ。
そりゃあ、苦しい人生に違いない。

そんな今日は、旦那さんから始まり、共済担当さん、事故担当さん、別部署の担当さん、共済連の担当さん、板金屋さん、レンタカー会社さんと、あっという間に諸連絡が行き渡り、わたしはJAで車検証と免許証を見せて、塀の家主さんに詫び入れの菓子折りを買い、板金屋さんに向かい、準備されていたレンタカーで帰宅した。

その間に、Facebookで事故の報告をしていたのだが、たくさんの見舞いのコメントが寄せられ、わたしの心はいつの間にか復活していたのだった。

人のあたたかさを感じる日で、迷惑をかけることと、助けてもらうことの違いに気付かされた象徴的な1日になった。
あと、やりたくないと思ったらやらないこととか、調子悪いときは動かないこともね。

愛車はしばらく入院。
当分は代車生活なのだが、ちょっと笑えたのが代車がNOTEだったということ。
まさに #毎日note な日々になるのであった。

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