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コナス 抗がん剤3回目と隔離解除

1月7日、3回目の抗がん剤治療を受けたコナス。
3回目も同じく血液検査をしてから
抗がん剤投与でしたが
今回は注射のみでした。
抗がん剤治療は初めての体験なので
どんなスケジュールで、
どのような薬を使っているのか
さっぱり???な私ですが
聞いたところで理解できるわけでもないので
医師を信頼して全て任せています。

おかげさまで、お腹を壊したり
吐いたりすることもなく
腫瘍は小さくなっているようで
ホッとしています。
でもご飯を食べた後にうずくまって
背中の毛を逆立てているので
お腹が痛いみたいです・・・
頑張って欲しいな。

抗がん剤は
排泄物に含まれているとのことで
他の猫たちへの影響を考えて
コナス部屋を作り、
ひとりで過ごしてもらっていましたが
ストレスがたまるのか
何日か過ごすうちに
ご飯を食べなくなってしまいました。
隔離のせいかもしれません。

でも隔離をやめるのには
抵抗があります。

健康な人間や
一緒に住む猫たちへの
抗がん剤の影響について
調べていたのですが
調べれば調べるほど恐ろしいことが
書いてあります。
看護師をしている義姉に聞いても
隔離はした方がいいと思う、と言われました。

どうするべきか考えて考えて
コナスが退屈しないようにおもちゃを置いたり
気に入っている爪とぎを置いてみたり
また色々なフードを買って試してみたり
努力をしてみましたが
食べないのはどうしても治らず。

年末年始は娘が帰省してくれている
状況もあったので
何かあれば娘にもお願いできると思い
思い切ってコナス部屋を開け放してみました。

すると・・食べる。お水も飲む。
一生懸命、甘えてくる。
やっぱり・・・
でも、他の猫たちに何かあったら・・
どうしようか、どうしたらいいか。
排泄物はこまめに掃除ができても
ご飯のお皿は大丈夫なのか。
消毒をしなければいけないのだろうけど
いったいどこからどこまで
消毒すればいいのか。

何を調べても「隔離が基本」なので
答えが出てこず悩むばかりでした。
医師に相談してもたぶん
隔離してね、との返事しか
返ってこないだろうし。

結局、最終的には
飼い主がどうしたいか、って
ことなんだよな、と思ったり。

3回目の治療のときに
思い切って医師に相談をしてみたところ
「そこまで神経質になってしまうと
飼い主さんもコナス君もストレスがたまって
しまうから、今のところは
排泄物だけ気を付けて
あとは普通通りに過ごして構いませんよ。
コナス君にとって
ストレスは病気を悪化させる原因にも
なってしまうからね。
どうしても隔離が必要な時は
僕から伝えるようにしますから、
コナス君と一緒にいてあげて」

ツイッターでお友達になった人も
多頭飼いで隔離なしの生活をされていたので
思い切って相談し
たくさんアドバイスをもらいました。

とにかく家の中でゆっくりできずに
バタバタしてたのですが
その「バタバタしている飼い主の様子」を
猫たちが見ることで
かけなくてもいいストレスをかけてしまう
場合もありますよ、の一言にハッとし
確かに、そうかもしれない、と思いました。

気持ちが張りつめる毎日から
少し、解放です。
コナス部屋はとりあえずそのままに
しておくことにします。

今は毎日夜に
私のお腹に乗ってきて
くつろいでいるコナス君。
「今日もお薬ちゃんと飲めて
えらかったね」
「おりこうさんだね」
「かわいいかわいい」
「大好きだよ」
って、たくさんお話をしています。
こういう時間が
一番大切な治療に
なるのかもしれない。